この記事オモロー。です。
【検証】移籍金ビジネス。代理人に聞く、Jクラブが選手を“売って”儲ける方法
色々と書かれてるんやけど、日本人選手のプレー同様、移籍ビジネスにおいてもJクラブには「マリーシア(ずる賢さ)」が足りないようやね。何もアンダーマネー(裏金)を推奨しているわけではなく、単純に良い選手を高く売る仕組みを作ること。これ重要。代理人も重要。因みに選手の移籍金は、一般的に年俸の3〜4倍と言われています。
◆サッカー日本人選手による歴代移籍金ランキングTOP30◆
※時代がバラバラのため、すべて現在のレート(1ユーロ=136円)で換算。
■1位:中田英寿(当時22歳)
移籍金:2170万ユーロ(29億5120万)
ペルージャ→ASローマ(99/00シーズン)
■2位:香川真司(当時23歳)
移籍金:1600万ユーロ(21億7600万)
ドルトムント→マンチェスターU(12/13シーズン)
■3位:本田圭佑(当時23歳)
移籍金:600万ユーロ(8億1600万)
VVVフェンロ→CSKAモスクワ(09/10シーズン)
■4位:小野伸二(当時21歳)
移籍金:550万ユーロ(7億4800万)
浦和レッズ→フェイエノールト(01/02シーズン)
■5位:中村俊輔(当時27歳)
移籍金:420万ユーロ(5億7120万)
レッジーナ→セルティック(05/06シーズン)
■6位:吉田麻也(当時24歳)
移籍金:280万ユーロ(3億8080万)
VVVフェンロ→サウサンプトン(12/13シーズン)
■7位:阿部勇樹(当時25歳)
移籍金:270万ユーロ(3億6720万)
ジェフ千葉→浦和レッズ(06/07シーズン)
■7位:川口能活(当時25歳)
移籍金:270万ユーロ(3億6720万)
横浜マリノス→ポーツマス(01/02シーズン)
■9位:森本貴幸(当時23歳)
移籍金:250万ユーロ(3億4000万)
カターニャ→ノヴァーラ(11/12シーズン)
■9位:水本裕貴(当時22歳)
移籍金:250万ユーロ(3億4000万)
ガンバ大阪→京都パープルサンガ(07/08シーズン)
■9位:小野伸二(当時26歳)
移籍金:250万ユーロ(3億4000万)
フェイエノールト→浦和レッズ(05/06シーズン)
■9位:鈴木隆行(当時29歳)
移籍金:250万ユーロ(3億4000万)
鹿島アントラーズ→レッドスター(05/06シーズン)
■13位:長友佑都(当時24歳)
移籍金:200万ユーロ(2億7200万)
チェゼーナ→インテル(10/11シーズン)
■13位:大久保嘉人(当時26歳)
移籍金:200万ユーロ(2億7200万)
ヴィッセル神戸→ヴォルフスブルク(08/09シーズン)
■13位:中村俊輔(当時24歳)
移籍金:200万ユーロ(2億7200万)
横浜マリノス→レッジーナ(02/03シーズン)
■16位:水本裕貴(当時22歳)
移籍金:180万ユーロ(2億4480万)
ジェフ千葉→ガンバ大阪(07/08シーズン)
■17位:長友佑都(当時24歳)
移籍金:170万ユーロ(2億3120万)
FC東京→チェゼーナ(10/11シーズン)
■18位 岡崎慎司(当時27歳)
移籍金:150万ユーロ(2億400万)
シュツットガルト→マインツ(13/14シーズン)
■18位 小野裕二(当時20歳)
移籍金:150万ユーロ(2億400万)
横浜マリノス→スタンダード・リエージュ(12/13シーズン)
■18位 三都主アレサンドロ(当時31歳)
移籍金:150万ユーロ(2億400万)
浦和レッズ→名古屋グランパス(09/10シーズン)
■18位 大久保嘉人(当時27歳)
移籍金:150万ユーロ(2億400万)
ヴォルフスブルク→ヴィッセル神戸(08/09シーズン)
■18位 高原直泰(当時28歳)
移籍金:150万ユーロ(2億400万)
