ロシアワールドカップで日本代表は勝てるのか


ブラジルワールドカップで結果を出せなかった日本代表は、この2年でどのような成長を果たしたのでしょうか。


また、ロシアワールドカップに向けて結果を求める日本代表は、これからの2年でどのような成長を見せてくれるのでしょうか。


ワールドカップからワールドカップへ、折り返し地点を通過しました。


世代交代の良い面、悪い面

惨敗したブラジルワールドカップを終えた直後の時点では大きなメンツの変更はなかったが、徐々にリオオリンピックメンバー候補やその他若手の台頭もあり、多少なりとも日本代表メンバーの世代交代があった。


世代交代はフレッシュな選手の加入により、すでに定着しているメンバーに刺激を与える意味でもいいことではある。しかし、その新しく選出されたメンバーの「脅威」がなければ、新旧メンバー間では決して化学反応はおこらない。


一つ例を挙げると、Jリーグ3年連続得点王である大久保嘉人が選ばれていないことは気がかりだ。ハリルホジッチの構想外であると言えばそれまでだが、構想外の理由として「年齢」「イメージ不足」と過去に発言している。


語弊がないように説明すると、イメージ不足に関しては、ハリルホジッチ自身のイメージが不足していたこと。大久保嘉人を代表に招集したとして、日本代表の中心選手でもある本田圭佑や香川真司らとうまくプレーしているイメージが、大久保嘉人から湧かないと発言している。


年齢に関しても、就任直後に2016年は36歳を迎えた遠藤保仁を「年齢」という理由で選考外としたように、大久保嘉人も同じく2016年は34歳を迎えたことで、やはり「年齢」が選考対象となっていたようだ。


ハリルホジッチの中では大久保嘉人と同じ年齢である川島永嗣とのわずか数ヶ月の年齢の差をシビアに見極めているようだ。ハリルホジッチ体制の「年齢」の代表選考基準を是非とも公開してほしいところだ。


日本人で常にトップの実力者が集まるはずの日本代表に、トップクラスの選手がいない。吉と出るこ凶と出るか、ロシアワールドカップでその答えは出る。


リオからロシアへ

若手の台頭として浦和レッズの遠藤航やアーセナルに移籍を決めた浅野拓磨などがいる。本来、ブラジルワールドカップが終わった時点で招集されててもおかしくはない選手であったが、日本サッカー協会には一定期間、考える時間が必要であった。


リオオリンピックの2年後にロシアワールドカップが開催されるということで、リオメンバーの中心選手をロシアへ連れて行く流れを作りたかったのではないだろうか。ただ、そのメンバー選考や中心選手が誰になるかを読めなかったため、ブラジルワールドカップ直後のリオメンバーの選出は少なかった。


一方で協会に属する一部の人間の中では、具体的な将来のイメージもなかったが、リオメンバーの一部をA代表に推薦していた。アギーレ前監督就任直後の試合だったにも関わらず、その選手らは招集された。


その中にはリオオリンピックメンバー候補として名を挙げていた松原健も含まれていた。このメンバー選考にはアギーレ監督の意思ではなく、リオオリンピック代表監督である手倉森誠の推薦もあり、日本サッカー協会の選出があったようだ。


松原健はその後、怪我をして復帰のめどが立っていない時に、一度だけなぜかハリルホジッチから選出されている。その後、代表からは遠ざかっているのだ。そして代表メンバーに推薦したとみられる手倉森誠監督から、リオオリンピックの18名に選ばれることはなかった。


リオオリンピックに出場することは、選手にとっては大きな経験となる。しかし、オリンピックに選出されなかった選手でも、その後に開催されるワールドカップまでの1年間が勝負時であり、ロシアワールドカップメンバーに滑り込みで選考される可能性は十分にある。


リオからロシアへ最終的に何人の選手が残るのか、非常に楽しみだ。ピッチ上では年齢や性格は関係ない。結果を残し本当に実力がある選手であるならば、18歳でもメンバーに入れるべきである。


監督はハリルホジッチでいいのかかどうか

今の日本代表は昔と比較した場合、所属クラブに海外のビッグクラブの名前が連なっている。ビッグクラブ自体の実力が下がった一面はあるものの、最高峰の舞台で毎日鍛えられている選手は、今の日本代表にとっては貴重な存在でしかない。


そんな日本を代表する選手が集まった集団そのものが日本代表であり、いわば最高の駒をどのように動かすかは監督にかかっている。


では、その監督であるハリルホジッチは、今の日本代表にとって本当の意味で最高の監督であるのだろうか。


日本サッカー協会は結果をみている。そして、結果以上にプロセスをみている。さらに、プロセス以上に自分たちの立場をみている。


要するに、ハリルホジッチを選んだ人たちは、ハリルホジッチが結果を出すまで起用し続ける可能性は非常に高い。


例えば、アジアカップで日本代表が負けたとしても、今もなおハリルホジッチを起用し続けている。そして、世界の裏側では、ブラジル代表のドゥンガ監督がコパアメリカで敗退し、このタイミングで退任している。


日本サッカー協会は、ハリルホジッチの採用を現時点での最善の策であると考えている。そして、どんな結果であってもそれ以上を積極的に求めようとはしない。なぜなら、それをすることは協会での立場が揺らぐ人がいるからだ。


ブラジルワールドカップからロシアワールドカップまでの期間、既に折り返し地点を通過した。リオオリンピックが終わった時点(タイミング)で、日本サッカー界に一波乱あってもいいタイミングだ。


協会内で一波乱があるか、日本代表で一波乱があるか、結果的にあってもなくてもどっちでも良いのだが、最高の準備をして最高のメンバーでロシアワールドカップを戦って、最高の成績をおさめてほしい。

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生田(榊)隆司
生田(榊)隆司NEWJI Founder
Soccer Owned Media「NEWJI」Founder。100万PVを目指して、日々妄想と執筆をしている。
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