サッカーの動画分析アプリは、タグ付けによる頭出し、チーム内共有、AIによる自動検出など得意分野が分かれており、価格帯も月額数百円のものからクラブ向けの年間契約まで幅があります。ここでは国内で利用できる主なアプリ/サービスを、料金プランと機能の両面から一覧で整理します。
部活動の自主分析なのか、クラブ全体の映像運用なのかで適した選択肢が変わるため、まずは料金表と機能表を並べて比較してください。
料金プラン比較
チーム単位の契約型、個人向けサブスク、買い切り型が混在しています。初期費用や映像容量の上限も併せて確認が必要です。
| アプリ名 | プラン | 料金(税込) | 対応OS |
|---|---|---|---|
| SPLYZA Teams | チーム向けプラン | 16,500円~/月、初期費用22,000円(初回のみ)、1ヶ月無料トライアルあり | iPad対応(macOSは未検証) |
| SPLYZA Motion | 個人向けAI動作分析 | 月額5,980円~ | iPhone・iPad |
| Hudl(Sportscode) | Bronze(年間契約) | 76,478円/年、映像40時間分 | PC/クラブ向け(詳細はHP非公開) |
| Hudl(Sportscode) | Silver(年間契約) | 137,660円/年、映像100時間分 | PC/クラブ向け(詳細はHP非公開) |
| Hudl(Sportscode) | Gold(年間契約) | 244,728円/年、映像200時間分 | PC/クラブ向け(詳細はHP非公開) |
| SoccerCut Pro | サブスク版 | 月額390円(シーン切り出し+エフェクト機能、要ネット接続) | スマホアプリ |
| SoccerCut Pro | オフライン版(買い切り) | 8,000円(初回ダウンロード後はネット接続不要) | スマホアプリ |
| AIスポーツトレーナー | 無料~有料プラン | 無料~ | — |
出典:SPLYZA Teams 公式 https://products.splyza.com/teams//ジースポート https://www.gsport.co.jp/blog/yugamiru/motion-analyzer-comparison-2024//szkknsk.com https://szkknsk.com/tool//daichimatsumoto.blog https://daichimatsumoto.blog/soccercut-pro//AIスポーツトレーナー https://ai-sportstrainer.com/columns/soccer-practice-app-comparison/App Store https://apps.apple.com/jp/app/splyza-teams/id1050899495
料金表から読み取れる価格帯
- 個人・少人数で使う切り出し中心の用途:SoccerCut Pro のサブスク版が月額390円、買い切りのオフライン版が8,000円。
- チーム運用:SPLYZA Teams は月額16,500円~に加え、初回のみ初期費用22,000円。1ヶ月の無料トライアルが用意されています。
- クラブ規模の映像運用:Hudl(Sportscode)は年間契約で、Bronze 76,478円/40時間、Silver 137,660円/100時間、Gold 244,728円/200時間と、映像容量に応じた段階制です。
- フォームや動作の数値化:SPLYZA Motion が月額5,980円~、AIスポーツトレーナーは無料プランから試せます。
機能比較(タグ付け・共有・AI自動検出)
同じ「動画分析」でも、プレー映像を切り出してチームで共有するタイプと、身体の動きをAIで解析するタイプに分かれます。
| アプリ名 | タグ付け機能 | 共有機能 | AI自動検出 | 対応OS |
|---|---|---|---|---|
| SPLYZA Teams | あり(自由作成可、試合中もタグ付け可能、自動集計) | あり(チーム内クローズドSNS、動画の管理・共有・編集) | なし(手動タグ付け中心) | iPad対応(macOSは未検証) |
| SPLYZA Motion | — | — | あり(AIによるマーカーレス動作分析) | iPhone・iPad |
| Hudl(Sportscode) | — | — | — | PC/クラブ向け |
| SoccerCut Pro(部員向けアプリ想定) | あり(部員・生徒が動画にタグ付け・加工しチーム内共有) | あり(ネットワーク経由でチーム共有) | なし | スマホ(要ネット接続、サブスク版) |
| AIスポーツトレーナー | — | — | あり(AIフォーム分析) | — |
