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大都会東京で再建中、ビッグクラブになるために必要なこと

東京ヴェルディは200億円クラブを目指す

巷では東京ヴェルディのビッグクラブ化が密かに進んでいると言われています。200億規模の売上を狙い、Jリーグのみならず、アジアマーケットを獲得するため、現在種まき中とのこと。

皆さんこんにちこんばんは。「進化系サッカーメディアNEWJI」の立案者ryujinです。Uberプロモーションコードはubernewjiでございます。

裏で操作をしているのは、株式会社フィールドマネージメントの並木裕太さんかもしれませんが、賛否両論、何はともあれ机上の空論では意味がありません。

東京ヴェルディ1969フットボールクラブの羽生英之社長のビジョン

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写真:http://wedge.ismedia.jp/

全盛期のヴェルディを知っている方からすれば、今のヴェルディはどのような状況かお察しの通りです。

J2で下位争いをしており、今シーズンは入替戦に回る可能性もありました。かつての名門は完全に輝きを失っているのです。

冒頭の記事は8月に並木裕太さんの取材で羽生社長が公言しているヴェルディ再建案の一部です。

この話、2014年10月11日放送の「FOOT×BRAIN」で並木さんが語った300億ビッグクラブ構想とだだ被るんですね。
※その内容はこちら

誰が何を言おうが構いませんが、もしこの話がコンサルタント(並木さん)の話であれば、ヴェルディ再建案は思うようにいかないような気がします。

なぜなら、羽生社長自ら考案した再建案でなければ、いずれ何処かで行き詰まるのが目に見えているからです。要するに実行(達成)するためのエナジー(意欲)が湧き出てこないのです。

ビッグクラブ化には大賛成

幻の投稿、ガンバ大阪の底力で得たこと 」で、幻の投稿ではビッグクラブ化を取り上げようとしていました。

前節のJリーグで、浦和レッズが満員のホームで宿敵ガンバ大阪を倒し、8シーズン振りに優勝することが、Jリーグの将来に繋がると言いました。

本来は幻の投稿内で浦和レッズビッグクラブ化の第一歩であると言いたかったのです。

そう、今のJリーグでは、東京ヴェルディではなく、浦和レッズがビッグクラブに相応しいクラブと感じています。

売上だけがビッグクラブの第一歩ではない

今後は「Jリーグビッグクラブ化」がメディアで多く取り上げられるようになると思いますが、どうしても視点は売上だけに目がいってしまいがちです。

Jリーグクラブの主な収益源は、
①入場料収入
②グッズ売上収入
③スポンサー収入
おまけで放映権の分配金です。

選手の売り買いは別記事で取り上げていますが、注目すべきはJリーグクラブのコストです。

詳しくはいつかまた取り上げようと思いますが、Jリーグクラブのコスト(支出)割合は圧倒的に選手に支払う人件費です。

ここをどうにかするのはナンセンスですので、どこにメスを入れたらいいのか。

それが②で取り上げたグッズ売上収入に伴うグッズ仕入支出です。

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写真:http://jle.j-league.biz

東京ヴェルディも勿論ですが、Jリーグ各クラブは株式会社ジェイリーグエンタープライズまたは、株式会社ジャミングの言い値買いに、そろそろ終止符を打つべきです。

ライセンスの制限があったとしても、ビッグクラブになるための第一歩として、売上だけでなく仕入にも目を向けなければなりません。

なぜなら、5%のコスト削減は2倍の利益に繋がるからです。

Jリーグ各クラブに購買部、もしくは調達部(仕入を専門とする部隊で原価低減が命題)のある組織がありますか?

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