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サッカー解説者は狭き門、半歩先行くサッカー選手のセカンドキャリア

サッカーの試合を丁寧に解説してくれる人をサッカー解説者と呼びます。

皆さんこんにちこんばんは。「進化系サッカーメディアNEWJI」の立案者ryujinです。寒い日が続き、部屋に閉じこもりぎみです。先週末に始まった「本気で腹凹まそう会その壱」の目標96.6kmをどう走り切ろうか対策を練っています。

テレビ中継で実況アナウンサーの横でサッカー解説を担当している方には、サッカージャーナリストや、元監督、元選手、(明石家さんま)などが名を連ねます。

NHKのサッカー中継は、実況アナウンサーもサッカー解説者も、声のトーンが安定しているのが好きです。それ以外は煩くて(某○木安○郎など)サッカーを観る気が失せてしまいます。
※自分もサッカーを観ると興奮して煩いと良く言われますが…

 

現在活躍中のサッカー解説者

過去にサッカーを解説したことがあるメンバーをご紹介しましょう。アナタは何人の人の解説を見たり聞いたりしたことがありますか?

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そう、実は全国放送以外でも、ローカル放送のサッカー中継が闇で多いため、サッカー解説者も意外と多いのです。

テレビ局ごとにサッカー解説者が数人定着していたりします。また、サッカー中継以外にも、ニュース番組内でサッカーを解説する人も見受けられます。

 

オススメは早野宏史と玉乃淳

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写真:http://domperimottekoi.hatenablog.com/
早野宏史
1955年11月14日(59歳)
多くのJリーグ中継やヨーロッパサッカー中継で解説を担当。 NHK「Jリーグタイム」のサッカーコメンテイターとしてレギュラー出演中。
引用:http://www.sskamo.co.jp/

UEFAチャンピオンズリーグ セミファイナル第2戦インテルvsミラン

▼ミランのガットゥーゾ選手について。


早野「ガットゥーゾは漢字で書くと、『根性』ってなるんでしょうね」
岩爺「ハハハ、なるほど」
早野「ガッツだぞ、と」

▼後半から先週のアタランタ戦でゴールを決めたマーティンス登場。
バック転パフォーマンスを思い出して。


早野「あんまりすごいので思わず点をつけてしまいました」
岩爺「ははぁ、何点でしょうか?」
早野「9.8ですかね。ちょっと膝が開いてましたんで」

EURO2002サッカー欧州選手権 予選イタリアvsフィンランド

▼FWが機能せずピッチから消えてるフィンランドに対し。


柄沢「フィンランドにとって、相手をするのがネスタでありカンナヴァーロであるというのは骨が折れますね」
早野「ええ、複雑骨折ですね」

▼イタリアはとりあえずボールをとったらFWのトッティを探していることに対し。


早野「取ったらトッティ、ですよ」

▼トッティからのパスで、トラップミスをしたデルヴェッキオに対し。


早野「あそこでね、トラップしてちゃんと前へ出るベキォですよね、ウウッ」(自画自賛)

引用:http://www.geocities.co.jp/

おそるべし早野宏史のギャグセンス。ガンバ大阪監督時代は、半袖アロハ短パン、地肌真っ黒にグラサン常備でヤクザにしか見えませんでしたが、そのギャップがたまりません。

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写真:http://www.jsports.co.jp/
玉乃淳
1984年6月19日(30歳)
史上最年少である25歳でサッカー解説者に就任した元Jリーガー。海外志向が強く一年の大半を海外で過ごす。前向きすぎる性格が特徴。
引用:http://ameblo.jp/jjjtttsssyyy/

J1第3節セレッソ大阪対清水エスパルス

▼清水・高木俊幸に物申す玉乃さん


玉乃: (高木俊は)実家が僕のところから5分ぐらいのところなんですけど、本当に人間性もいいですし、もちろんルックスもいいけど、幼少時代から可愛がってきたので、是非頑張って欲しいですね。
下田: 玉乃さんと同じ、「あざみ野FC」出身です。
玉乃: そうなんです。ただね、結婚の報告が無かったんですよ。
下田: (笑)。それ、後で言ってください(笑)
玉乃: 信じられない。……信じられない。

