【対談コラム】サッカー × それぞれの視点
サッカーを軸に異なるフィールドで活躍する3名が集い、それぞれの視点から語り合う対談コラム。
育成年代の指導に最前線で携わる元プロサッカー選手・遠藤。
IT企業を経営しながら、年に一度だけピッチに立つ現役サッカー選手・生田。
サッカーに関心を持ち、サッカーを語ることを楽しむ女優・櫻井。
サッカーという共通のテーマを持ちながら、それぞれの立場や経験が異なる3人。
指導者の目線、経営者の視点、そしてサッカーを楽しむ側の感性。
交わることで生まれる新たな気づきや発見を、ぜひお楽しみください!
生田:U-17日本代表が最終調整をしているみたいですね。特に控え組の元気の良さが目立つようで、チーム全体の士気が高いみたいです。そういう団結した雰囲気が大事ですよね。
遠藤:そうだね、チームスポーツでは全員が自分の役割を理解し、それを全うすることが大切。控え組からの刺激で主力組もいい緊張感を保てるし、その相乗効果が試合にいい影響を与えると思うよ。
櫻井:確かに、控えの選手も含めてチーム全体が高まっていると安心します。それにしても、初戦の相手のUAEはどうなんでしょうか?中東の難敵って書いてあるけど。
生田:UAEは力強い前線の選手を揃えていて、パス3本以内でフィニッシュまで持っていくのが強みらしいですよ。まるで短い高速パス回しを使うサッカーです。
遠藤:そういう相手に対しては、カウンターを受けにくい攻め方や、受けてしまった場合の対応が鍵だね。フィジカルの強さもあるから、そこで負けないように鍛えてきたと思う。
櫻井:なるほど、ただ守るだけじゃなく攻撃の時のアプローチも大事なんですね。でも、こういう大事な試合って緊張しますよね。選手たちはそのプレッシャーをどうやって乗り越えるんでしょう?
生田:そこが成長の場なんですよね。プレッシャーを味方につけることができれば、一段とレベルアップできます。試合の中での経験が一番の教師ですね。
遠藤:まさにその通り。試合のプレッシャーの中で学ぶことは、日常のトレーニングでは得られないものだから、こうした国際大会での実戦経験が大きく成長を促します。
櫻井:すると、この大会が選手たちにとっては大きな成長の機会になるってことですね。それに、FIFA U-17ワールドカップの出場権もかかっているとなると、やっぱり初戦は絶対に勝ちたいですね。
生田:出場権は大きな目標だけど、それと同時に選手の成長も目的として掲げているのが素晴らしいと思います。どんな結果になるか、楽しみですね。
遠藤:結果はもちろん大切。でも、目の前の試合に全力で取り組み、その中で得た経験をしっかりと次につなげてほしい。そして、それが次の世代の代表たちにも生きることになる。
櫻井:皆さんの言葉を聞いていると、いかにこの試合が大事かが伝わってきました。選手たちを全力で応援したいですね。
生田:僕も自分のチームでこのエネルギーを取り込みたいな。サッカーだけじゃなくて、ビジネスにも応用できる部分がたくさんあります。
遠藤:そうだね、団結力やプレッシャーに打ち勝つ力は、どんなフィールドでも重要なスキル。サッカーから学べることは多いよ。
櫻井:サッカーもビジネスも、そして私たちの業界も、やっぱりチームワークが大事なんですね。それに気づかせてもらいました。
生田:櫻井さんの業界でも、サッカーのように即興性や連携が求められる部分があるんじゃないですか?
櫻井:ええ、演技の時には相手役との呼吸やアドリブが求められることも多いです。それにチームとして作品を作り上げるので、その点ではサッカーに通じるところがありますね。
遠藤:やっぱり、どんな仕事にも共通する部分がありますね。U-17日本代表の選手たちも、きっと未来のフィールドで輝くために貴重な経験を積んでいるんだと思います。
生田:皆がベストを尽くせるように応援していきましょう。試合が楽しみです。
櫻井:本当に、選手たちの勇姿を見逃さないようにしたいです。お二人の話を伺えて、本当に興味深かったです。ありがとうございました。
遠藤:こちらこそ。試合の結果も含めてまた話しましょう。いい観戦を。
生田:また集まって、次回は試合結果について語り合いましょうね。