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県リーグ所属、いわきFCサッカー思索


フィジカルのいわきFCと聞いて納得する人も多いのではないだろうか。

これまでのサッカークラブとしては考えられないほど、フィジカルトレーニングに費やす時間が長いチームであり、いわきFCと言えばフィジカルといっても過言ではないほどだ。

また、アンダーアーマーの総代理店である株式会社ドームが親会社となり、株式会社いわきスポーツクラブが運営元として、県リーグとは思えないレベルのサッカー施設を持ち合わせている。

今後、順当に福島県リーグから東北リーグへ昇格し、JFL、J3まではいく実力やポテンシャルがあるのではないかと思われる。もちろん、道中では選手の補強が必須ではあるが、いわきFCのサッカー環境を知れば加入したくなる選手が多いのではないだろうか。


いわきFCのトレーニングと施設

壮絶なフィジカルトレーニングを行なっている動画をご覧になった方も多いだろう。また、フィジカルと聞いて走り込みを想像した人も多いのではないだろうか。

いわきFCのフィジカルトレーニングは、ドームアスリートハウスにて行われる筋力トレーニングが有名だ。「日本のサッカーのフィジカルスタンダードを変える」、「リスクを冒さぬ退屈な日本のサッカーを、圧倒的なパワーで変革する」など、クラブが掲げる言葉から見ても、フィジカルトレーニングを重視していることがよくわかる。


ドームアスリートハウス
出典:http://www.domeathletehouse.com/

また、筋トレだけでなく、素晴らしいサッカートレーニング施設を保有しているのも魅力の一つだ。


いわきFCフィールド
出典:https://iwakifc.com/

J2レベルでも自クラブのサッカーコートを持っていないクラブがある中で、いわきFCフィールドと呼ばれる屈指のグラウンドを、いわきFCパーク(クラブハウス兼商業施設)横に併設している。

あなたもこんなサッカー環境を見て、いわきFCに加入したいと思ったのではないだろうか。


どのサッカークラブに入れるかではなく、どのサッカークラブに入りたいか


いわきFCが目指すもの

2017年の福島県1部リーグでは、圧倒的な強さを誇っている。

社会人県リーグの段階で、到底考えられないクラブハウスや施設を持ち合わせていることは分かったのだが、クラブは決してJリーグ昇格やアジアナンバーワンクラブを目指しているわけではない。

あくまでもサッカークラブだが、いわきの街をスポーツを通じて元気にする思索である。サッカーだけでなく、色んな価値を生みだして、そこに共感を生み出し、そこにお金が生まれて、それをまた再投資する。

要は、未来の子どもたちのために環境改善していくことや、指導者の改善に投資するなど、スポーツの産業化を目指しているのだ。

J1やトップリーグに行くことが目的ではなく結果であること、あくまでも目的はいわき市を東北一の都市にすることや、いわきをスポーツを通じて元気にすることである。

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