▼柿谷の「時を止めるプレー」を解説する玉乃さん


玉乃: あのペナの付近で、“相手を止めるボールの持ち方”ができるんですよ、柿谷は。
下田: してましたね。
玉乃: だから味方が何度も動き直せるんです。時間を止めるプレー、なかなかできないですね。
下田: ええ。
玉乃: 海外でもイニエスタ、次に名前が浮かぶのが柿谷です。まぁ、ドラゴンボールで言うと「グルド」ですよね。
下田: ……
玉乃: 時間を止められる選手、イニエスタ、柿谷。
下田: ……
玉乃: 一試合の中で何度も見られないので、絶対に見逃さないで欲しいですね。

J1第12節サンフレッチェ広島VS横浜F・マリノス

▼石原のヒゲが気になる玉乃さん


下田: 石原、守備への切り替えの素早さを見せています。
玉乃: 疲れ知らずという形容詞が似合う選手ですよね。
下田: キャリアは湘南で始めまして、メキメキと頭角をあらわしまして、大宮経由で広島にやってきました。
玉乃: こんなヒゲのスタイルでしたっけ?
下田: そうだったんじゃないですか?
玉乃: 中央にちょっと……スペースがありましたけど。
下田: そうでしたっけ(笑) 描写こまかいですね。
玉乃: まさかグスタヴォを意識しているとは思えませんしね、プレースタイル的に。
下田: 話を戻しましょう。
玉乃: はい

▼広島の攻撃の多彩さを説明する玉乃さん


下田: 佐藤でしたかね、シュート狙ったのは
玉乃: サインプレーでしたね。佐藤も分かってそこに向かって行ってましたから。
下田: ちょっと後ろに入れてヒールシュート、これは粘った小椋に当たりました。
玉乃: 当然蹴った瞬間にディフェンスラインは下がりますんで、下がったところのスペースに低いボールをという、
下田: はい。
玉乃: マリノスは高さがあって強いですから、単調に入れるだけでは崩すことは難しいので、あの手この手ネコの手でやってきますよね。
下田: (スルー)

引用:http://blog.livedoor.jp/domesoccer

賛否両論はあるが、玉乃淳の解説もいい味だしていると思われる。実際に聞いたことがないので、彼のスケジュールをチェックしましょう。

 

解説者もいいが、実況を担当するのはどうか

さすがにプロのアナウンサーと太刀打ちする技量や話術はないと思うが、サッカー実況に慣れているアナウンサーでもやはりサッカーを知らない人が多いので、聞いていてストレスが溜まる時があります。

特に選手の名前を間違える、ゴールを決めた選手を間違える、選手を友達かのように話す、解説の話を聞いていないなど、挙げればキリがありません。

サッカーを知らぬものは、サッカーコンテンツを創るべからず」でも書いたように、サッカーを知る人が実況をして欲しいところです。

サッカーを知っている人間が実況を担当することで、もっとサッカーを分かり易く、今何が起きているか、どういう状況かを伝えることができるのではないかと考えています。

サッカー解説者の枠は非常に少なく、サッカー選手のセカンドキャリアとして、あえてサッカー解説者ではなく、サッカーの実況を極める人が現れてもいいのではないでしょうか。

しかし、それって解説者とポジションが被るのでは?と思うかもしれません。解説者と実況がそれぞれの深い部分をトークしたらいいと思っています。

サッカー素人向けに分かり易くするのが解説であり、今起こっている状況を事細かに伝えるのが実況です。その役目を忘れなければ…。

極端に言えば、どちらが実況でもどちらが解説でもいいのです。これまでにない斬新なキャスティングをするテレビ局が出てくることを望みます。

そう、漫才で言うと「笑い飯」が出てきた時の笑劇を受けた時のように…
http://youtu.be/F51GBBQGbPA

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