今話題の選手、久保建英からみる日本サッカーの課題


久保建英くんについて過去に色んな記事で取り上げました。

久保建英君に学ぶ、サッカーグローバル人材

日本サッカーのレベルは上がっているの?下がっているの?

代表選考、果たしてその選考選手は世界で戦えるのか

2018年ワールドカップまでにやるべきこと

U-16日本代表候補から日本サッカーの未来を考える

今すぐアマチュア精神を捨ててプロになれ

もうサッカーで世界との差がどうこう言うような時代ではない


興味がある方は全て読んでみてはいかがでしょうか。これらは主に育成年代の選手に向けた記事となっています。


あなたが育成年代の選手で、今後どのようなサッカー人生を歩むかは分かりませんが、もう中学生でもスマホをいじっている時代となり、ちょっとしたサッカー動画を簡単に探すことが可能です。


要するにワールドワイドに自分のサッカー人生をどのようにして生きていくかを決めることができるので、あなたのサッカー人生の学びの一つに「NEWJI」をブックマークしても良いと思います。


今から言うことは久保建英だけの課題ではありません。日本サッカー育成年代全体の大きな課題です。その課題があなたに当てはまっているのかどうかも確認しながら、自分に置き換えて考えてみてください。


サッカー選手としての体格

当たり前の話ですが、先日最年少でJリーグ出場記録を塗り替えた久保建英は、色んなところでサッカー選手としての体格面を指摘されました。


中学生です。平均的な身長は170cm程度でしょう。もちろん、190cm近い選手もいるかもしれませんが、平均的な日本人中学生の身長は170cm程度です。


今後、久保建英の身長がどこまで伸びるのかは不明ですが、身長を伸ばす方法を以下に記しています。是非ご覧ください。


サッカーに必要なフィジカルを高めるために何をしてるの?


世界と対等に渡り合うためには、身長や体格は関係がないと言う人がいます。それはメッシやアグエロ、世界で活躍する小さなドリブラーたちが身長差のハンデを別の何かで補っていると勘違いしているからでしょう。


ただし、それは勘違いです。サッカーにはサッカーをするための最低限必要な体格や身長が必要なのです。


もちろん、アマチュアレベルでサッカーをするのであれば全く問題ありません。ただ、プロフェッショナルの世界では、圧倒的な何かを持っていない限りは、サッカーをするための体格が必要不可欠となります。


久保建英も同じです。今後、身長が174cm止まりであれば、バルセロナで活躍できる選手となれるかどうか微妙なところです。もちろん、サッカー全体を見渡す戦術眼や技術、スキルやマインドは、同年代では世界トップクラスかもしれません。


しかし、サッカー選手の体格は平均以下であることは否めません。ここをどのように克服するかが、久保建英だけでなく日本サッカー界の大きな課題となるでしょう。


日本サッカー協会、Jリーグ、FC東京は、日本サッカーのためにも久保建英の育成計画の中で、サッカー選手としての体格を充実させるためのプランを練らなければなりません。


もしかしたら日本代表が一回の強化合宿で使う費用数百万円を回してでも、久保建英育成計画を練らねばならない状況です。


日本企業の知恵ときめ細かさを結集させて、どうしたら身長を意図的にかつ計画的に伸ばし、サッカー選手としての体格を完成させるのか、その音頭をとるのが日本サッカー協会、Jリーグ、FC東京出でなくてはなりません。


もちろん身長を伸ばすことだけがサッカー選手としての体格面を充実させることではありませんし、時には身体が大きいよりも小さい方がプレースタイルに合う時もあります。


ただ、世界トップクラスの育成と活躍している選手を見ている限りでは、世界一の何かを持っていなければ通用するとは思えません。世界トップクラスの話です。


最低でもドイツ代表のエジル(Mesut Özil)のようなサッカー選手の体格までは育てて欲しいところです。


日本サッカーメディアの取り上げ方

フレディーアドゥーという選手をご存知でしょうか。あなたが現育成年代の選手であれば、その名前を聞いたことがないかもしれません。今は27歳でアメリカのタンパベイ・ローディーズと言うクラブで活躍する選手です。


彼は14歳10ヶ月でプロデビューした元アメリカ代表の逸材と呼ばれていた選手でした。その後彼ののサッカー人生はどうだったのかは、自分で調べて見てください。


全世界のメディアが、非常に若い選手がプロフェッショナルの場でプレーすることを、たとえサッカー以外のスポーツであってもニュースにしないとは思えません。


話題性、関心、興味があることを知っているからメディアは取り上げるのです。


日本のサッカーメディアでも久保建英プロフェッショナルデビューを華やかに報道しました。その中でもニッカンスポーツが報道した「元代表MF橋本、久保の才能「僕は分からなかった」」と言う記事が印象的です。


