【対談コラム】サッカー × それぞれの視点
サッカーを軸に異なるフィールドで活躍する3名が集い、それぞれの視点から語り合う対談コラム。
育成年代の指導に最前線で携わる元プロサッカー選手・遠藤。
IT企業を経営しながら、年に一度だけピッチに立つ現役サッカー選手・生田。
サッカーに関心を持ち、サッカーを語ることを楽しむ女優・櫻井。
サッカーという共通のテーマを持ちながら、それぞれの立場や経験が異なる3人。
指導者の目線、経営者の視点、そしてサッカーを楽しむ側の感性。
交わることで生まれる新たな気づきや発見を、ぜひお楽しみください！
生田：オウンゴールに関するニュースを読んで、改めてサッカーのルールって複雑だなって感心しました。特に、オウンゴールの判定基準が変わってきているなんて知らなかったです。
遠藤：確かに、以前は守備側に当たったら全部オウンゴールとして記録されていたけど、今は状況によって攻撃側の得点になることが多いんだ。これによって選手たちも精神的な負担が少しでも減るんじゃないかなと思うよ。
櫻井：でも、守備側のミスでゴールに入ってしまうことはまだオウンゴールになるんですよね？それも結構辛いですよね。
生田：そうだよね。サッカーで言えば自分のミスが全チームに影響を与えるわけで、責任が重いポジションだよね。なんだかITプロジェクトにおけるバグみたいなものだね。
遠藤：その通りだね。守備の選手たちはプレッシャーが大きい。でも、ミスを恐れずに大胆にプレーすることが大切さ。そういう姿勢が結果的に早期の失点を防いでいるんだ。
櫻井：真剣勝負の中だと、ミスを恐れすぎても逆に良くないってことなんですね。
生田：そういう意味では、テクノロジーの進化でリプレイとかVAR（ビデオアシスタントレフェリー）が導入されて、もっと公正な判定ができるようになって、ミスの理解も進んできたよね。
遠藤：ただ、最終的な判断は人間が行うから、そこにはサッカーらしさが残っている。瞬間的な状況判断っていうのは、どうしても機械だけでは覆せない部分があるからね。
櫻井：なるほど、その人間らしさがサッカーの魅力の一部なんですね。でも、選手たちにとっては、確認できることで安心感も増してきたのかもしれないですね。
生田：確かに。ITの世界でも似たようなことがあるね。AIとか機械学習が進化している中で、最終的な意思決定はまだ人間がやることが多い。そしてその判断をより良いものにするために、テクノロジーがサポートしている感じ。
遠藤：そう考えると、サッカーもテクノロジーをうまく活用した結果、より公正でエキサイティングなゲームになってきているのかもしれないね。
櫻井：すごく勉強になります！オウンゴールの判定ってこんなに奥深いものなんですね。それを理解したうえで観戦すると、より一層楽しめそうです。
生田：そうだね。応援する楽しさが増すし、選手へのサポートの気持ちも深まると思うよ。サッカーだけでなく、どの分野でも正しい知識を持つことって大事だよね。
遠藤：その通り。知識を持って応援すると、見える風景が違ってくる。オウンゴールも含め、サッカーの一つ一つのプレーが特別なものになるんだよ。
櫻井：これからも色んな視点でサッカーを観てみたいです。今日はたくさん学ばせていただいて、感謝しています。
生田：こちらこそ、楽しい時間をありがとう！またサッカーの話で盛り上がろう。
遠藤：ぜひまた集まって、サッカーの魅力を語り合おう。今日は本当に楽しかったよ。