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なんとなくでサッカークラブを選んではいけない理由


幼稚園(U-5),小学校(U-12),中学校(U-15),高校(U-18)、あなたはどこのカテゴリーからサッカーを始めましたか?

サッカー選手としてお金を得るプロ選手になれるか否かは、どのカテゴリーも非常に重要となりますが、特にU-18のカテゴリーでは、より厳しい目であなたをサッカー選手として評価する人が現れるようになります。

あなたが絶対にプロになりたいと言う気持ちがあるなら、この記事の意味を自分で説明することができるまで理解し、それを行動に移してください。

本気でサッカー選手になりたいと念じるべし

いつかの記事でも取り上げましたが、実際にプロ契約できる選手は1年に100名ちょいでしょう。
※J3を含むならもう少し多いでしょうか

なかなかの倍率を勝ち抜きプロ契約を果たすためには、U-18で所属するクラブをどこに選定するかが非常に重要な要素となることが分かります。

100名ちょいがプロになれるだけであって、プロになりたいと本気で考えている選手は数十倍の人数がいると考えてください。

そして、その選手らはあなたよりもより貪欲で、より本気でサッカー選手になりたいと念じており、あなたよりもサッカーを愛しているでしょう。

まずはサッカー選手に本気でなりたいと己に念じ、自分自身の「弱さ」や「羞恥心」を吹き飛ばし、誰よりもサッカー選手になりたいと強く想えるようになりましょう。

オファーはゴールでもなく、スタートでもなく、ただ己の選択肢が増えただけ

あなたがプロ選手になるために、毎日のトレーニングでサッカーセンスを磨くことや、経験を積んで成長することは勿論必要ですが、「U-18のクラブを選定すること」がサッカー人生を大きく左右し、戦略的に選定する必要があるのです。

なぜなら、選定したクラブによってプロになれる確率の度合いが大きく変わるのです。

監督(指導者)、練習メニュー、ライバルなど、クラブが違えばあなたを取り巻く環境は大きく異なります。

U-18だけではありませんが、一度選んだその道を、今の日本の環境や風潮では、なかなか簡単に変えることができません。

各クラブで求められるサッカーは違います。クラブと言うより、指導者や監督と言っても過言ではありません。

クラブの選び方(U-18)で失敗しないよう、まずは日本全国にどんな指導者が存在して、どんなサッカーを要求しているのかを知ることが大事です。

3年間クラブに身を置く立場としては、ジョインしてからこんなサッカーをしたくはなかったと後悔しないよう、事前に練習参加することや先輩から情報を得ることが得策と言えます。

決してオファーがあるから、そこへ行くと言うことではなく、自らが納得して選んだクラブでプレーすることが望ましいでしょう。
※自分の責任で自分の人生を選ぶべき(但し、アドバイスは必ず聞く耳を持つ)

そもそも、オファーなんてあなたの他にも大勢の選手が受けているのが現状です。決して特別なオファーではなく、候補の一人と目をつけられただけと考えたほうがいいでしょう。

あなたよりも評価が高くポシションもかぶる選手に、同時にオファーしているなんて当たり前のことです。

スカウトマン(育成ではほぼ指導者や監督)の強烈なラブコールに一喜一憂するのではなく、ラブコール返しで時間を稼ぎ、必ず他も検討してください。

サッカースタイルはあるようでないのが育成年代

クラブ(指導者)によって毎年同じようなサッカーを徹底するところもあり、求められるサッカーはそれぞれ違うと言いましたが、決して全てのクラブがそうではありません。

むしろ、徹底して戦術を変えないクラブ(指導者)の方が少ないかもしれません。

なぜなら育成年代の監督は必ずしも毎年好みの選手を獲得できるわけではなく、所属する選手の能力を見て判断することが多いからです。

自分のやりたいサッカーを教えすぎることが育成年代の指導者の仕事ではないので、そういう意味ではサッカー環境を選定の最重点項目とする必要があるかもしれません。

自分の能力を最大限に引き出してくれるクラブ(指導者)を選ぶことも大事ですが、実はパートナー(チームメイト)選びがサッカースタイルやサッカー人生を謳歌させてくれる要因であることを忘れてはいけません。

大空翼は岬太郎がいて、ゴールデンコンビを組むことができるのです。ツーと言えばカー、暗黙の了解が通じ合うパートナーがいるかいないかで、あなたのサッカー選手人生に華が咲くかどうか、非常に大きな影響を及ぼすに違いありません。

クラブ選定に注力し過ぎて、本当に必要な情報や決定打を見失わず、自分が納得のいくクラブを選定し、プロ選手になるための大きな1歩を歩んでください。

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