【対談コラム】サッカー × それぞれの視点
サッカーを軸に異なるフィールドで活躍する3名が集い、それぞれの視点から語り合う対談コラム。
育成年代の指導に最前線で携わる元プロサッカー選手・遠藤。
IT企業を経営しながら、年に一度だけピッチに立つ現役サッカー選手・生田。
サッカーに関心を持ち、サッカーを語ることを楽しむ女優・櫻井。
サッカーという共通のテーマを持ちながら、それぞれの立場や経験が異なる3人。
指導者の目線、経営者の視点、そしてサッカーを楽しむ側の感性。
交わることで生まれる新たな気づきや発見を、ぜひお楽しみください!
生田:吉岡宗重さんのインタビューを読んで、まさにサッカーの世界の厳しさを感じたよね。鹿島アントラーズでの14年、特に鈴木満氏との関係からたくさんのことを学んだんだろうな。
遠藤:そうだね。吉岡さんが鹿島に移った理由や、満さんからの言葉には一種の運命を感じるよ。強化部として彼らの勝利への執着心に魅了されたんだろう。
櫻井:鈴木満氏との仕事の中で学んだ「一体感を作ることの重要性」って、まるで映画やドラマのチーム作りのようね。それが強豪クラブを維持する秘訣だなんて素敵だわ。
生田:一体感というと、IT業界でもプロジェクトを成功させるためには必要不可欠なんだ。チームが一丸となって新しい技術を導入すると、顧客も驚く成果が得られるし、サッカーでも同じだと思うよ。
遠藤:そう、どんな分野でも一体感は重要だね。選手たちの個性を引き出しながら、全員を同じ方向に向かわせるリーダーシップは、まさに鈴木満氏のすごさだろうね。
櫻井:選手だけでなく、コーチやスタッフまで目を配る必要があるって言ってたけど、それってやっぱり現場でないとわからない大変さがあるのかしら?
生田:まさにそうだよ。ITでもサーバーダウンからスタッフの精神状態まで、細かいことに気を配らないと大混乱になることもある。サッカーもそんな些細なコトが試合結果に影響するんだろうな。
遠藤:そう、だからこそ吉岡さんがピッチだけでなく全体の動きを見ることを学んだのは大きかっただろうね。上司の期待に応えるためにアンテナを張り巡らせるのはすごく重要だ。
櫻井:でも、満さんに恩返しができなかったと悔やんでいる部分もあるみたいだね。自分を呼んでくれた人に応えたい、その思いが届かないのは辛いわね。
生田:僕も企業家として思うことがあるけど、先代が築いた文化や実績を引き継いで発展させるのは本当にプレッシャーが大きいからな。吉岡さんの気持ち、よくわかる。
遠藤:そうだね。彼の努力が報われない形で終わったのは残念だけれども、新たな場所で経験を活かして頑張ってほしい。彼の再チャレンジに期待したいね。
櫻井:最初は大分でのキャリアから始まったけど、今また大分に戻ってきているんだね。新たな環境でリベンジできたら素敵だね。
生田:きっと彼ならやれるよ。かつての経験を活かして、再び大分を強豪に導いてくれると信じたいね。挑戦を楽しんでほしい。
遠藤:うん、その通りだ。吉岡さんが新しい地でどんな変化を起こすのか楽しみにしているし、これからの大分の成長が楽しみだよ。
櫻井:サッカーの裏側って、こういう現場での努力の積み重ねなんですね。本当に感心します。これからもサポートしていきたいです。
生田:サッカーもITも現場を知る人たちが組織を変えていくんだ。吉岡さんの旅、そして彼が生み出すであろう新しい成果に期待しよう。
遠藤:あぁ、吉岡さんにとって再出発は大変かもしれないけど、逆にそれが新しい目標になると思うし、彼のさらに大きな成長を感じれるかもしれないな。
櫻井:本当に、サッカーを通じて人が成長していくストーリー、素敵ですよね。応援したくなります。
生田:全くその通りだよ。さあ、ここからがまた新しい試合の始まりだね。ずっと続くこの挑戦を、共に見届けましょう。