対戦した長野パルセイロ所属の元日本代表である橋本英郎のコメントが記載されており、久保建英の才能の違いについてこうコメントしている。


いや、僕は分からなかったですね。宇佐美とか家長が本当にすごかったから。彼らの場合は体格の部分も多少(優位さが)ありましたし、キックの精度とかもすごかった。今日の試合だけしか、僕も見ていないので分からない

出典:http://www.nikkansports.com/


宇佐美家長、この2人を初めて見た時の衝撃は確かにすごかったが、久保建英には橋本英郎が言うように彼らのような派手さはない。


それは体格面だけを指すのではなく、いずれ彼自身の大きな壁、課題となるであろう「強さ」がないがために衝撃が走らないのだろう。


15歳の彼の体格面をどうこう言うのはナンセンスかもしれない。なぜなら、彼は3年前は小学生だったからだ。ただ、サッカーメディアとして、彼の体格面における課題や強さを蔑ろにして報道しているメディアが多いように感じる。


久保建英本人が1番よく身体的な差を理解しているだろう。


若さだけを取り上げて報道するのもいいが、数年に1人の逸材とも呼べる日本サッカーの至宝を、どのように育成して行くのか、また1番の課題と考えられる体格面をどうサポートして行くのか、そのような議論を投げかけるサッカーメデイアがあっても良かったのではないか。


身体のことはいずれその時が来たら考えればいいと悠長なことを言っていると、数年に一度のチャンスをまた日本サッカー界は無駄にしてしまう可能性がある。


久保建英には、日本サッカー協会が予算をとって間接的にでも育成しなければならない存在だ。


そもそもメッシタイプなのか

報道を見ていると、久保建英のプレースタイルがバルセロナで活躍するアルゼンチン代表のエース「メッシ」だと表現している。


1番初めに彼を見たときから、今回のプロフェッショナルデビューを通して、一貫してメッシと同様のプレースタイルとは思ったことがない。どちらかと言うと、同じくバルセロナでスペイン代表として活躍する「イニエスタ」の方がタイプは近しいのではないかと思ってしまう。


捉え方、感じ方は人それぞれではあるが、本人は自分のプレースタイルを誰のプレースタイルを参考にしていると答えるのだろうか。


そして、今後プロフェッショナルとなる環境でどのような影響を受けて、どのようにプレースタイルが変化して行くのか。決して久保建英の将来が確約されたとは言えない今の状況で、日本サッカー界は彼が18歳になった時点で、早々にもバルセロナへ再度送り込むような体制を整えていてほしい。


これからさらに能力も心体も伸びるであろう彼を、日本のサッカー環境に置いておくことは勿体無い。本人がどうしたいか、どのようなキャリアを積みたいかにもよるが、日本サッカー界は日本サッカーのために、彼を世界へ送り返す必要があることを知ってほしい。


話題の中心にいる久保建英のプレーを身近(日本)で見れるのは、長くても後3年となるだろう。今すぐ彼を観に行こう。


日本サッカーの1番の課題は、彼のような逸材を最後まで育て上げることができない環境にあるのではないだろうか。

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2 thoughts on “今話題の選手、久保建英からみる日本サッカーの課題

  1. 6歳までお菓子禁止
    幼稚園義務化、大型幼稚園を小学校の近くに建設
    久保君のお父さんは大学までサッカーしていたらしいです。その影響で二才からサッカーしていたみたいです。
    体内の神経は6歳頃まで成長するみたいで、プロピアニストの指先の神経数は一般の1000倍。久保君も神経が発達していると思います。
    年齢毎の育成が必要です。
    幼稚園は神経の発達
    小学生は技術
    中学生からフィジカル
    身長は気温、食事(たんぱく質)、運動(骨に刺激)、睡眠が大事。汗を流すと身長が伸びないみたいだから過度の運動禁止。肉体改造は18才まで。20才から肉体改造禁止。見せかけだけの筋肉はダメ、動けるまでに10年ぐらいかかる。

  2. やま様
    コメントありがとうございます。
    汗を流すと身長が伸びないことは聞いたことがありませんでした。
    最近はJリーグクラブのドクターと話しをする機会が乏しく、近時の育成年代に関する身体の育て方を知りませんが、睡眠は非常に大事なトレーニングの一つと考えています。
    フィジカル面を育てるのか、技術面を育てるのか、どの道世界のトップクラスの選手を育てるには、どちらもバランスよく育てる必要があると思います。
    今後も育成の身体の作り方について学んでいきたいと思います。

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