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インターネットでサッカーの現場に改革を起こす

電通から2014年度における日本の広告費が発表されました。

これまで筆者が属した企業でテレビCMにかける広告予算から、勝手な広告市場規模を独自に想像していましたが、こうして生の数字を見ると驚きを隠せず、広告市場を完全になめていたことを猛省しています。 

総額としては減っているものの、金額にするととんでもない数字で、とてつもない市場なんですね。 

今回はこの発表されている広告費の中で、サッカー界がいったいどれぐらい関わっているのか考察してみることにします。そして進化系サッカーメディアNEWJIがいつの日か関連するであろうインターネット広告のマネーにも注目です。

広告費の総額がどれぐらいすごいのか

サッカー界にとって広告市場は切っても切れない関係となっています。スポンサー収入とスタジアム集客をメインとするJリーグクラブは、より多くの人へ試合を観に来てもらうために、収支ともに多額の広告費をかけています。

 まずは、電通から発表された2014年度広告費の全貌を覗いてみましょう。裏の世界を少しでも知ることで、今までと違った目線でJリーグやサッカーを見ることができるかもしれません。

まずは電通から推定発表されている日本国における全広告費の金額から見てみましょう。
 

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出典:http://www.dentsu.co.jp/ 

総広告費は6兆1,522億円。とんでもない数字ですね。どれぐらいすごい数字なのかを、色んなことと比較してみてみましょう。

国家予算と比べてみる

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出典:https://www.mof.go.jp/ 

こちらは財務省が発表した2015年度の国家予算です。閣議決定した一般会計の総額が96兆3420億円となっています。

日本の会計は「一般会計」と「特別会計」で構成しており、今回の予算案は一般会計の当初予算と言われるものだ。一方、特別会計は特定の事業のために特定の収入を得るもので社会保険料などが該当する。東日本大震災以来の大きな話題となっている、原子力を含む国のエネルギー対策も特別会計となっている。

なんやよく分からないので、ここは完全にスルーしておきましょう。

https://vine.co/v/OKmEgeWjEQ3

旅行観光と比べてみる

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出典:https://www.jata-net.or.jp/ 

こちら日本旅行業協会が発表している観光消費額の2012年度の推計です。25.8兆円が旅行観光に関わる消費額となっています。

筆者も旅行好きなので、少しぐらいはこの数字に貢献しているかもしれません。ちょっと広告費に近づいてきたような気がします。でもやっぱりよく分かりませんのでスルーします。

https://vine.co/v/OKmEgeWjEQ3

ブラジルW杯の経済効果と比べてみる

出典:https://www.assetmanagement.hsbc.com/

こちらはHSBC投信が発表したブラジルW杯で期待された経済効果の数字です。レアルと言うのは、当たり前ですが皆さんがよくご存知のレアルマドリードではありません。レアルはブラジルの通貨です。

2012年8月末時点の為替レートは1レアルが38.6円であり、こちら日本円にして約7.1兆円と試算していたようです。ちなみにこの数字は2010年から2019年までの9年間にわたる経済効果ということで、闇で今も継続中と言うことになります。

これで日本の広告費がどれぐらいすごいのかが、なんとなくサッカー人には分かってもらえたかなと思います。ですので、スルーはできません。

https://vine.co/v/OvvQtl2dZhX

サッカー界とインターネット広告

次に初の1兆円を突破したインターネット広告市場に焦点を当ててみましょう。

2014年の日本の広告費総額は消費増税前の駆け込み需要など色んなことがあった中で、FIFAワールドカップブラジル大会などにより緩やかに成長を続けました。通年では6年ぶりに6兆円超の市場規模となり、その中のインターネット広告市場では初めて1兆円を突破したのです。

まずはこちらをご覧ください。多くのサッカー人、特に現場に近い方は訳の分からぬ語句と説明が並んでいるかもしれませんが、そんなことは気にしないでください。

 
インターネット広告の料金一覧|相場や媒体まとめ【2015年版】 

オウンドメディアとしてNEWJIを育てる予定ですが、お金をかけずにコツコツ地道に記事を綴りながら、いつしかナイスタイミングでチャンスが訪れた時に、NEWJIのサイトを本格的に拡張したいと考えています。

今は書きたいことを書きながらも、実はインターネット広告で手段の一つであるSEOと言う手法を試しています。

サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術やサービス

出典:http://sp.e-words.jp/

自力で媒体評価をコツコツ高めている状況です。ただ、書きたいことを思いつくままに書いていると、SEOという手段を忘れ、いつしかニッチなサッカー馬鹿が記事を書いているだけになっているかもしれません。

サッカー界では思いつくような企業、ブランドは大抵インターネット広告をフル活用しています。先ほど述べたSEOと言う手法もその一つで、企業やブランドが自社で専門家を雇わなくても、WEBマーケティングの専門企業がインターネットの支援をしてくれるのです。

相場はサイトの規模にもよりますが、月額30万から100万程度と言われています。例えばNEWJIをWEBマーケティング企業に支援を依頼すると、おそらく月額5万円ぐらいは取られるのではないでしょうか。

ちなみに筆者は前職でWEBマーケティング企業に7ヶ月勤めていましたが、月額500万円の大型受注を置き土産に退職しました。

逆に考えるとインターネット市場は、ちょっとした専門知識と営業力があれば、とてつもない破壊力を持った市場であり、1兆円を突破した勢いは衰えるどころか、まだまだ伸びていくことが予想されます。

Jリーグも、もう少し色んな形でインターネット広告をうまく活用してみてはどうかと思います。

サッカーの現場でインターネットを活用できそうな予感

現場と言っても、Jリーグの試合や大手スポンサー企業がついたような試合は考えていません。そこに改革を求めていませんし、日本サッカー協会が本気を出せばなんとでもなるからです。

しかし、末端の現場はどうでしょうか。実はまだまだ現場ではインターネットを活用できる場がごまんと存在していると思っています。企業からすると完全なブルーオーシャンなはずですが、なぜサッカーの現場に参入しないのか。なぜアナログでローカルな世界のまま、まかり通っているのか。

日本サッカーの未来を考えて、より現場に近いところで起きている問題を、インターネットで解決すべく考察を、NEWJIでは続けたいと思います。

サッカー専門企業として、その道のスペシャリスト集団に乞うご期待。

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