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サッカーで言う選手のクオリティとはなんぞや


サッカー人生の中で、試合のスタメンから外れたことがない人は、むっちゃすごい人やと思います。

サッカー選手の人生は25歳か26歳で引退。小学1年生から始めたとして、約20年間で少なくとも5人から10人の監督やコーチからサッカーを教わることになるでしょう。

監督してる人って、ほとんどはサッカー経験者やと思うけど、監督自身やりたいサッカーってあると思うねんなぁ。どっかのチームに所属して、そのチームの伝統的なサッカーに合わせると言うか、そのチームのサッカーにプラスアルファ自己流を加えんのか。むしろカテゴリがプロなんやったら、チームがチームのサッカースタイルに適してる監督を選んぶはずなんよね、多分。

毎回毎回W杯で違う指導タイプの監督を引っ張ってきて、違う戦術で。日本サッカーのやりたいことはなんやろなぁ、散らかってるなぁってほんま思います。勿論、代表やし世代もかわっていくし、ずっと同じ選手や同じチームやないから、多少は違いも出てくるけれども。

それにしても散らかっている日本代表。勝手な予想、日本サッカー協会が散らかってるんちゃうかいなと思うぐらい。ずっと同じ人が運営しているし、極端に言えば会社ちゃうから意識が甘いし責任の所在も不明瞭。飲み屋で愚痴りたい、この想ひ。。。さぁ飲みに行きましょう!渋谷に19時集合で!

話が脱線しましたが、監督がチームに合わへんと言うか、自分のサッカーに対する指導や考え方を広めたいとか貫きたいとか思ったら、新しくチーム作ればええだけの話。まぁ、そんな簡単なことやないねんけど。人集めるのとグラウンド確保するにも、相当な努力と汚い世界が入りまじっとる。お金に目が眩んでへんかい、地元のサッカー指導者よ!

さて脱線事故ばっかりですが、話の本質に戻りましょう。サッカーで言う監督やコーチ、所謂リーダーが何を考えてるか、何を求めてるかが明確やないと、はっきり言うて付いて行く人らは求められている要求に対して正確なアウトプットがでけへん。監督によってやりたいサッカーが違うねんけど、当たり前なことに選出される選手もちゃうし、それぞれが求められていることもちゃうはず。

しかーし、その監督のやりたいこと、求めてることがボヤッとしてたら、選手も分からん!ほんまに。たとえば、監督のやりたいサッカーが、今回のブラジルW杯日本代表のように攻撃的サッカー(攻守ともに全員攻撃全員守備!?)を目指します。

これどう思います?漠然とし過ぎて、自分が選手やったらもっと具体的に言うてくれへん?ってザックに言うてまいそうや。

「監督の要求=選手のプレー」が成り立てば、選手のクオリティも高いか低いか、要求に対しての結果はどうであったかを判断できる。むしろ、それがないと判断すらできんし、選手選考なんてどうやってしたんか教えて欲しい。

要求自体が曖昧やったり、明確やなかったら、選手もプレーしてても結局個人プレーかい!ってなるやん?個人では世界に勝てへんって、これまでの試合を見てても分かるやろうし、まず歴史が違いすぎるから、そこで崩そう勝とうとしてる段階で、本質的な議論すらできひん。

本田様の、「結局は、最後は”個”です。個の力で決まるんです。」

因数分解みたいに、紐をほどいてほどいて解ききったところに、その”個”が見えてくる。あなたたちは”個”で勝たなければならないなんて、言うてる時点でおかしいではないか。なぜなら”個”なんて幼少期からの積み重ねであり、W杯直前にグイッと伸びるもんやあらへんよ。

本田様、あなたの”個”は世界レベルやないんやから、4年間チームをつくることにリーダーシップを発揮した方がよかったなぁ。って…もう話を脱線するのはやめます。

要するに、監督の求める要求事項やニーズもしくは期待を満たす程度が、その選手のクオリティなわけで、監督が変われば、その選手の評価も使われ方もちゃうよ!っていうこと。だから、監督の明確な要求事項が何かを選手は知ること!監督を選ぶなら、まずはそのチームのサッカーがどんなサッカーをするのかを明確にすること!全部できてへんやないかーい!

俺の頭が散らかってるな。

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