あなたが所属しているクラブや学校は、過去に全国大会へ出場した歴史がありますか?
全国大会に出場したことがなくても、過去にJリーガーを輩出したことがある、または何らかの形で全国に名が知れている、そんなクラブでしょうか。
あなたの所属するクラブは、無名クラブなのか、それとも全国的に誰もが知っている有名なクラブなのか。
ここでは無名クラブに属しているあなたのような選手が圧倒的に多い中で、プロサッカー選手になるためにはどんなことをする必要があるのか考えてみましょう。
プロサッカー選手になった人
まず、あなたが知っているプロサッカー選手を思い浮かべてください。もし、あなたがその選手と一緒にサッカーをしたことがあるならば、あなたにはその選手がなぜプロ選手になれたのか、明確な要因がわかるのではないでしょうか。
プロサッカー選手にも色んなタイプの選手がいます。
サッカーセンスがある選手
サッカースキルが高い選手
身体能力が高い選手
足が速い選手
ドリブルがうまい選手
挙げればもっとあるかもしれませんが、プロサッカー選手には、「あの選手は◯◯がすごいよね」と言う、サッカーにおける代名詞があることが共通点としてあります。
案の定、器用貧乏な選手がプロサッカー選手になれたとしても、そう長くはプロ生活が続かないでしょう。
プロサッカー選手になれなかった人
プロサッカー選手になれた人は、何かしらのサッカーにおける自分の代名詞があることが分かりました。
ではアマチュアのままサッカー人生を終える選手が大半を占める世界で、プロサッカー選手になれなかった人の一番の原因は一体なんだったのでしょうか。
代名詞と呼べるものがない選手
フィジカルが弱い選手
器用貧乏なプレーが特徴である選手
諦めの早い選手
原因は一つではなく複数あるかもしれません。しかし、根本的な理由として挙げられることとして、プロサッカー選手になることを諦めてしまったことがもっとも大きな原因でしょう。
Jリーグでなくても海外まで視野を広げれば、プロサッカー人生を歩めたかもしれません。
プロサッカー選手になるために
サッカーでプロになりたい!そう思う選手は年々増えており、第一生命が発表している将来なりたい職業ランキングでも、6年連続で「サッカー選手」が1位を獲得しています。
ここで言うサッカー選手とは、おそらくプロサッカー選手のことを指しているのでしょう。ちなみに、あなたは何をもってプロサッカー選手と定義しているのでしょうか。
それは何かを考えた場合、サッカーで飯が食えることや、サッカーでお金をもらうことと言った声が聞こえてきそうです。
NEWJIでは、1円でもお金を稼いだ(生み出した)時点で、どんな職業でもプロでなければならないと考えています。
だからこそ言えるのは、舞台が日本や海外のどちらであっても、サッカーをプレーして1円を稼いだ時点で、あなたもプロサッカー選手であり、プロとしてのマインドを持たなければならないと思いませんでしょうか。
当然、1円を稼いだだけでは生活することができませんが、その報酬や年俸と呼ばれる「価値(ここではお金)」を自分で高めていかなくてはなりません。
そこでプロサッカー選手になるために絶対的に必要となることがいくつかあります。
無名クラブの出身者でも、有名クラブの出身者でも、プロサッカー選手を目指す以上、絶対的に必要なこととしては、「フィジカル」と「表現力」です。
まずは、フィジカルに関する記事として、こちらの記事を一度ご覧ください。
おそらく、言いたいことが分かるかもしれませんが、フィジカルはプロサッカー選手としては切っても切れない能力の1つであり、プロサッカー選手の条件とも言えます。
小野伸二級の技術を持ち合わせていたとしても、身長が164cmであれば生き残ることは難しいでしょう。
身長を伸ばすことや、身体を大きく丈夫にするための、最大限の努力が必要です。
次に、表現力に関する記事として、こちらの記事もご覧ください。
何もイエローカードやレッドカードに対する審判への反抗をしろと言っているのではありません。一度下された判定は覆らないので、ルールに従いましょう。
ここで言う表現力とは、サッカーそのものに対する自分の想いのことです。
基本的にJリーグで満足している現役のJリーガーがいたとすれば、それは単なる自己満足に過ぎず、本当の意味でプロフェッショナルとは言い難いと感じています。
Jリーグのレベルが低い、Jリーガーが下手くそ、Jリーグクラブの規模と言ったことを批判しているのではありません。
サッカー選手として、いつまでも上を目指したいと言う気持ちや、挑戦し続ける意欲、そして、それらの想いに全力で立ち向かう姿勢がある選手こそ、本当のプロフェッショナルではないかと感じています。
これら2つのことは、例え田舎の無名クラブであっても鍛えることは可能です。そして、逆に有名クラブの方がこれらサッカー選手に必要な要素が欠けていたりします。
例え10人中9人があなたの所属するクラブを知らなかったとしても、あなた自身がサッカーで上にいきたい、有名になりたい、プロサッカー選手として活躍したいと言う欲望があるならば、「フィジカル」と「表現力」をトレーニングで会得するべきです。
そして、いつか来るだろうチャンスに万全の体制で備えて待ち続けるか、自らチャンスを拾いに行ってみてはいかがでしょうか。
プロサッカー選手になるための道に、近道はありません。最短ルートを確実に探すことをしてみてはどうでしょうか。