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サッカー日本代表新監督に就任したそうな監督たち


新監督就任会見は現時点ではいつになるのか分かりませんが、報道を見る限りでは今のところ日本サッカー協会の条件では日本人で候補に挙がるような人はいないようです。

しかし、海外主要リーグでの経験という条件が、イタリアで発覚しつつある八百長問題勃発により、代表監督の選定にかなりの影響が出ていると言えるでしょう。

海外主要リーグで指揮を執っていた監督だけを候補として挙げていた日本サッカー協会は、二度とアギーレのような同じ過ちを繰り返せないため、通常の考えではかなり慎重になっているはずです。

でもこれまでのことを考えると本当に慎重になっているのでしょうか…

3月末にはゴリ押しで新監督を選定してそうな気配あり

報道では3月の代表監督は代理で乗り切るとしています。しかし、貴重な日本代表の試合を代理監督で消化することは望まれない中で、日本サッカー協会は何としてでも3月中に監督選定の結論を出してくるような気がします。

①決算が3月である点
新監督を迎えるための費用や、その他諸々、通常では不要であるはずの経費を今年度中に計上して、アギーレ関連経費として、その用途をうやむやにしたいところです。

大仁会長の話では、アギーレへの違約金は一切発生しないとしていますが、なんだかんだで契約(4年契約)を考えるといくらかの違約金は発生するでしょう。契約書に契約解除について、違約金を一切支払わないと明確に一文が記載されていれば話は分かりますが、そんな一方的な契約をアギーレが締結しているとは思えません。

アギーレ関連経費を、どのような科目で計上するのか分かりませんが、損失は大きくなることがわかっている以上、この騒動のどさくさ紛れで今年度に使途不明金をぶっこんでくる気配を感じます。

②片っ端から当たる交渉である点
「リスト化」を命じた大仁会長ですが、条件を満たせばどんな監督でもいい、とにかく日本代表を本気で指揮してくれる人、要するに協会からのオファーを真剣に受け取ってくれる人なら、誰でもいいと、そう解釈出来そうな指令です。

一部報道では既に幾人に監督オファーをしては断られ、次を探しているようにも伝えられています。報道の真意は不明ですが、逆を言えば当たりが出たら後は条件を詰めるだけとなり、今の日本サッカー協会でも数撃ちゃ当たる方式を採用しているように思えます。

どんな世界でも1ヶ月間、本気で取り組み続ければ結果は出るものです。営業成果でも、恋人探しでも、代表監督選定でも。そろそろ言うてる間に後任選びを始めて1ヶ月が経とうとしています。

③日程を見る限り3月から選手選びに最適である点

以下は今後予定されている代表戦の日程です。

2015年03月27日
キリンチャレンジカップ2015
VSチュニジア
大分/大分スポーツ公園総合競技場

2015年03月31日
JALチャレンジカップ2015
VSウズベキスタン
東京/東京スタジアム

2015年08月02日
EAFF東アジアカップ2015決勝大会
VS朝鮮民主主義人民共和国
Wuhan Sports Center Stadium

2015年08月05日
EAFF東アジアカップ2015決勝大会
VS韓国
Wuhan Sports Center Stadium

2015年08月09日
EAFF東アジアカップ2015決勝大会
VS中国
Wuhan Sports Center Stadium

こちらはJリーグの日程です。

明治安田生命J1リーグ1stステージ
2015年03月07日08日第1節
2015年03月13日14日第2節
2015年03月22日第3節

ヤマザキナビスコカップ予選リーグ
2015年03月18日第1節
2015年03月28日第2節

AFCチャンピオンズリーグ2015グループステージMD3
2015年3月18日

そして各国主要リーグの日程です。
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出典:http://sportsbetting-strategy.net/

まず、代表戦の日程を考えると、3月の試合を逃してしまうと次は8月まで試合がありません。どんな選手がいるのか把握する上で、新監督は代理監督が選出した代表をベンチ外(スタンド観戦)からでも見ておきたいところです。

そして、Jリーグも3月7日開幕から月末までにそれなりの試合数をこなします。1stステージだけでなくナビスコ杯やACLも入ってくるので、新監督にとって選手選考の貴重な時期を逃すわけにはいきません。

さらに海外主要リーグの日程を見ると、3月はリーグの佳境に突入します。5月でリーグが終わることを考えると、せめて4月には海外組の視察に回りたいところです。

以上のように、決算、選定方法、日程を考えると、ゴリ押しで3月に新監督就任をねじ込んできそうな予感がします。

例え今回も新監督選びでファンやサポーター、世間から批判を受けようとも、日本サッカー協会の焦りようと、変わらぬ人事を見ていると、3月中には何かしらぶっ飛んだ結果を出してくるかもしれません。

なんだかんだで日本人が入る可能性もまだある

代表新監督の候補に日本人が入っていませんが、日本サッカー協会の交渉が全て破談に終わった場合、日本人監督を選択せざるを得ない状況になることも考えられます。

後任選びでいきなりJリーグ監督には声をかけないと言ったことや、理想の条件を作ってしまったことで、自ら首を絞めてしまっているように思います。

今からでも遅くないので最悪の場合(リスト化した監督に全て断られた場合)のために、日本人監督候補を勝手に考察してみることにします。

代表新監督になりたそうな候補たち

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出典:http://number.bunshun.jp/

城福浩☆☆☆☆☆

ヴァンフォーレ甲府の留任を固辞しフリーの監督になったことは、日本代表監督を狙っていたからなのか。海老反りガッツポーズを代表で見れる可能性あり。

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出典:http://blog.livedoor.jp/

早野宏史☆☆

現場を離れて長く、解説者としてのイメージが強い印象ではあるが、個人的に代表監督になって欲しい人材。得意のダジャレで選手とサポーターを魅力して欲しい。

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ラモス瑠偉☆

Jリーグ監督という時点で条件に合わないが、今の日本代表や協会に喝を入れることができる人材。サッカーに興味のない人を巻き込めそうなタレント力と知名度はサッカー界の起爆剤となりそうだ。

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出典:http://sportiva.shueisha.co.jp/

藤田俊哉☆☆☆

指導実績は少ないが、確かなサッカーセンスとクリエイティブな頭脳を持ち合わせたナイスな存在。オランダから呼び戻して代表監督として活かすも殺すも協会次第。

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出典:http://www.asahi.com/

西村昭宏☆☆☆

年代別代表では結果を出し切れなかったが、その後は確実にサッカーマンとして進化している。協会にも精通し、現場力もある貴重な指導者。

日本人監督を選ぼうとしない日本サッカー協会。御茶ノ水で条件の見直しをマスコミに発表し、大逆転で日本人新監督の就任会見を3月中に発表することができるか。

サプライズに期待したい。

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