サッカーへの関わり方が異なる3人が、最新の「プロフェッショナリズムと指導者としての成長の道: 稲本選手の新たな挑戦」について、それぞれの意見を語り合いました。
立場の違いから生まれる発見や共感、スポーツを通して見えてくる人生の機微。
ピッチで繰り広げられるドラマが、私たちに問いかけるものとは。
情熱と冷静さが交錯する3人の対話から、大きな反響を呼ぶ今のニュースについて、垣根を越えてサッカーの奥深さと魅力に迫ります。
遠藤さん
サッカーの育成現場指導者として最前線に立つ元プロサッカー選手。
生田さん
IT企業を経営する現役サッカー選手。1年に1度だけプレー。
櫻井さん
サッカーに興味を持つ人と話すことが好きなサッカー式の女優。
生田:稲本さんが引退してから指導者の道を選んだことにとても興味深いものを感じるよ。プロの現場にいることがとても刺激的で楽しいっていうのが、IT業界でのプロジェクトの醍醐味と似ている気がするね。
遠藤:そうだね。わかるよ、環境の違いはあれど、その瞬間の感情っていうのは特別なものだよね。現場の温度を感じながら、何が必要なのかを見つけ出すという点では、どちらも共通しているのかもしれない。
櫻井:じゃあ、お二人にとって、プロとアマチュアの違いって何でしょう? 稲本さんの記事で、プロとは言えないんじゃないかって自問自答した6年間があるって語っていたでしょう。
生田:プロとアマチュア、サッカーでもITでも、その境界は難しいよね。僕が思うのは、稲本さんが述べたように、それで評価され続けることと、お金をもらってやるということが一つの基準なのかも。ただ環境が整っていないとなかなかプロとしての自覚が持ちにくいという面もある。
遠藤:環境も大事だけど、私としては責任を果たす意識が重要かな。プロとしてやるからには、結果がすべて、ではないんだけど、結果に向けてどう行動していくのかがプロとアマの違いだと思うな。
櫻井:なるほど、プロであることは責任や行動に表れるんですね。稲本さんが今後指導者として新しいチャレンジをするっていうのも、やっぱり責任感の表れなんでしょうか?
遠藤:そうだと思う。サッカー選手としてだけじゃなく、指導者として選手たちの成長を支える責任ってすごく大きいし、その分やりがいもあるはず。それに、育成に携わることでまた自分も成長できる。
生田:サッカーの指導もITの社員教育に似ているかも。個々の成長を促すというのは、チーム全体の成長にもつながるし、違う視点から物事を見られるようになるから今後の役に立つことも多い。
櫻井:育成の仕事って、すごく意義があるんですね。指導を通じて、その子自身も成長するし、先生となる側にも何かをもたらすというのがわかります。
生田:そのとおり。どんなフィールドでも学びって無限大だし、指導者としての経験がこれからの稲本さんのさらなる成長にもつながると思うな。
遠藤:僕もそう思う。この環境での経験が、稲本さんのこれからの監督キャリアにいい影響を与えると思う。サッカーに限らず、自分の経験を次の世代にどう活かせるかっていうのは常に考えてるからね。
櫻井:次世代に自分の経験をどう伝えていくか、という視点こそが、すごく大切なんですね。育成を担当する稲本さんのこれからが楽しみです。どんな監督さんになるんでしょうね。
生田:本当だよね。どんな監督でも、稲本さんならではの個性を活かして、選手たちを導いていく姿を想像しちゃうよ。
遠藤:うん、僕も期待してる。これからの稲本監督を応援したくなるし、また新しい輝きを見せてくれると嬉しいね。
櫻井:私もその一ファンとして、稲本さんの新たな挑戦にすごく期待してます。それにしても、サッカーから学べることってたくさんあるんですね。
サッカーを観るそれぞれの立場や視点からの意見交換は本当に興味深いものでした。
次回も3人がどんな話をしてくれるか楽しみですね!ぜひご期待ください!