8月の下旬、各クラブのアカデミーの告知を順に読んでいます。優勝と準優勝の記事は長い。ベスト8までは選手のコメントも載る。ところが、その手前で負けたチームの夏が、どこにも書かれていない。結果の一行があるだけで、そこから9月までの一か月が空白になっている。
第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)は8月14日にグループステージが開幕し、18日にラウンド32、19日にラウンド16、21日に準々決勝、22日に準決勝、24日に決勝。決勝は横浜F・マリノスジュニアユースが川崎フロンターレU-15生田を4-3で下し、マリノスは2015年以来6回目の優勝でした。10日あまりに全国の日程が詰まっている。
この日程は、上と下で別々のことを起こす。勝ち上がったチームには真夏の連戦という負荷になり、18日のラウンド32で敗れたチームには、全国大会が数試合で終わったという事実だけが残る。暑熱と過密は前者の問題として語られるが、後者はそもそも問題として名前がついていない。
順位決定戦を最後まで組んだ大会があった
CONMEBOL Sub20 Fútbol Playa 2025 が8月30日、リマの Estadio Playa Agua Dulce で最終日を迎えました。16時からの決勝はパラグアイがブラジルを5-0で下して連覇。同じ日の12時にチリとボリビアが5位決定戦、14時にコロンビアとベネズエラが3位決定戦を戦っている。前日にはエクアドルがペルーを5-2で下して7位、アルゼンチンがウルグアイを5-2で下して9位を決めていました。参加は10か国で、最下位のチームまで最終盤に試合がある。
競技の規模でいえば、ビーチサッカーのU-20大陸大会より日本のU-15クラブユース選手権のほうがはるかに大きい。それでも、負けたチームが最後まで試合を持っているかという一点だけを見ると、向こうのほうが厚い。順位を全部つけることに意味があるのではなく、負けた翌日にもう一試合あることに意味があるのではないかと。
日本が制度資源を投じてきたのは18歳から上
出場時間をどう作るかという議論に、日本はこの数年でかなりの手を打ってきた。2026/27シーズンからU-21 Jリーグが始まり、東西のリーグラウンド第1節が8月下旬に行われている。会場はクラブの練習場で、川崎フロンターレは麻生グラウンドについて全席自由席、照明塔や防球ネットでピッチが見えづらい場合がある、鳴り物と声を出しての応援は不可と案内しています。興行としては小さいが、公式戦であることは変わらない。
それ以前からある経路も、全部この方向を向いている。特別指定はJFA技術委員会が毎週木曜に認定し、認定の条件に「Jリーグの公式試合に積極的に出場させる具体的計画」を持っていることが書かれている。2種登録は高校生年代のチームに所属したままトップの公式戦に出る形で、8月にはモンテディオ山形、清水エスパルス、FC岐阜、ブラウブリッツ秋田などが公表した。育成型期限付き移籍は出す側・受ける側・復帰の三つがすべて定型の告知として存在する。
つまり、18歳から21歳が試合に出られない期間については、リーグを作り、登録の仕組みを作り、クラブ間の貸し借りまで整えてきた。整えられていないのが、その手前。
13歳から15歳のカレンダーは、まだ県ごとに違う
U-12には第50回を数える全日本U-12サッカー大会があり、都道府県大会が10月から11月末、全国大会が12月26日から29日に鹿児島。U-15には第41回のクラブユース選手権があり、9月13日には日本クラブユースサッカー東西対抗戦が鈴鹿で組まれている。その間のU-13は、たとえば長野では第13回の県U-13リーグとして回っていて、8月29日の第12節の次、第13節は9月22日。3週間以上あく。8人制から11人制へ上がる時期の試合数が、県ごとのリーグ運営に委ねられている。
クラブユース選手権の決勝で敗れた川崎F U-15生田の主将、上野煌士郎選手は「負けた時は泣きたくない。冬にしっかり勝って、その時に泣けるようにしたい」と話していました。決勝まで行った選手ですら、夏の一点では1年が終わらないと言っている。ラウンド32で敗れた三十いくつのチームにとって、その「次」がどこにあるのかは、県のリーグの日程表を開かないと分からない。
育成年代の議論は、選ばれる側の話に寄る。ナショナルトレセンU-14に誰が入ったか、U-15 Jリーグ選抜の海外遠征に誰が行ったか。だが、選抜に呼ばれない大多数の中学生にとって、その夏の中身を決めるのは、負けたあとに試合が組まれているかどうかのほう。
だから、優勝したチームの記事から読むのをやめて、8月18日に負けたチームがその後の一か月で誰と何試合やったのかを、県ごとのリーグ日程まで降りて追っていきたい。
出典: www.conmebol.com(2026-08-29)
