先に、以下で扱う「実在する選択肢」を表にしておきます。2017年に書いた記事なので、2026年8月16日に一次資料を open して確認し直しました。
| 選択肢 | 対象年齢 | 何が育つとされているか | 2026年8月時点の確認 |
|---|---|---|---|
| KUMIITA(クミータ)/株式会社ICON | 0歳(7ヶ月)〜大人 | 論理的思考力・問題解決能力・プログラミングの基礎(公式の表現) | 公式サイト稼働中 |
| くもん出版「スライディングパズル サッカー」 | 4歳〜(当時の記載) | 論理的思考力・判断力・集中力(当時の公式の表現) | 公式の商品ページを確認できず |
| 家庭でサッカーを観る環境 | 0歳〜 | 「サッカーが日常にある」状態をつくる | 配信先は時期で変わるので都度確認 |
| 部屋のインテリア | 0歳〜 | 同上 | — |
テーマは「0歳からサッカーを学ぶ環境をどう作るか」です。結論だけ先に言うと、専用の”サッカー知育玩具”はほとんど存在しません。だから、プログラミング系の知育ロボットと、観る環境と、部屋の作り方を組み合わせることになります。
サッカー知育玩具については、過去に少しだけこちらの記事で触れたことがあります。
スタートアップを取り扱うKICK STARTERで4月20日にリリースされたこの製品。開発は日本国内の企業となり、0歳からプログラミングを学べる知育玩具です。
プログラミングのロジックの組み立て方はもちろん、 コマンドがどのように実行されているか・失敗したかを目で見て体感することができるので、 プログラミングを身につけるための基礎的な思考を養うことができるようです。
これは…
前々から感じていましたが、英語も0歳から学ぶ時代、こうしてプログラムも0歳から学ぶ時代、そうなると当然ながらサッカーも0歳から学ぶ時代なのです。
0歳の環境は親しか作ることができません。保育園や幼稚園に預けるとしても、どの保育園、幼稚園に預けるのかは、親の考え方や行動によるのです。
0歳からサッカーを学ぶ環境を整えませんか?
0歳からサッカーを学ぶ環境
紹介している知育ロボットの名前:KUMIITA(クミータ)
まず、最大の欠陥を直します。上の動画で紹介している製品の名前を、9年間ずっと書いていませんでした。
製品名は KUMIITA(クミータ)。開発は株式会社ICONです。公式サイトで確認できる内容を、公式の表現のまま挙げます。
- 対象は「0歳(7ヶ月)〜大人」。公式サイトは「0才(7ヶ月)からプログラミングを体感できる」と書いています。
- 遊び方。単四電池4本を入れ、スタートパネルからカラフルな絵柄のパネルを並べて、ロボット(クミータ)をゴールパネルに導けたら成功。失敗してもパネルを並べ替えて何度でもやり直せます。
- 育つとされるもの。公式は「遊びながら論理的思考力、問題解決能力、そしてコンピューター・プログラミングの基礎を育みます」としています。
- 特許。公式サイトには「本製品KUMIITAには、日本、米国、欧州で取得した特許発明が用いられています」と記載があります。
そして重要なのは、この製品がいまも動いているということです。公式サイトのニュースには2026年4月・5月の更新があり、B.LEAGUEの試合会場での体験会なども告知されています。2017年に「Kick Starterでリリースされた」と紹介した製品が、9年後も続いている。知育玩具の世界では、これ自体がそこそこ珍しいことです。
なお、「サッカーの知育玩具」ではありません。プログラミングの知育ロボットです。言いたいのは「0歳から学べるものが実在する以上、サッカーだって0歳から環境を作れるはずだ」という一点なので、そこは混同しないでください。
普段からサッカーと触れ合うことが大事です。
キャプテン翼の大空翼は、小さい頃(推定2歳〜3歳)サッカーボールで遊んでいると、交通事故に遭いましたが、そのサッカーボールがクッションとなり命拾いした過去があります。
0歳の脳は何でもかんでも吸収する時期で、一般的に3歳までにその脳の8割を構成するとまで言われています。
※「3歳までに脳の8割」という言い方は広く知られていますが、書き直すにあたって、公的機関の資料で裏を取ろうとして確認できませんでした。そういう説がある、という以上のことは書きません。ただ「0歳の環境は親しか作れない」という点は、根拠の要らない事実です。
そんな時からサッカーを意識的に感じさせる環境を親が整えてあげることで、もしかしたら大空翼を超えるようなサッカー選手が生まれるかもしれません。
ただ、0歳からサッカーを意識的に感じさせる環境を整えるといっても、具体的に何をしていいかわからない親は多いかもしれません。
「サッカー 知育玩具」と検索しても、特にこれといった製品や情報が出てくるわけでもありませんので、以下に簡単に0歳からサッカーを学べる環境に必要なことを列記しました。
サッカー観戦ができる環境
0歳の子どもをスタジアムに連れていって、サッカー観戦をさせるには少しだけ難易度が高いように思われます。
ましてゴール裏のサポーター席の中では、赤ちゃんが泣き喚いてしまうかもしれません。
そうなると、必然的に自宅でサッカーを観れる環境を整える他ありません。
例えば、今はJリーグの放映を行なっているDAZNを契約して、サッカーを流しっぱなしにするのもいいでしょう。
子どもが話し始める頃には、「パパ、サッカーみてるの?」と言われるようになるでしょう。
