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可能性は?その観客動員数がJリーグの限界なのか


本田圭佑に言わせると、伸びしろがあるかないかが重要なポイントです。


日本のプロサッカーリーグは3つのカテゴリーまで拡張され、毎週どこかでJ1からJ3までの総計56クラブがJリーグの試合を戦っています。


開催される試合で、そのスタジアムが満員になることもあるでしょう。ただ、そのほとんどが満員になることはありません。


そんな状態を伸びしろがあると言えるのかどうか。


宣伝不足なのか

J3を観戦しました。ガンバ大阪U-23のアウェイ(東京近辺)試合の予定が自分のスケジュールに入っていたので、観に行きたいと思っていました。


目的は5つ。
・児玉コーチはどのしているのか
・二川孝広がどんなプレーをするのか
堂安律がどのようなプレーをするのか
・J3の観客動員数はどのくらいか
・息子の子守


今回、自分のスケジュールに入っていた試合予定だったので、自分の中で今週末はJリーグ観戦をするという意識がありました。


しかし、予定が入っていない時は誰も自分に対しリマインドはしてくれません。そして、試合があることすら忘れてしまうのです。


人は簡単に忘れるもの。意識がなければ何度聞いても忘れるもの。他の予定や他の優先事項がある中で、如何にしてJリーグ観戦の予定を埋めてもらうかが重要です。


伸びしろがないのか

4月10日で開設から1周年となり、動画制作ノウハウをもとに動画でコミュニケーションする新しいメディアの可能性を広げようとするC CHANNELの再生数推移は以下の通りです。


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出典:https://www.atpress.ne.jp/


C CHANNEL(シーチャンネル)とは
http://www.cchan.tv/

ファッションやヘアメイク、フード、トラベルなどの情報を動画で紹介する無料動画ファッションマガジン「C CHANNEL」。クリッパーと呼ばれる世界中のタレントやモデルなど約200人がスマートフォンを使って縦長の動画を撮影し、毎日約100本程度の動画クリップを、Webサイト・専用アプリで更新しています。20代の女性を中心に支持を集めており、動画の再生数が月間1億再生を超えるまでに成長し、現在は一般ユーザーによる動画投稿も可能となりました。

出典:https://www.atpress.ne.jp/


動画を配信しているクラブは少なくはありません。Jリーグの公式ページでも過去の試合動画や最新試合動画、カンファレンスの様子や選手・監督へのインタビュー動画を配信しています。


その再生数やユーザー数の伸び率はどのように推移しているのでしょうか。是非とも情報を開示して欲しいところですが、予測としてはJリーグの観客動員数と同じく、垂直立ち上げ横ばい型で推移しているのではないかと考えられます。


伸びしろがあるかないか、全世界を対象にした場合、まだまだ伸びしろがあるとしか思えません。


もしかしたらサービスの質や提供方法に課題があるのではないでしょうか。


今の状態が限界なのか

浦和レッズの試合はJリーグの中で一番観客が入ります。レッズサポーターも、スタジアム内の応援では、ヨーロッパクラブの試合を観戦しているかのように感じさせてくれる雰囲気を作っています。


それでもスタジアムには空席が目立ちます。タイトル争いや特定のクラブと対戦する時はチケット完売もあり得る状況ですが、それでもまだスタジアムが満員になることは非常に稀です。


そのクラブの抱えるファンやサポーターのキャパを超えたホームスタジアムで試合をしているからなのか、それとも横ばい微増微減を繰り返しているJリーグ観客動員数は、これが限界であるのか。


仮に今の状態を限界と見極めるのであれば、次の手を考えなくてはなりません。しかし、その見極めをしたのであれば日本市場に伸びしろはないと認めざるを得ません。


Jリーグクラブの皆様、私のスケジュールまだまだ空いてますよ?

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