柿谷曜一朗が挑むJ1と代表復帰へセレッソ大阪がやるべきこと


柿谷曜一朗をご存知の方は多いだろう。そこそこよサッカーファンであれば、彼に対する印象はまだ天才サッカー少年のままかもしれない。


そんな柿谷曜一朗はいつの間にか大きくなり、現在セレッソ大阪のキャプテンとしてチームをJ2からJ1の舞台へ昇格させる原動力となった。


スイスのバーゼルへ完全移籍したがセレッソ大阪の熱望と自分の出場機会を求めるため、セレッソには3回目の所属となったのだが、まだまだ天才サッカー少年が持つ本来の能力が覚醒しているわけではないと見ている。


柿谷曜一朗は最近代表には呼ばれていないが、2017年シーズンではセレッソ大阪で完全復活し、ゴールを量産し、代表で原口元気と並ぶ戦力になるのではないだろうか。


天才サッカー少年のルーツ

もうこの歳になると若手や新人と呼べる年齢ではない。1990年1月3日生まれの26歳。生粋の大阪人である彼は、4歳からセレッソ大阪の下部組織で育つ。


とにかく彼のサッカー人生はセレッソ大阪一筋なのだ。2006年彼はまだ追手門学院大手前高等学校に通う16歳の高校生ではあったが、セレッソ大阪史上最年少の16歳でトップチームとプロ契約を結んだ。


プロ生活を充実させるための生活環境を整えるためにもウィザス高等学校(現 第一学院高等学校)に転校するのだが、同じくセレッソ大阪に在籍していた香川真司が注目を浴びるようになる。


2007 FIFA U-17ワールドカップにも出場するなど、日本サッカー界の至宝とも呼ばれるが、当時のJ2最年少得点記録(17歳3ヶ月25日)を記録を残した割には21試合2得点と目立った成績ではなかった。


そこから徳島ヴォルティスやセレッソ大阪への出戻り、ドイツニュルンベルクからのオファーやスイスのバーゼルへの移籍をするなど、サッカー選手としての紆余曲折はあったものの、本来の類い稀ないサッカーセンスを要所要所で披露することになり、東アジアカップ2013で待望の代表デビューと代表初ゴールをあげることになる。


天才サッカー少年のサッカー人生は決して順風満帆ではなかったが、ようやくサッカー選手として脂がのってきた。そして、所属クラブのセレッソ大阪もJ1への復帰を果たし、個人としても代表復帰への挑戦が始まった。


バルサで言うところのネイマール的存在と活用法

柿谷曜一朗のプレーする範囲は主に攻撃であり、ポジションはトップやトップ下を得意としている。サッカーセンスだけで言うと日本でもトップクラスの選手であり、攻撃にアクセントをつけるだけでなく、ゴールを狙える選手としての脅威も併せ持つ。


活用方法にもよるが、今の代表やサッカー界の主流となっているフォーメーションを考えると、バルセロナのネイマールのポジションが最大限の能力を発揮できるのではないかと考えられる。


柿谷曜一朗がボールを持つと何かが起こるような雰囲気もあり、特に相手ディフェンスとの1対1になるとその力を発揮する。ただ、それは家長昭博とは少し異なるボールの持ち方や相手のいなし方である。


柿谷曜一朗のプレースタイルが海外選手で例えるならば、ネイマールと言いたいところだが、まだまだネイマールほどの得点力がない。


ただ実際には日本人の中でも群を抜いて得点力があるほうなのだが、得点に結びつかない理由として、相手ディフェンスからの警戒が強いことが言える。また、相手ディフェンスのマークが分散されるほどクラブの攻撃パターンがないことも大きな問題と言えるだろう。


彼本来の得点能力を最大限に発揮するには、彼へボールを供給するパサーの獲得よりも、相棒となる攻撃的な選手を獲得することが先決だ。いわゆる、バルセロナで言うところのスアレス、メッシ的存在である。


スアレス的存在は日本人にはいないので外国人ストライカーの獲得、メッシ的存在には齋藤学を獲得したい。


両ウイングから中へ切り込む攻撃スタイル、真ん中のストライカーだけでなく、両サイドからも得点を狙えるとなると、ゴールを量産できることは間違いないだろう。


あと1つ柿谷曜一朗へ求められることはロングシュートの精度をあげて、どこからでもゴールを狙えるようにすることだ。より怖い選手として代表復帰やJ1での活躍が期待されるのではないだろうか。


柿谷曜一朗に必要な右腕となる選手

齋藤学を是が非でも獲得して右腕にしたいところではあるが、より注目したいのはセンターフォワードに起用する外国人ストライカーだ。


ここではバルセロナのスリートップをイメージして話を進めるが、柿谷曜一朗の能力を活かすために獲得するのはセンターフォワードの重要性を無視はできない。


セレッソ大阪のセンターフォワードにはかつてフォルランが所属していたが、柿谷曜一朗の相棒選手として獲得するのはフォルランのようなタイプではない。


以前名古屋グランパスに所属していたマルケスを肉付けしたような選手、もしくは以前浦和レッズで強烈な記録と記憶を残したエメルソンを肉付けしたようの選手が欲しいところだ。


セレッソ大阪はそんな選手を獲得して、柿谷曜一朗をJ1の舞台で輝かせ、日本サッカー界のために彼を代表へ復帰させてあげる環境を整えてはどうだろうか。

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