第17回と第5回。女子U-15フットサルの全国大会は、県の要項の中で17年ぶん積まれている

第17回。

徳島県サッカー協会のページに9月のあたまに上がっていた大会要項の、名前の頭に付いていた数字です。JFA 第17回全日本U-15女子フットサル選手権大会 徳島県大会2026。女子の、中学生年代の、フットサルの、全国大会。その県の段が17回ぶん積まれている、ということになる。

ほぼ同じころ、イタリアサッカー連盟がニヨンで行われた抽選の結果を出しています。U-19フットサルの欧州選手権は今回が第5回で、予選の組分けが決まった。イタリアはランキングによって第1ポットに入ったため予備ラウンドを飛ばし、3月30日から4月4日のメインラウンドから入る。7つのグループの1位だけが本大会へ進み、イタリアはセルビア、フィンランド、モンテネグロと同じグループ2に入った。

第5回。ヨーロッパがU-19のフットサルで大陸の選手権を始めてから、まだ5回目ということ。徳島の要項に出ている全日本U-15女子フットサル選手権は第17回。年代も対象も違うので強い弱いの比較にはならない。ただ回数という一点だけで並べると、日本の女子の中学生年代には、ヨーロッパがU-19で始めたものより先に立ち上がったフットサルの全国大会がある、という読み方になる。

回数は、誰かが同じ紙を作り直した年数

第17回という数字が言っているのは、優勝チームが17組いたということだけではない。17回ぶん、どこかの県で誰かが要項を書き、申込を締め切り、会場を押さえてきたということ。徳島の件でいえば、全国大会の名前のうしろに「徳島県大会2026」とぶら下がっている。全国の名前を、県の担当者が背負って告知を出す形。

そして出どころが県協会のサイト。中央のページを開いて初めて知るのではなく、県のページに要項が載る。女子の育成年代の大会は、この順番で世に出ることが多い。

同じ女子U-15でも、11人制のほうは数字が違います。山口県サッカー協会のページには、県のU-15女子リーグがJFA第31回全日本U-15女子サッカー選手権の山口県大会を兼ねる形で載っている。以前大会名の真ん中に入った「兼」の一字を数えたときにも出てきた並びで、一つの日程表が県リーグと全国予選の二役を持っている。

フットサルが第17回、11人制が第31回。同じ女子U-15で14回ぶんの差がある。11人制の全国大会が先に立ち上がり、フットサルがあとから積まれてきた順番が、そのまま数字として残っている。どちらが本流という話ではなく、積み始めた年が違うだけ。

主管の欄に、誰の名前が書いてあるか

回数を積んできたのが誰なのかは、要項の上のほうに小さく書いてある。山口県サッカー協会が出したJFA 第30回全日本U-18女子サッカー選手権大会 山口県予選会は、主催が県協会、主管が県協会の女子委員会。実務は女子委員会という別建ての部署に置かれています。

第30回という数字を、担当者の側から読み直すとこうなる。30年ぶん、県のどこかに女子の大会を抱える係が置かれ続けた。人は替わる。それでも回数は切れずに続いている。回数が1増えるというのは、去年と同じ書式の紙がもう一度作られたという意味で、そこに名前が出るのは選手ではなく委員会のほう。

女子の育成年代の話をするとき、どうしても代表に選ばれた誰かの名前から入ってしまう。けれど県のページに並んでいるのは、回数と、主催・主管の行と、日程と会場。選手の名前が出るのは結果が出たあと。先に立っているのは、要項を出す側のほうです。

入口が二本あるということ

中学生の女子から見ると、全国につながる大会が11人制とフットサルで二本ある。フットサルは第17回、11人制は第31回。どちらも県協会のページに要項が出て、そこから県の段が始まる。

フットサルが別建てで一式持っているのは大会だけではない。特別指定の宛先がサッカーとは別の紙で立っている話を数えたときも、同じ形の入口が種別ごとに複製されていた。大会も、所属を動かさずに上のカテゴリーへ出すやり方も、サッカーの横にフットサルの列がある。

ただし列があることと、その列が同じ太さであることは別。フットサルの女子U-15は第17回、11人制は第31回、U-18の11人制は第30回。この三つの数字の開きが、どの入口がいつから開いていたかを示している。14回ぶん遅れて始まった列に、いま中学生が立っている。

次に県協会のページで女子の要項を開くときは、日程や会場より先に名前の頭に付いた回数を見て、去年より一つ増えているかどうかを確かめることにする。

出典: www.figc.it(2026-10-02)

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