メニュー 閉じる

サッカーで革新を生み続ける方法


チームを作り上げる上で、絶対的なリーダーが必要なことは当たり前だのクラッカー。まずは、ムーブメントを起こさぬ限り、誰も何もせーへんし、してくれへん世の中。自分がアホなることで、やがてアホがリーダーとなるんやろう。

「若者よ!アホになれ!」最初の第一歩が大事なのである。第一歩踏み出すで~って口で言うやつは、なんぼでもおる。ただ、一歩を踏み出すやつはなかなかおらんから、踏み出すのは大きなチャンスですよ。

育成年代のサッカーは年代によって、波がありますやん?これまでおった1学年が卒業し、新しい1学年が入学してくるため、人が変わるから。プロクラブでも一緒やねんな。全盛期のヴェルディ川﨑、ジュビロ磐田、ガンバ大阪なんて、顕著に結果としてあらわれてて、J2降格を経験することになる。まぁ、うまくチームを立て直さへんかったら、自然とチームは衰退してくるのです。

選手もそうやねん。ピチピチの高校卒業したての若造がJに入団して、ずっと若手でやってたとしても、スピードに慣れてきて試合にもちょこちょこ出るようなって、いつの間にか気づいたらベテランになってんねんな。育成年代でも中学・高校3年間なんてあっという間。要するに、選手もチームもある時期からは衰退してくるんです。まるでそこらへんのスーパーで埃をかぶって売られている製品のように。

一般社会では、同じように事業や製品・サービスが新しく導入されてピチピチな状況で、さて頑張ろう!と意気込んでたら、おっ、それなりに売れてきおった!って言うて(売れへんのもあるが…)、成長期を迎える。んで、ある程度売れた時期から成熟期に入り、いつの間にか似たような製品やら、もっと性能がええもん現れて、市場の中でいつしか消えていく…。これが衰退期。(そうか、わたしの身体も既に衰退期!ってやかましい。)

20140709-194419-71059959.jpg

物やサービスによって、移行時期のタームがちゃうけど、基本的な考え方は一緒。だから、事業もサービスもチームも選手も、衰退する前の分岐点では更なる成長を目指す必要があるのです!そう、その成長に必要なことが「革新」であり、もしくは「改革」が求められているのです。

なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

革新?改革?なんじゃそれ?簡単に言えば、改革はこれまでのやり方を改めることで、革新は新たに全く新しい事をすることかな。

セブン&アイ鈴木会長 常に仮説、時代にぶつける
↑本記事はこちらからどうぞ!
※無料会員になったら月10記事まで全文を読めます

要約すると

・昔は売れている店を参考にしても良かったが今は見ても仕方がない。それだけ変化が激しい。
・大切なのは仮説と検証。データは単なる結果でしかない。仮説を検証する道具。
・新しい事をやるときに経験はいらない。潜在能力を引き出せばよい。
・ほんとうは皆に反対された方が可能性が大きい。そうすれば成功できるのは一人。

“難しいことじゃない。世の中の変化を見続けてきたということ。変化の時はやり方さえ変えればチャンスですよ。”

んー、変化を感じること。その変化を感じた時に、仮説と検証をもとに「革新」を行う。革新(最初の第一歩)を行う時には経験は不要。難しいか。

チームであれば、今までうまくいってたのにうまくいかんくなった。それは選手の衰退が原因かもしれんし、監督の要求するサッカーが時代遅れになったんかもしらんし、様々な原因が考えられる。選手(ここでは個の力と考える)であれば、周りの成長が著しかったり、身体的に劣りを感じたり、これまた色んな原因が考えられる。

要は、そこから仮説を立てて、検証することから、次なる一手の「革新」を実行することが更なる成長(成長し続けること)に繋がることなのかなぁと。チームであれば、あんま聞かへんけど合併とか?サッカースタイルの変更とか?選手であれば、ポジション変更とか?プレースタイルの変更とか?

わたしの場合、昔はドリブラーでFWやったんやけど、中2で左サイドハーフにポジションを回されてからグングンと代表候補まで上り詰めました。これは自分の中である意味「革新」ではありましたが、引退直前(自称まだ現役)自分のサッカー人生を振り返ると「失敗」でもあったかなと。プレーの幅が広がったのはよかったんやけど、結局のところ「おまえはユーティリティーで、自分の武器がない」と言われたのである。仮説と検証を怠った結果でしょう。

ある人はいいます。「成長させるには、目標を設定すること。興味の湧く刺激を少しずつ与え、チャレンジする楽しみを持たせること。」

こちらもおすすめ