フランクフルト→浦和レッズ(07/08シーズン)
■23位 内田篤人(当時22歳)
移籍金:130万ユーロ(1億7680万)
鹿島アントラーズ→シャルケ(10/11シーズン)
■24位 酒井高徳(当時22歳)
移籍金:120万ユーロ(1億6320万)
アルビレックス新潟→シュツットガルト(13/14シーズン)
■24位 乾貴士(当時24歳)
移籍金:120万ユーロ(1億6320万)
ボーフム→フランクフルト(12/13シーズン)
■24位 酒井宏樹(当時22歳)
移籍金:120万ユーロ(1億6320万)
柏レイソル→ハノーファー(12/13シーズン)
■24位 中村俊輔(当時31歳)
移籍金:120万ユーロ(1億6320万)
エスパニョール→横浜マリノス(09/10シーズン)
■28位 細貝萌(当時27歳)
移籍金:100万ユーロ(1億3600万)
レヴァークーゼン→ヘルタ・ベルリン(13/14シーズン)
■28位 清武弘嗣(当時22歳)
移籍金:100万ユーロ(1億3600万)
セレッソ大阪→ニュルンベルク(12/13シーズン)
■28位 今野泰幸(当時28歳)
移籍金:100万ユーロ(1億3600万)
FC東京→ガンバ大阪(11/12シーズン)
以上、日本人の歴代移籍金ランキングTOP30でした。
ランクインした選手のうち、19名が25歳以下。世界的な移籍を見ても、25歳以下での高額移籍が圧倒的に多く、いかにサッカー選手の寿命とピークパフォーマンスが短いのかがわかる。
ここに今夏、移籍した柿谷が220万ユーロ(2億9920万)で12位にランクイン。原口は50万ユーロ(6800万)なので圏外に。何気に水本が2回の移籍で、計5億8480万ものお金を動かしているのに驚き。水本やるやないか。
そして堂々の1位は、U-17・U-20W杯・シドニーオリンピック・コンフェデ杯・W杯のナショナルチーム主要の世界大会すべてでゴールを挙げた、唯一の日本人選手である「中田英寿」でした。
中田英寿の移籍金が高額になった要因として、22歳の若さでセリエAのペルージャへ移籍。そして1年目でいきなり、10得点したことが評価されたようです。
現在、海外でプレーする選手が増えたのは中田英寿、小野伸二ら先駆者が海外へ移籍して活躍したからこそというのは言うまでもなく。ACミランのナンバー10さん。そこんとこ、お忘れなく。
当時、世界最強リーグと言われていたセリエAでのヒデの活躍ぶりはほんまにすごかった。特にデビュー戦のユーベ相手に、衝撃の2得点を決めた試合は今でも語り草になっているほど。
http://youtu.be/55cicX0w0zo
と、話は逸れましたが、5億以上でJリーグから海外へ移籍したのは、4位の小野伸二(当時21歳)ぐらい。移籍金550万ユーロ(7億4800万)で浦和レッズ→フェイエノールト(01/02シーズン)という移籍ルート。
オランダ・フランス・スイス・スコットランド・ロシアなどの、いわゆる欧州のトップではないリーグに移籍してから、セリエA・ブンデスリーガ・プレミア・リーガエスパニョーラの世界4大リーグにステップアップするのもええことやと思う。ただやっぱりJリーグからの直ルートで、20億や30億の移籍金を残して、海外進出する選手と仕組みができてほしいところ。
Jリーグがオランダのエールディビジのようなステップアップリーグとしての地位が確立されれば、Jリーガーのレベルも必然と上がっていくんではなかろうか。
やはり自国のリーグが移籍ビジネス含め、上手く運営されていることが前提にあって、はじめて「自分達のサッカー」が体現できるようになるのではないかと思う。
よくセルジオのおっちゃんが言うてるけど、海外に行って、試合に出れなければ意味がないと。ほんまそれ。
そして私Masayanは今日から南の島へ、バカンスに行ってきます。南の島で海に行かなければ意味がない。ほんまそれ☆
Masayan