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サッカー選手として失敗して欲しくないこと第三弾


サッカー選手として失敗して欲しくないこと第一弾

サッカー選手として失敗して欲しくないこと第ニ弾


何もしなくても時間はあなたの意思を無視してどんどん過ぎ去っていきます。


やるリスクとやらないリスクの話をしましたが、今この瞬間にやるかやらないか、人生はそれの連続でしかありません。


自分に弱い人こそ、このシリーズを読んで自分を鼓舞するなり自分のモチベーションを高めるようにしてください。


あなたのサッカー人生は決して長くはありません。チャンスはそう何回も来るものでもありません。いつどの段階でどんな風にチャンスが到来するかは分からないので、常に万全の準備をしてそのチャンスを掴み損ねないようにしなければならないのです。

あなたがサッカー選手である以上、まだ明日からでもやれることはあるはずです。遠藤保仁から言わせると、明日やろーはバカヤローです。あなた次第では今からかえることができるのです。


是非、この「サッカー選手として失敗して欲しくないこと」シリーズを読んで、あなたのサッカー人生をもう一度振り返って見てください。


対話ができる力を身につける

サッカー人生で指導を受ける指導者は、アマチュアの選手で多くても10名〜20名でしょう。プロになるともう少しだけその数が増えたりします。


その10名ないしは20名の指導者は、もちろん皆それぞれで主張することが異なります。


あなたはその多くの指導者たちと対話が出来なければなりません。一方的に指導を受けるのは中学2年生まででしょう。中学3年生からはサッカー選手としては成人です。


15歳までにサッカーを理解しろ、技術を身につけろ、武器を見つけろと言っているわけではありません。指導者と対話が出来る力を身につけろと言っているのです。


自分が選手として指導者に与えるものの量が少ないと、本当の対話とは言えません。


なぜ対話する力が必要かと言うと、理由は大きく分けて2つあり、その1つは「自分のサッカー観を確立すること」です。


自分のサッカー観がなければ、指導者と対話することなどできません。そして、指導されたことだけを鵜呑みにしてしまって、本来の自分のプレーと能力を最大限まで発揮する気はできないでしょう。学ぶ姿勢をやめろと言っているのではなく、自分のサッカー観を持って指導者と対話できる力を身につけろと言っているのです。


2つ目は、「自分の成長速度を速めるため」です。色んな指導者と色んな話ができるようになると、新たな気づきや自分では考えつかなかったアイデアが自分で発見できるようになり、それを素早く自分のプレーに反映させることが可能となります。


トライアンドエラーの繰り返しを地道に徹底してできる選手は必ず成長します。その繰り返しをする上で、自分だけの考えや知識だけでは得ることができないものを、指導者から得るようにするのです。そしてその速度が早ければ早いほど成長するスピードも速くなり、結果的に自分に全て返って来るのです。


それらが対話をする力を身につけなければならない理由です。サッカー人生は非常に短く、サッカー指導者との出会いも限りがあり、その中で自分の成長を最大限まで伸ばすためには、対話力が必ず必要な力となります。


毎日の積み重ねでしかない

サッカー選手として夢や理想やゴールを設定する必要があるとNEWJIでは何度も言ってきましたが、結局はあなたが毎日をどうすごすかで、そのこと自体が成されるかが決まってくるのです。


「今」の連続でしかないことを理解できずに、理想や夢を掴み取るためには別の何かがあると勘違いしても仕方ありませんし、「今」と向き合わなければ未来を見ることなどできません。今しかないのです。


サッカー人生でも同じことがいえます。今やるからこそ明日があり、週末の試合があり、将来の自分のプレーする環境が自ずと決まってくるのです。


さらに言うと、周りのあなたを評価する人はあなたのどこを見ているのでしょうか。やはり「今」でしょう。あなたの過去の実績や戦績、個人タイトルや噂を聞いているかもしれません。しかし、実際に目で見てどうかを感じるのは「今」なのです。


そもそも過去だけを見て今を見ていない指導者や評価者がいるのならば、それは気にしなくても良いでしょう。


そう考えると、やっぱり「今」その瞬間、どんな時でもどんな場所でもどんな相手でも全力で戦うことが必要になるのです。


大きなチャンスはそう何回も訪れません。

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