出典:SPLYZA Teams 機能紹介 https://products.splyza.com/teams/about//SPLYZA Teams 利用ガイド https://products.splyza.com/teams/guide//ジースポート https://www.gsport.co.jp/blog/yugamiru/motion-analyzer-comparison-2024//daichimatsumoto.blog https://daichimatsumoto.blog/soccercut-pro//AIスポーツトレーナー https://ai-sportstrainer.com/columns/soccer-practice-app-comparison/szkknsk.com https://szkknsk.com/tool/
タグ付けの位置づけ
SPLYZA Teams のタグ機能は、DVDのチャプターのように映像の頭出しができる仕組みで、タグは自由に作成でき、試合中にもタグ付け作業が可能です。付けたタグは自動集計されるため、シュートやセットプレーなど場面別の振り返りがそのまま回数の把握につながります。SoccerCut Pro も部員が自分で動画にタグ付けして加工し、チーム内で共有する使い方が想定されています。
AI自動検出が向く場面
SPLYZA Motion はAIを用いた自動認識によるマーカーレス動作分析で、動作環境は iPhone・iPad です。AIスポーツトレーナーはAIによるフォーム分析を備え、無料プランから利用できます。キック動作や走行フォームなど、個人の身体の使い方を確認したい場合はこちらのタイプが対象になります。
用途別の対応表
前出の比較内容を、使う目的の側から整理します。
| 目的 | 該当するサービス | 費用の目安(税込) |
|---|---|---|
| 試合映像のシーン切り出しを安く始めたい | SoccerCut Pro | 月額390円(サブスク版)/8,000円(オフライン版買い切り) |
| チーム全員で映像を共有し、タグで振り返りたい | SPLYZA Teams | 16,500円~/月+初期費用22,000円(初回のみ) |
| 個人の動作をAIで数値化したい | SPLYZA Motion/AIスポーツトレーナー | 月額5,980円~/無料~ |
| クラブ規模で年間を通して映像を扱いたい | Hudl(Sportscode) | 76,478円~244,728円/年(映像40~200時間) |
| まず費用をかけずに試したい | SPLYZA Teams(1ヶ月無料トライアル、アプリ本体は無料ダウンロード)/AIスポーツトレーナー(無料プラン) | 無料 |
出典:SPLYZA Teams 公式 https://products.splyza.com/teams//szkknsk.com https://szkknsk.com/tool//daichimatsumoto.blog https://daichimatsumoto.blog/soccercut-pro//ジースポート https://www.gsport.co.jp/blog/yugamiru/motion-analyzer-comparison-2024//App Store https://apps.apple.com/jp/app/splyza-teams/id1050899495
導入前に確認したい項目
- 端末環境:SPLYZA Teams は App Store 版を無料でダウンロードでき、iPad に対応していますが macOS では検証されていません。SPLYZA Motion は iPhone・iPad が動作環境です。
- ネット接続の要否:SoccerCut Pro はサブスク版が要ネット接続、オフライン版は初回ダウンロード後はインターネット接続が不要です。遠征先や通信環境の弱いグラウンドで使うなら差が出ます。
- 容量の上限:Hudl(Sportscode)は年間契約のプランごとに映像時間の枠が40時間、100時間、200時間と決まっています。年間の試合数と撮影時間から逆算してプランを選びます。
- 初期費用の有無:SPLYZA Teams は初回のみ22,000円の初期費用が発生します。月額だけでなく初年度の総額で比較します。
- 無料で試せる範囲:SPLYZA Teams の1ヶ月無料トライアルや、AIスポーツトレーナーの無料プランで操作感を確かめてから有料に移る流れが取れます。
分析後の記録と管理
切り出した映像やタグの集計は、試合ごとに残しておくほど練習メニューとの対応づけがしやすくなります。チームの映像と気づきをまとめて管理する手段としては、動画分析の機能ページ https://newji.jp/features/video-analysis/ も選択肢になります。