3種別が、同じ日に動いていました。
青森県サッカー協会のサイトに10月10日付で出ていた案内を開くと、青の煌めきあおもり国スポ 第80回国民スポーツ大会のサッカー競技会が開幕したとある。青森県は少年男子と少年女子がともに1回戦を突破し、翌11日は3種別で試合が行われる、と書かれています。
女子の育成年代が全国のどこへ向かっているのかを数えるとき、国民スポーツ大会を長いあいだ勘定に入れていなかった。頭に並ぶのはJFA 第31回全日本U-15女子サッカー選手権、JFA 第30回全日本U-18女子サッカー選手権大会、JFA U-15女子サッカーリーグ2026 関東、JFA 第17回全日本U-15女子フットサル選手権大会のほう。どれも名前の頭にJFAが付いていて、協会や県協会のページを順に開いていれば自然に目に入ってくる。国スポは競技の数だけ別のページがあるので、サッカーだけを追っていると視界から外れます。
それでも日程表の上では、少年女子が少年男子と同じ列に置かれている。
県の名前でチームを組む一日
国スポの少年女子は、クラブ名でも学校名でもない三つ目の名前で出ていく。チーム名の欄に入るのは都道府県の名前。ふだん所属している場所をいったん外して、県の代表として並ぶ日が年に一度あります。
その選手たちがふだんどこにいるかは、ばらばら。Jクラブ系の女子アカデミー、WEリーグクラブの下部組織、街クラブ、学校の部活動。U-15の年代ではJFA U-15女子サッカーリーグ2026 関東のように地域単位でリーグを組んで、ようやく年間の試合数が確保されている。全日本U-18女子サッカー選手権の県予選に単独で出ていけるチームが一つの県にいくつあるかを考えると、県の名前で一つ組むやり方は、その細さを県がまとめて引き受ける形になっている。
以前、県名がそのままチーム名に入る女子U-16の結果を並べたときも、立ち方は同じだった。県が選手を集めて、県の名前で試合に出す。国スポはそれを総合大会の日程の中に、少年男子と対等の1種別として置いています。
同じ10月11日、マレーシアでは別の1試合が組まれていた。AFC U-17女子アジアカップ中国2027の予選で、インドのU-17女子がシリアに2-0で勝って2試合で勝点6とし、最終戦の相手が開催国マレーシア。グループの首位になった1チームだけが本大会に進む。前半6分と後半9分に決めた選手は、初戦のイラク戦の5点と合わせて2試合で7点を挙げています。58分には雷雨が近づいて試合が止まり、30分近く待ってから照明の下で再開した。
インドの10月11日は、勝てば2027年の本大会へ続く日。青森の少年女子の10月11日は、国民スポーツ大会の2日目。同じ日付の上に置かれた試合でも、その先に何がつながっているかはまるで違う。少年女子の試合は、勝ち上がった日数のぶんしか続かない。1回戦で終わる県なら、県の名前を背負うのはその1日だけ。
1年に何日、県の名前で立てるのか
数えるべきは、全国大会がいくつあるかではなく、一人の選手が1年のうち何日、県の名前のチームで試合に出られるか。国スポの少年女子は、勝てば翌日があり、負ければその日で終わる。青森県は少年男子も少年女子も1回戦を突破したので、翌日の日程表に両方の名前が残った。残らなかった県の少年女子は、その年の都道府県選抜としての出場が1日で閉じている。
そして、この種別が立っているということは、県協会が男女両方の選抜を同じ年に編成しているということ。少年男子のチームを組む作業と少年女子のチームを組む作業が、同じ県協会の中で、同じ時期に並んで進んでいる。JFAの名前が付いた大会名だけを追っていると、この編成の仕事そのものが数の外に落ちる。
女子の育成年代の段を手前から数え直したときに入れ損ねていたのが、まさにここ。県の総合体育大会の中に確保された1種別は、クラブにも学校にも属さない時間を、年に何日か作っている。少ないと言うこともできるし、それでも少年男子と同じ列にあると言うこともできる。どちらで読むかは、その何日かに誰が立ったかを見ないと決められない。
来年の開催県の日程表が出たら、サッカー競技の少年女子が何日目のどの会場に置かれているか、そこから先に開く。
出典: www.the-aiff.com(2026-10-08)