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中町選手のザンビア挑戦が示す、新たなプロスポーツ選手の可能性

【対談コラム】サッカー × それぞれの視点

サッカーを軸に異なるフィールドで活躍する3名が集い、それぞれの視点から語り合う対談コラム。

育成年代の指導に最前線で携わる元プロサッカー選手・遠藤。

IT企業を経営しながら、年に一度だけピッチに立つ現役サッカー選手・生田。

サッカーに関心を持ち、サッカーを語ることを楽しむ女優・櫻井。

サッカーという共通のテーマを持ちながら、それぞれの立場や経験が異なる3人。
指導者の目線、経営者の視点、そしてサッカーを楽しむ側の感性。

交わることで生まれる新たな気づきや発見を、ぜひお楽しみください!

生田:中町公祐選手がザンビアへ移籍って本当に衝撃的なニュースだよね。契約延長のオファーを受けながら、どうしてアフリカに行く決断をしたんだろう。
遠藤:彼の選択には、物資支援活動や医療環境改善への思いがあったみたいだね。アフリカに行くことで得られる経験が、彼にとって価値があったということかな。
櫻井:それだけの理由でプロサッカー選手のキャリアを大きく変えるなんて、よっぽどの思いがあったんじゃないかな。でも、実際にアフリカの現状を肌で感じてみて、彼自身も何かが変わったのかもしれないね。
生田:プロサッカー選手って、よくピッチの中だけでなく、その外でも社会に貢献したいって言うじゃない?彼の行動はまさにその実践だ。
遠藤:そうだね。中町選手は、ベテランとしての役割も果たしつつ、自分がどれだけ現役でいられるかを考えると同時に、別の場所で自分を試してみたかったのかもしれない。選手としてのステージが変わっても、挑戦心を失わないのは素晴らしいことだ。
櫻井:それにしても、SNSでの突然の発表。ファンたちも驚いたでしょうね。でもその裏に隠された理由を知ると、彼の決断は非常に感動的だと思う。
生田:IT業界でもよく言われるんだけど、新しいチャレンジにはリスクが伴う。彼の場合はそれを理解した上で、サッカーボールを届けるという具体的なアクションを通じて、現地の子どもたちに貢献しようとしたんだよね。
遠藤:確かに、それに続けられる行動を取るのは並大抵のことじゃないよ。彼の魅力は、サッカーだけにとどまらず、人としての成長を求め続ける姿勢にある。
櫻井:そう考えると、中町選手のアフリカ挑戦は彼の夢を叶えるだけでなく、他の選手たちにも新たな道を示したようなものなのかもしれない。
生田:たしかにね。日本のプロスポーツ選手がこうした形で海外に出ることが、今後の新しい標準になるかもしれないね。
遠藤:社会の一員として何ができるか考えた結果が、こういった活動に繋がるんだろうね。サッカー以外の場で自分を試すことも大事だ。
櫻井:たしかに。彼だけでなく、もっと多くの人がそういう視点を持つことが広がれば、スポーツの持つ力がさらに大きくなるかもしれないわね。
生田:挑戦することは何事にも重要だよ。非営利団体を設立してまでのサッカー支援活動はすごい。誰もができることじゃないし、彼の熱意を見習いたい。
遠藤:彼自身が成長し続けることで、周囲にもポジティブなインパクトを与えていくんだろうね。自分自身の可能性は無限だと気づかされる。
櫻井:人が成長する瞬間って、本人だけじゃなくて見ている人にも勇気を与えるものだから、私は彼の選択を応援したい。
生田:そもそも、日本の新たな市場を開拓するために新興国に目を向ける企業も増えているけど、彼のような行動がそのモデルになるかもしれないな。
遠藤:サッカーもビジネスも似ている部分はあるよね。ゴールを目指すためにどうベストを尽くすか、それを考え続ける姿勢はどちらも重要だ。
櫻井:じゃあ、生田さん、あなたもサッカーで例えて言うなら、どういう風に自分の会社を成長させたい?
生田:全員が同じ目標に向かっているチームで、最終的にはみんながハッピーになることが重要だね。まるで11人だけど、100人いるような組織にしたい。
遠藤:それも一つのプロフェッショナルの形だね。中町選手のように、自分のやりたいことを追求する姿勢を大事にして、次のステージを目指してほしい。

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