数年前の今頃、私はサッカー人生の岐路に立たされていました。誰にも相談できずに1人で悩んでいたことを悔やみます。悔やんでも悔やみきれません。
サッカー人生にピリオドを打つこと。そうした苦渋の決断をしたのでした。
自分のサッカー人生での目的を完全に見失っていたあの頃の自分に、「お前のサッカー人生の目的はなんやねん」と問いたい。
そして、「目的を果たせるなら手段を問うな」と言いたい。そんな、数年前の自分と同じような状況の君に問う。
「君のサッカー人生の目的はなんだい?」
原点を忘れては正確な判断はできない
前に進めない状況は誰にでもあります。それは極論、目的がないか見失っているかのどちらかでしょう。
よく目的を忘れて、手段にこだわり過ぎた挙句、今自分が何をしているのかわからない、どう決断したらいいか分からないことが起こります。
そのような場合は、改めて自分に問うべし。今やっていることの目的は一体なんなんやと。
原点にかえることができれば、自ずと今うまくいっていないことも、違う視点で解決する方法が見えたり、前に進める策が見つかったりするかもしれません。
例えば、君がサッカー人生に終止符を打とうか悩んでいる場合、そもそも自分にとってのサッカー人生での目的はなんだと問うてみるべし。
その答えによっては、打つべくして打つピリオドなのか、それとも今は打つべき時期ではないのか、冷静に正確な判断ができるかも知れません。
目的を果たせるなら手段は問うな
君はサッカーでプロ選手になることが目的なのでしょうか?そういった選手はプロにはなれないでしょう。例えプロ選手になれたとしても長くは続かないことは目に見えています。
君はオリンピックに出場することが目的でしょうか?違いますよね。オリンピックに出場することが目的であれば、その先にあるメダルを獲ると言うことは非常に難しくなると思います。
話を戻して、自分のサッカー人生での目的を考えた時、実は目的自体が設定されていなかったりする場合があります。
人によって、目的の設定は異なりますが、蓋を開けてみたら手段であったなんてことも珍しくはありません。
逆に言うと、目的を果たせるのならば、手段は問わなくてもいいということが言えます。行き詰まった時、方法(手段)を変えてみたら案外うまくいったりすることなんてよくあることです。結果的に目的を果たすことができれば、手段は何でもいいことを忘れてはいけません。
NEWJIの目的
本サイトを普段からご覧頂いている方はご存知かも知れませんが、NEWJIの当面の目的は「100万PV達成」です。
と、思われましたか?実はこれはNEWJIにとっての手段の1つです。
100万PVを達成することで得られるだろう、以下のような目的を果たそうとしています。
・オウンドメディアの成功実績を謳う
・サッカー界へ発言力を持つ媒体を自営する
・広告収入だけでNEWJIを生涯不滅とする
2018年のロシアWorld Cupまでに100万PVを達成するという目標は、我々にとっては手段の1つであり、達成するための手段はなんでもいいのです。
なので、実はこのPVと呼ばれる指標だけを目標とし運営していますが、達成できるのであればコンテンツをこつこつエントリーするのではなく、別の方法でもいいのです。
自社メディアを時間をかけて育てることはサッカー選手を指導するくらい楽しく、また、どうしても君に伝えたいことがあるからコンテンツを書き続けているのです。
たまたま、エントリー数を増やすことが、目標数値に近づくための手段となっており、結果的に目的を果たすことにつながるのです。
だからこそ、見失ってはならない目的。君のサッカー人生の目的はなんだい?