選手の年間カレンダーの隣に、4級審判の受付19日間が置かれている

代表の告示に並ぶのは選手と監督の名前で、その試合で笛を吹く三人の名前ではない。どの国の連盟のページを順に開いていっても、だいたいこうなっている。

コロンビアサッカー連盟が、フレディ・ウルタード監督のU-17男子代表がU18 UEFA Friendship Cup 2026に臨むと伝えています。初戦は9月24日木曜、スイス・ニヨンのColovray Sports Centreで、コロンビア時間の午前11時キックオフ。相手はイングランド。

ニヨンの試合なのに、時刻がコロンビアの時間で書いてある。誰がどこへ何時に集まるかは、この一行で足りるということ。ただ、そこに立つ残りの三人がどこから来るのかは出てこない。選手の集まり方は公表され、審判の集まり方は公表されない。これは向こうの事情ではなく、日本の県協会のページを順に開いていても同じ景色です。

笛のほうの入口は、中学生から開いている

徳島県サッカー協会が2026年度のサッカー審判員4級新規講習会の案内を出しています。目が止まったのは対象のところ。「一般・U18・U15」と三つ並んでいる。U15、つまり中学生年代から、笛を持つ側の登録が開いている。

日付を数えてみる。受付が2026年9月22日から10月10日まで。受講期間が10月17日から10月31日。認定は11月。申し込みはkickoffで行い、受講期間の初日にkickoffへ登録したメールアドレスへ教材が案内される。受付が19日間、受講が15日間。中学生・高校生が笛を持つ側に回るために用意されている時間は、この秋でいえばその長さ。

オンライン自己学習型という形式は、この年代にはよく効く。土日は大会、平日は練習。会場まで出向かなくてよいという一点で、中高生を想定して組まれていると読めます。ただし15日という受講期間のほうは動かない。自分の予定をその15日の内側に差し込むことになる。

選手としての一年と、審判としての一年は、別々に組まれている

高校生の一年は、県の四本立てで決まる。春季大会、高校総体、新人戦、高校サッカー選手権。要項一式は県高体連サッカー専門部が作り、県協会のサイトで配られる。高円宮杯 JFA U-16 サッカーリーグのような1年生年代のリーグも、県協会が告知の窓口になって、実体は専門部のページに置かれている。以前、県のハンドブックが学年で組まれている話を数えたときも、年間カレンダーのあとに春季、総体、新人戦、選手権と要項が続いていました。

同じ県協会のサイトの中に、選手として出る大会の要項と、審判として登録するための講習会の案内が両方ある。並んで置かれているのに、日程は互いを見ないで組まれている。10月17日から31日のあいだ、高校2年生が学校のチームで何をしているかは大会の日程表を見れば分かる。その二つを重ねた表は、どこにも出てこない。

一人の子が選手としても審判としても登録される状態は、制度の上ではふつうに成立する。2種の選手が、同じ年度に4級の審判員でもある。ただ、その両方を同じ人が持つと、秋の同じ週末に二つの予定が向かい合う。どちらを取るかを決めるのは本人と家庭で、決めるための材料になる日程表は別々のページにある。

認定は11月、年度は3月まで

認定が11月ということは、資格を持ってからその年度に残っているのは4か月あまり。取ったその年に何試合吹けるかは、住んでいる県のカレンダーの詰まり方で変わる。同じ「11月認定」でも、残りの意味が県ごとに違う。

育成年代の話は、どうしても上へ行った人数のほうに寄る。2種登録が何人、特別指定が何人、プレミアリーグで何分。分数まで公表されて、比べられる。一方で、U15の区分で4級を取った子が今年その県に何人いたのかを、同じ熱心さで追っている人は多くない。試合をひとつ成立させるのに要るのは22人と、三人。後ろの三人の数だけが、どこにも積み上がっていかない。

次に県協会のページを開いたときに最初に見るのは、優勝校の名前ではなく、4級の受付が何月何日から何日まで、何日間開いているか。

出典: fcf.com.co(2026-09-24)

評価 :5/5。