代表選考、果たしてその選考選手は世界で戦えるのか


EAFF東アジアカップ2015の日本代表選手が発表されました。

このメンバー選考でハリルホジッチ監督が発言した言葉の真意が不明です。

東アジア杯で試したいことは?と言う問いに対して以下のように発言しました。

まず、選手を発見したい。(今後は)A代表におそらく50%ほど国内組が入ってくると予想している。

本当にそうなるのでしょうか。そうであれば、「NEWJIの告白! 強豪サッカークラブが欲しい選手「6つの能力」 」で豪語していた発言が120度ほど覆されることになりそうです。

本日は、果たして今選ばれた選手が日本代表選手としてロシアW杯までの3年で成熟し、世界の強豪と戦えるのかを考えたいと思います。

代表メンバーが国内組50%の比率なれば、35歳になったメッシがJリーグに移籍する可能性がある

代表メンバーのアカデミー比率を念のため確認しておこうと思います。

GK

東口 順昭 ガンバ大阪
日吉台ウイングス
FC OWLS INTER.HIRONO
ガンバ大阪ジュニアユース
洛南高校
福井工業大学
新潟経営大学

西川 周作 浦和レッズ
宇佐FC
大分トリニータU-15
大分トリニータU-18

権田 修一 FC東京
さぎぬまSC
FC東京U-15
FC東京U-18

DF

水本 裕貴 サンフレッチェ広島
御薗SSS
伊勢SCジュニア
三重高等学校

丹羽 大輝 ガンバ大阪
南花台JSC
ガンバ大阪堺ジュニアユース
ガンバ大阪ユース

槙野 智章 浦和レッズ
井口明神FC
サンフレッチェ広島jr.ユース
サンフレッチェ広島ユース

森重 真人 FC東京
広島高陽FC
サンフレッチェ広島ジュニアユース
広島県立広島皆実高等学校

太田 宏介 FC東京
つくし野SSS
FC町田ゼルビアジュニアユース
麻布大学附属渕野辺高等学校

米倉 恒貴 ガンバ大阪
西小中台FC
FC千葉なのはな
千葉県立八千代高等学校

藤春 廣輝 ガンバ大阪
クサカSS
EXE’90FC
東海大学付属仰星高等学校
大阪体育大学

遠藤 航 湘南ベルマーレ
南戸塚SC
横浜市立南戸塚中学校
湘南ベルマーレユース

MF

柏木 陽介 浦和レッズ
神戸市立松尾小学校
御津町立御津小学校
御津町立御津中学校
サンフレッチェ広島ユース

武藤 雄樹 浦和レッズ
FCシリウス
FC湘南ジュニアユース
武相高等学校
流通経済大学

山口 蛍 セレッソ大阪
箕曲ウエストサッカークラブ
セレッソ大阪U-15
セレッソ大阪U-18

米本 拓司 FC東京
瑞穂SC
伊丹FCジュニアユース
兵庫県立伊丹高等学校

谷口 彰悟 川崎フロンターレ
熊本ユナイテッドSC
熊本県立大津高等学校
筑波大学

柴崎 岳 鹿島アントラーズ
野辺地SSS
青森山田中学校
青森山田高校

FW

興梠 慎三 浦和レッズ
宮崎東SSS
東大宮中学校
鵬翔高校

倉田 秋 ガンバ大阪
FCファルコン
ガンバ大阪ジュニアユース
ガンバ大阪ユース

永井 謙佑 名古屋グランパス
北九州市立医生ヶ丘小学校
北九州市立浅川中学校
九州国際大学付属高等学校
福岡大学

川又 堅碁 名古屋グランパス
周布スポーツ少年団
東予市立東中学校
愛媛県立小松高校

宇佐美 貴史 ガンバ大阪
長岡京サッカースポーツ少年団
ガンバ大阪ジュニアユース
ガンバ大阪ユース

浅野 拓磨 サンフレッチェ広島
菰野町立八風中学校
三重県立四日市中央工業高等学校

先日、データスタジアム株式会社より、Jリーグ公式サイトでJリーガーの出身地域がインフォグラフィックで掲載されていました。

  
出典:http://www.jleague.jp/

今回の代表メンバーは海外組は含まれておらず、国内組で形成された代表となっています。

出身地域やクラブからも見て取れますが、海外で育った選手が1人もいないのが現状です。
※実際には永井謙佑がWikipediaでは1994年 -1997年ブラジルミナスジェライス州イパチンガ市 カリルテニスクラブに所属とされている。(しかしテニスかサッカーかは不明)

現在日本に一時帰国中(まさかの久保建英の二の舞を受けての帰国?)のレアルマドリード所属の中井卓大や、FC東京に所属している久保建英ら将来有望とみられる選手が代表に入った時、初めて出身クラブの経歴に海外クラブの名前が載ることになるでしょう。

ハリルホジッチ監督の発言通りに、代表メンバーの国内組の割合が50%まで高まるのであれば、その多くの代表選手は世界のリーグを選ばずJリーグでプレーすることを望んでいることになり、とどのつまりはJリーグが既に世界屈指のリーグとなっていることが大前提であるかもしれません。

そうなると、世界屈指のスーパースターがJリーグ開幕当初のようにJリーグに来る日はそう遠くないかもしれません。

ハリルホジッチ第二の発言、得点力のあるFWを探している

ある程度試合を実際に観た指揮官は、代表メンバーで必要な「点が取れる選手」を探しているようです。

なぜ、これまで多くのデータを活用した分析をしていたのにも関わらず、肝心の得点を取るFW探しについて迷いがあるのでしょうか。

ハリルホジッチにオススメする選手として、以下の選手が挙げられます。

大久保嘉人
佐藤寿人
大黒将志
家長昭博
田中順也

年齢の問題でしょうか。ならば、国内組だと宇佐美貴史(早々に背番号10番を)、浅野拓磨(第二の岡崎)を招集しているので、海外組だと武藤嘉紀(中田英寿のFW版)、南野拓実(アイマール的存在に)、宮市亮(覚醒期待)あたりを招集すれば、得点力不足も解消されそうな気がします。

最終的な奥の手は帰化しかないのか

日本人選手を「代表」の場で育てるのには多少の疑問が残りますが、代表に呼んで覚醒を期待するためにあえて自意識を芽生えさせるのは期待が出来そうです。

日本人もやり続ければ世界で十分通用するどころか、若くして世界基準に達することは可能だと考えています。

シリコンバレーで最も有名な日本人起業家、福山太郎

アメリカのシリコンバレーで活躍している若手ビジネスマンもいることからも分かるように、最初は誰もが皆ゼロからの状態でスタートを切り、紆余曲折を経て「やり続けた」先に方向性が見えてきて、成熟した経験とスキルを代表で還元できるような仕組みが必要かと思います。

要するに、Jリーグだけしか経験していない選手がもつモノサシは、Jリーグ用であり海外用ではありません。なぜなら、海外では単位が異なる場合があるからです。
※遠藤保仁のように代表経験豊富で海外を知る場合を除く

日本サッカー協会ならびに代表監督が、日本サッカーの将来のために繋がるような仕組みづくりが出来ないのであれば、おそらく「得点力のあるFW」探しの結果は、外国人の日本人帰化が、その回答となるのではないでしょうか。

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