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サッカー保育、一時預かりサービスを求む


世の中にはサッカーの試合に行きたくても行けない選手がいる。それは試合を観る、プレーするの両方でだ。


そんな選手はどんな選手かというと、子育てに奮闘中の新米パパをも兼業している選手である。


子どもが3歳を超えた頃、ようやく自分もサッカーに行くことができるような環境が整いつつある。


しかし、3歳未満の子を抱える選手としては、なかなか試合に行きたくても行けない現状がある。


嫁が許さない状況

まず、3歳未満の子を抱える選手は、既に大学を卒業して、平日は何かしらお仕事をしている方が対象だろう。


最近では晩婚化も進み、30代後半でバリバリのサラリーマン兼新米パパも含まれることは間違いない。


例えば妻が、あなただけの稼いだお金で家族を養っている、いわゆる専業主婦であるならば、あなたの発言権は多少は多めに見てもらえるかもしれない。


しかし、最近では専業主婦でも家庭内での立場であなたを上回っており、子育てのイロハだけでなく家事をきっちり分担するよう求めてくる妻は決して少なくはない。


そして、妻が例えば共働きであなたの給与とは別に働いて稼いでいる場合は、ほぼあなたと同等の立場でモノを言ってくる。


しかも、ストレートに子育てをしろと言うのではなく、まだ言葉も完全に理解できない子どもに対して「パパは休日もサッカーに行くんだって、いいねパパは自由で」と、遠回しに無言のプレッシャーをかけられてはどうしようもない。


家庭内の立場が逆転する、もしくは完全にあなただけの給与で家族を養うことが出来るならば、ようやくあなたは毎週訪れる休日開催のサッカーに出向くことができるだろう。


保育士の状況

保育士の給与が決して満足するものではないと聞いたことがあるかもしれない。


子どもが好きだからと言う理由で保育士になる人であっても、毎日我が子ではない子どもの相手をするのは無意識にストレスもたまるはずだ。


そして給与は満足するものではないという状況に、元保育士の8割は保育士に復帰したくないと言っているようだ。


「給料あげろ!そしたら戻る!」元保育士の8割「復帰したくない」<調査結果・上>


「破水しても早退できなかった」元保育士たちが「辞めた理由」を激白<調査結果・下>


こちらアンケートでは、元保育士が復帰するために必要だと感じる報酬アップ学額の境目が10万円であると述べている。


「給与が低いから」と回答した人に対して、月給が5万円アップしたら復帰したいかどうかを質問したところ、「復帰したい」と答えた人は21.6%にとどまった。一方、月給が10万円アップした場合については、86.5%が「復帰したい」と答えた。

出典:https://www.bengo4.com/


元保育士は資格を有しているため他人の子を保育することができるが、復帰はしたくないという状況に対し、もしかしたら現状は保育士とは違う仕事をしている人が多いかもしれない。もしくは、保育に関わりたいがどうしても報酬と業務量が釣り合っていないと感じている人が多いのだろう。


サッカー界は元保育士を大歓迎している状況

本大会では、厳選された有資格者の元保育士が、あなたの大事なお子様(3歳未満も可)をお預かりするサービスを提供しております。


そんな大会があれば、子育て中の選手を多く抱えるクラブの代表は、そんな選手を試合に呼べる口実となるため、大会への参加申込をするかもしれない。


クラブに帯同、元保育士があなたのクラブで中心となる育児パパを試合に参加させます!


そんなサービスがあれば、選手が妻に対し「今日の休日はお前の好きなように過ごしていいよ、俺のクラブが子どもをみてくれるから」なんて言うことも言えるかもしれない。


いずれにせよ、元保育士が大会やクラブに帯同するような状況は、育児パパや育児パパを抱えて試合に来れないクラブ代表の悩みを解決することができる可能性がある。


サッカーは11人でプレーする競技であり、クラブは最低でも11人の選手を抱えていることになる。そんなクラブが週一で試合をする場合、1ヶ月最大でも5週あることを考えると、先ほどの元保育士の復帰条件である10万円を賄うには、選手一人当たり1818円の負担で元保育士1人を毎週1回クラブに帯同させることができる。


言うまでもないが、大会となるとなおさら一人当たりの負担は少なくて済むようになる。


育児に関する法律を洗い出し、元保育士への条件面をもっと精査すれば、サッカー界での「保育」需要がないことはなく、ビジネス面でも十分に採算が合うようなサービスかもしれない。


元保育士とサッカー界が協力して、労働を生み出しサッカー界が活性化するこのようなサービスがあれば、育児パパも嫁に恐れることなくサッカーに行くことができるだろう。

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