【対談コラム】サッカー × それぞれの視点
サッカーを軸に異なるフィールドで活躍する3名が集い、それぞれの視点から語り合う対談コラム。
育成年代の指導に最前線で携わる元プロサッカー選手・遠藤。
IT企業を経営しながら、年に一度だけピッチに立つ現役サッカー選手・生田。
サッカーに関心を持ち、サッカーを語ることを楽しむ女優・櫻井。
サッカーという共通のテーマを持ちながら、それぞれの立場や経験が異なる3人。
指導者の目線、経営者の視点、そしてサッカーを楽しむ側の感性。
交わることで生まれる新たな気づきや発見を、ぜひお楽しみください！
生田：金子選手のインタビューを読んで、改めて海外でのサッカーキャリアって本当に環境の変化が大きいんだなと感じたよね。特にクロアチアからベルギーへの移籍で戦術やチームの立場による影響が大きかったんだな。
遠藤：そうだね。クロアチアでは攻撃的なサッカーを堪能できた一方で、ベルギーでは守備的な役割が求められたみたいだ。サッカーはやはり、その国やリーグごとのスタイルに適応できるかどうかが肝心だよ。
櫻井：でも、選手としてはそれぞれの環境で学べることも多いのかな？やりがいとか面白さっていうのも感じたりするのかな？
生田：その点では、IT業界のプロジェクトの変化とも似ているよね。新たな技術や手法が次々と出現し、めまぐるしい変化に対応しなければならない。金子選手も相手チームのスタイルに合わせて戦う必要があったのだろうね。
遠藤：まさにそうだね。ザグレブで培ったボール支配の経験は、日本のスタイルに似た部分もあっただろうけど、ベルギーでの守備重視は新しい挑戦だっただろう。選手はどんな状況でも適応する力をつけることが成長につながる。
櫻井：金子選手はシーズンを通して監督やチームの求めるものに応えようとしたけど、やはり限界もあったのかな。特にベルギーは日本とスタイルが違うって言ってたし。
生田：そうだね。ドリブラーとしての強みを生かしきれない場面もあっただろう。ゲームプランが変われば得意なプレーも封じられることはある。ただ、どんな経験も糧となるのが面白さでもあるけどね。
遠藤：それに金子選手が述べていた、日本人の連携や真面目さといった強み。海外で様々な経験をしたからこそ、より明確に理解できたんだろう。違う文化と接することが、自身のスタイルを見直すきっかけにもなるよ。
櫻井：金子選手がクロアチアとベルギーを経験したあとに日本に戻ったことで、新たな視点を持ってプレーする姿が見られるんじゃないかと楽しみだなあ。
生田：ITの世界でも、海外の経験を持ち帰って新しい風を吹き込む人材は貴重だものね。それに近いものを感じる。
遠藤：確かに。だからこそ、サッカーの選手育成には海外経験が重要視されるんだけど、環境の違いを乗り越える力も同時に磨いていかないとね。
櫻井：でも、どんなに厳しい環境でも、そこでのやりがいを見つけ出す金子選手の姿勢は見習いたいな。どこのフィールドでも生き残るためのヒントになる感じがする。
生田：うん。それはITでも同じ。新しいプロジェクトには未知の困難が待ち受けているけど、そこでの学びが次に生かされる。大事なのは挑戦し続けることかな。
遠藤：金子選手もその挑戦を続けてきたんだろうね。日本に戻ってもその経験をぜひ活かして、さらに成長してほしいものだ。
櫻井：頑張っている選手を見ると、こちらも応援したい気持ちがすごく強くなるよね。ファンとして、これからの活躍を見守りたいな。
生田：僕たちも各自の分野で切磋琢磨していけば、彼のような成長ができるかもしれないね。お互いに頑張ろう。
遠藤：そうだね。一歩一歩着実に進んでいくことが、最終的には大きな成果につながる。そこを忘れずにいよう。
