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若手選手の成長を支える日本サッカー界の未来構築への取り組み

【対談コラム】サッカー × それぞれの視点

サッカーを軸に異なるフィールドで活躍する3名が集い、それぞれの視点から語り合う対談コラム。

育成年代の指導に最前線で携わる元プロサッカー選手・遠藤。

IT企業を経営しながら、年に一度だけピッチに立つ現役サッカー選手・生田。

サッカーに関心を持ち、サッカーを語ることを楽しむ女優・櫻井。

サッカーという共通のテーマを持ちながら、それぞれの立場や経験が異なる3人。
指導者の目線、経営者の視点、そしてサッカーを楽しむ側の感性。

交わることで生まれる新たな気づきや発見を、ぜひお楽しみください!

生田:U-22選抜の試合で浮き彫りになった試合勘の不足、かつての自分たちの状況と思い重なる部分があるね。昔は、サテライトリーグがあったから試合経験が積めたけど、今は難しい状況にある。
遠藤:そうだね、試合経験が少ないと成長速度が落ちるのは間違いない。ユース年代から一気にプロになると、試合にも出られずに苦労する選手が多いね。
櫻井:やはり試合に出ることが大事なんですよね。でも、いきなりプロ入りしても試合に出られない環境って、選手たちには辛いですね。
生田:そこで、レンタル移籍や大学進学という選択肢が増えるんだろうけど、今の時代、選手にもより多くの選択肢があるから、そこでの適応力も求められるね。
遠藤:そうだね。ウズベキスタンのように若手がトップリーグに参加できる環境が整っていれば、日本のサッカーももっと良くなるはず。重点的に若い世代を鍛える必要があると思うよ。
櫻井:ウズベキスタンの事例を参考にするのはいいことですよね。それぞれの国がどうやって若手を育てているのかを学ぶのは大事ですから。
生田:日本のクラブももっと積極的に若手を育成し、レンタルなどを組み合わせて選手に経験を積ませる工夫が必要だね。ITの世界でも、新しい技術を身に着けるために実践の場を増やして経験を積むのが常套手段だから、サッカーでも同じだ。
遠藤:試合勘を培うために、できるだけ多くの試合に出場できる環境を整える必要がある。そのためにリーグや協会も連携して活動を継続して欲しいね。
櫻井:選手たちも試合に出られることを求めているでしょうし、自らの努力だけでなく、周りのサポートも大事ですよね。
生田:その通り。選手個人が努力するだけでは限界がある。だからこそ、プロとしての試合を通じて成長できる場を提供することが大事だ。
遠藤:プロといえども学びの場所が必要。海外移籍も選択肢だが、まずは国内でその基盤を築くことが日本サッカー界の発展につながる。
櫻井:選手が安心して成長できる環境を作ることが、サッカー全体の底上げになるということですね。日本ももっとそんな事例を増やして、若手を支援してほしいです。
生田:そのためにはJリーグ全体での取り組みが不可欠だね。ITの世界でも、ひとつのプロジェクトが成功するには全体の協力が必要だから。サッカー界でも同じだろう。
遠藤:Jリーグの足立フットボールディレクターも、選抜活動の必要性を訴えているし、今後の動向に期待したい。特に18〜19歳が試合に出場する機会を増やしたら、将来的に大きな成果が得られるはずだ。
櫻井:若い選手たちに注目して、これからも応援し続けたいです。彼らが試合でどんなプレーをするのか、楽しみですね。
生田:うん、これからの育成環境の改善は、日本サッカーの未来に直結するからね。どの分野でも若い才能を育てていくことがキーだ。
遠藤:そうだね。選手、関係者、サポーター全員が共に成長を目指す。その姿勢がこれからの日本サッカーを支えていく力になると思うよ。
櫻井:ますます日本サッカーから目が離せませんね。若い選手たちが輝いてくれるのを期待しています。

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