無料でサッカーを見ることも可能です。例えば、Abema TVでは「サッカーチャンネル」がありますので、バルセロナやバイエルンと言った世界トップクラスのサッカーを見ることも可能です。
※ここは2017年に書いた内容です。どのサービスがどの試合を配信しているかは、契約の更新ごとに変わります。2026年時点の配信先は断定しません。Jリーグ公式の放送・配信情報で確認してください。あわせて、2026年からJリーグは夏に開幕して初夏に終わる日程へ移行しました。「いつ試合をやっているか」自体が変わっているので、家で流しっぱなしにする作戦を立てるなら、まずカレンダーを見るところからです。
インテリア
大空翼が小学生時代に過ごした部屋のインテリアをご存知でしょうか。ビックリするぐらいにサッカー色で溢れかえっています。
そんな翼が育った部屋のインテリアを真似るのも一つの手です。
ちなみにこちらは翼の部屋のインテリア。
こんな部屋で過ごせば嫌でもサッカー小僧になるでしょう。翼がこの部屋のインテリアを全て自分で決めたのか不明ですが、ここまでやらなくても色んなサッカーインテリアがあるので、参考までにどうぞ。
※画像について。もともと、他サイト由来のインテリア写真を10枚掲載していました。出所の表記が「出典:サイト名」だけで、掲載の許諾を確認できなかったため、2026年8月に撤去しました。代わりに、当時の写真で共通していた要素を文章にしておきます。
- 壁:好きなクラブのフラッグ、ユニフォームの額装、選手のポスター。壁は面積が大きいので、ここを決めると部屋の印象がほぼ決まります。
- 寝具:チームカラーのカバー類。0歳のうちは本人の意思がないので、親が決められる唯一の時期でもあります。
- 床:芝生柄のラグ。転がっても痛くなく、ボールを置くだけで絵になります。
- 収納:ボールを「しまう」のではなく「見えるところに置く」。手が届く高さにあることが、触る回数を決めます。
写真がなくてもやることは変わりません。「サッカーが視界に入り続ける状態を作る」。それだけです。
知育玩具
サッカーに関係する知育玩具は発売されてるのか調べてみました。
こちらは株式会社くもん出版から発売されている「スライディングパズル サッカー」です。0歳の子が遊ぶには難易度が高い(対象年齢4歳)ですが、2歳ぐらいから遊べそうな気がします。
ガイドシートやガイドブックにある問題は、少しずつむずかしくなるので、無理なくステップアップできるようです。
また、ガイドシートと、ガイドブックで計44題と豊富な問題があるので、長く楽しめることや、本格的なスタジアムやボール、ゴールなどリアルなパーツがあるので、お子さまが夢中になれるパズルです。
論理的思考力を養えるらしい…
どんどんピースを動かしていくなかでパズルの法則性に気づき、その法則にしたがって解こうとする論理的思考力が養われます。
判断力を養えるらしい…
このパズルには、いろいろな解き方があります。 たくさん考えられる解き方の中から最適な答えを導き出す判断力が高まります。
集中力を養えるらしい…
少しずつ難しくなるパズルに挑戦することで、自然と集中力が養われます。
これは購入するしかありませんね。
※2026年8月に確認したところ、この「スライディングパズル サッカー」の商品ページは、くもん出版の公式サイトで見つけられませんでした(生産を終了した可能性があります)。上の紹介文は2017年時点の公式の表現です。現行の商品はくもん出版の知育玩具のページで確認してください。9年で商品が入れ替わるというのは、知育玩具を探すときに知っておいていい事実です。
タイトルの「ドリシューゴー」について
タイトルには「ドリシューゴー」という商品名が入っています。正直に書きます。これは実在しません。
もともとは、ドリブル・シュート・ゴールをつなげただけの言葉遊びとして、記事の最後にオチとして置いたものでした。ですが、実在しない自社商品を実在するかのように書いた状態を9年間放置していたのは、単純に良くありませんでした。該当の節は2026年8月に撤去しています。タイトルからも外す予定です。
期待して開いた方には申し訳ありません。お詫びついでに、結論をもう一度書いておきます。
結局、0歳から何をすればいいのか
「サッカーの知育玩具」を探しても、たぶん見つかりません。9年前に探して見つからず、今回もう一度探して、状況は大きく変わっていませんでした。
だから、やることは3つです。
- 1. 考える玩具は、サッカーにこだわらない。KUMIITAのように0歳から使える知育ロボットは実在します。サッカーで頭を使う土台は、サッカー以外でも作れます。
- 2. サッカーが視界と耳に入り続ける状態を作る。試合を流す、壁に貼る、ボールを見える場所に置く。0歳の環境は親しか作れません。
- 3. 本人が選び始めたら、そこからは本人の話。環境づくりが効くのは、まだ選べない時期だけです。
3番目が実はいちばん大事で、ここでの射程はそこまでです。自分がどういう選手なのかを本人が考え始める段階の話は自分のプレースタイルを見つける記事に、進路まで見据えた話はサッカー推薦で大学へ行く前に考えることに書きました。体を動かすこと自体の効果はサッカーと健康の記事にまとめてあります。
※2017年4月公開の内容を骨格ごと残したまま、2026年8月16日に「紹介している製品名の明記」「他サイト由来画像の撤去」「実在しない商品の節の撤去」「時点注記の追加」を行ったものです。
