バルセロナのサッカーから学んだ日本サッカーの盲点「個の力」

日本サッカーの目指すべき道はなにか

バルセロナの優勝で幕を閉じたFIFAクラブワールドカップジャパン2015。サッカーと関わる人で見なかった人はいないだろう。メッシ、ネイマール、スアレスの強力3トップから感じることはとても多く、日本サッカーとの差を感じることができた一戦でもあった。


日本サッカーは、2014年のブラジルワールドカップでも「自分たちのサッカー」と言い続けてきた。しかし、その「自分たちのサッカー」が結局なにを指していたのか、観ていても聞いていても核心を掴むことができなかった。そして、その「自分たちのサッカー」を説明できる選手や日本代表スタッフがいたのかも疑問である。


ブラジルワールドカップで完敗した日本代表は、今2018年のロシアワールドカップを目指している。これまで日本サッカーを主導してきたサッカー協会の人間も変わっていない。それが原因か分からないが、W杯を一つの区切りと考えた場合、ロシアW杯に向けた日本代表は「アギーレ問題」や「育成不足」などの課題や問題が大きく取り上げられてきた。


スペインがワールドカップで優勝すれば、スペインサッカーを目指したり、ドイツがワールドカップを優勝すれば、ドイツサッカーを目指したりと、いい意味では時代とともに進化しているが、悪い意味ではどうしたいのか分からない。


他国のサッカーを参考にすることは全く問題ないが、日本が世界で結果を出すことを成果とすると、まだまだやらなければならないことがたくさんあるはずだ。まずは、そのたくさんある課題や問題を整理してはどうだろうか。


バルセロナのサッカーが世界一である

バルセロナがFIFAクラブワールドカップジャパン2015で優勝したように、メッシ、ネイマール、スアレス率いる軍団は、今この数年間では誰がどうみても世界一に相応しいサッカーをしている。ただ結果を残して強いだけではなく、サッカーにおける全ての要素を兼ね備えていると言っても過言ではない。


日本が目指すサッカーを、世界一のクラブ「バルセロナ」に標準を合わしても何ら問題はないと思っている。なぜならバルセロナのサッカーが世界一だからである。理由はただそれだけであるが、それ以上の理由はいらない。


ただ、今の日本代表がバルセロナのサッカーを目指すとなると、非常に多くの課題や問題が浮き彫りになることは先ほども述べた通りだ。間違ってはいけないのはそれ自体に問題は全くないということ。むしろ問題が出ないとなると日本がワールドカップを優勝していてもおかしくはない。


バルセロナと日本代表を比較して深堀していくと、いずれはブチ当たるであろう「チーム」と「個人」のそれぞれにおける課題である。もちろん、世界一と比較している時点で、2016年1月7日に発表された最新のFIFA世界ランキング53位の日本代表は課題だらけだ。


どこの国を目指す、どこのクラブを目指すという対象はどうでもいいが、どうせなら日本人に足りないことを教えてくれているようなサッカーをする、世界一のバルセロナを目指してみてはどうだろうか。


そうすることで、世界一を目指す上で足りない部分が顕在化し、課題や問題が整理できるようになり、やるべきことが明確になってくるはずだ。


バルセロナのサッカーから学んだ日本サッカーの盲点

FIFAクラブワールドカップジャパン2015の決勝戦を観戦して、バルセロナの攻撃を担うメッシとネイマールに共通する特徴から、日本サッカー界の育成指導に取り入れなければならないことを学んだ。


彼らのプレーで想像できるキーワードとして、「ドリブルが上手い」「ボールをとられない」「高いスキル」など、どちらかと言うと「個」のスキルに近しいキーワードが出てくるのではないだろうか。


「個の力」と言うと、ブラジルワールドカップを決めた直後の会見で、本田圭佑が語った「個の力」の話が有名である。


しかし、ずっと抽象的で具体的ではない「個の力」という言葉で片付けられてきた日本サッカー界の課題や問題。インタビュアーの誰も「個の力」を具体化させる質問はできなかった。と言うよりも、そこまで核心をついた質問を出し続けるほどサッカーを知らない。


私の中ではこの曖昧な表現をより明確にすることが日本サッカーの発展に必要だと感じてはいたが、なかなかそれが見つかることはなかった。


本田圭佑の考える「個の力」とは。

個というのは、昨日ゴールキーパーの川島選手がしっかりと1対1を止めたところをさらに磨く。今野選手がケーヒルに競り勝ったところをさらに磨く。佑都と真司がサイドを突破したところ、そこの精度をさらに高める。ボランチの2人がどんな状況でも前線にパスを出せるように、そして守備ではコンパクトに保ち、ボール奪取を90分間繰り返す。岡崎選手や前田選手が決めるところをしっかり決める…。

出典:Youtube


「個の力」はいつしか、フィジカルやスピード、個人の特徴を伸ばすことに争点が置かれ、本質的な解決策を見出せていなかったように思う。しかし、今回バルセロナのサッカーを観戦して、自分の中で「個の力」の答えを導き出せた。

それは…

続きは「Dreaming Football+」でご覧ください。

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生田(榊)隆司
生田(榊)隆司NEWJI Founder
Soccer Owned Media「NEWJI」Founder。100万PVを目指して、日々妄想と執筆をしている。
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