皆さんこんにちこんばんは。「進化系サッカーメディアNEWJI」の立案者ryujinです。先週の木曜日、ちょいと本スタブロを裏で弄っていたところ、木曜から金曜まで全く使えないようになりました。
日本のサッカー界ではJリーグが開幕して以降、昔と比較すると確実にサッカーをする環境がよくなりました。
しかし、ここ数年の日本代表を見ていると、日本サッカーのレベルは上がっているの?下がっているの?と、自分でもよく分からなくなります。
と言うことで、今日はその分からないところを整理して考えたいと思います。
サッカーをプレーする環境はどうなのよ?
プレーする環境は確実に良くなっています。プレーする環境とは、ここではグラウンドのことを指しています。
まだまだ全てのグラウンドで人工芝や芝生化されている訳ではありませんが、JFAの「JFAグリーンプロジェクト」により無償で芝生化を推進したり、各Jクラブが育成用の人工芝グラウンドを保有したり、今では当たり前のことが以前では当たり前ではなかったのです。
そこだけを見ると、小学生から芝生や人工芝でサッカーができる環境なんて、昔と比べると良くなっているとしか考えられません。
サッカーを指導する環境はどうなのよ?
(今もですが)一昔前のサッカーの指導環境は、日本フットボールリーグで活躍して引退した人が、指導者をしていました。そして、その人たちにサッカーを教わった選手がJリーガーとなり、99年ワールドユースで初めて世界大会の決勝の舞台に上り詰めたのです。
今のサッカーの指導環境は、Jリーガーとして数年プロサッカーを経験して現役を引退した人が、指導者をしています。そして、その人たちにサッカーを教わった選手がJリーガーとなり、ワールドユースの世界大会へ出場することすらできなくなっています。
世界のレベルが上がったのか、日本のレベルが下がったのか。
指導者の指導環境はグラウンドと同じく、確実によくなっています。例えば、サッカーの指導に専念できる(仕事兼任ではない)指導者が多い。学ぶ環境が多くなってきている。オンラインでも無料で学べる。
そこだけを見ると、指導者の誰もがサッカーを学び、指導に専念できる環境なんて、昔と比べると良くなっているとしか考えられません。
日本のレベルは結局のところはどうなのよ?
一昔前、全盛期のジュビロ磐田や鹿島アントラーズは、観戦すればいつも痺れるサッカーをしていた記憶があります。
最近のJリーグは、どこのクラブも強さが均衡していて、どのクラブが優勝するかなんて、ノリと運が順位を決めているように思えます。
均衡することが良いのか悪いのか知りませんが、痺れるような試合はと言うと、ここ最近では当時ガンバ大阪でツートップだった大黒将志とアラウージョ以降、痺れていないような気がします。(それ自体かなり前です…)
今は選手として、ACミランで10番を背負ったり、マンチェスターUでハットトリックしたり、インテルでキャプテンマークを巻いたりと、ちょっと前までは考えられなかったことが現実に起きています。しかし、そんな精鋭たちが集まった日本代表でさえも、興奮や痺れることはなくなりました。
個人としてのレベルは上がっているのでしょうか?
代表としてのレベルは上がっているのでしょうか?
クラブが強くなり代表が強くなるのでしょうか?
代表が強くなりクラブが強くなるのでしょうか?
日本サッカーはまだまだ他国と比べると歴史は浅いですが、もうこの時代では歴史がサッカーそのものの強さを左右する程の影響はないのではないでしょうか。
バルセロナ所属の久保建英くん、レアルマドリード所属の中井卓大くん。この2人の今後の成長が非常に楽しみです。
毎日海外のトップレベルのサッカーを肌で感じ、小学生から自分のサッカー感を磨き上げています。
日本でも探せば恐らく彼らレベルの選手はいると思います。2015年2月号サッカーマガジンZONEでも、期待の日本人少年が特集されるようです。
谷間の世代と呼ばれた81-82年生まれの筆者が言うのもなんですが、早く「黄金世代:山世代」の到来を、もう一度見てみたいと思っています。
この先数年は暗黒の時代が続くのでしょうか。
オリンピックの大会メンバーで比較するのはどうなのよ?
もはや筆者には日本サッカーのレベルが上がっているか、下がっているか、そんなことは分かりません。
オーバーエイジが少し入ってますが、23歳以下の大会として各年代のオリンピックメンバーを参考に、日本サッカーがどうなんか見てみましょう。
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偶然にもこの記事に辿り着いた皆様、あなたは日本サッカーのレベルが上がっていると思いますか?それとも下がっていると思いますか?