手元で開いていたのは、東西対抗戦に出た選手の一覧です。2026年9月13日、三重交通G スポーツの杜 鈴鹿。メニコンカップという名前で組まれている、日本クラブユースサッカー東西対抗戦(U-15)。EASTが3-1で勝った、という結果の下に、選ばれた選手の名前と所属が並んでいる。上から順に目で追っていって、一か所で止まりました。サンフレッチェ広島という名前が、二行に分かれている。
片方はジュニアユース。もう片方はサンフレッチェ広島工大高ジュニアユース。本体から4人が入り、工大高のほうからはMF久保田裕吾選手がただ一人。同じ看板を掲げているのに、名簿の上では別のチームとして立っている。
イタリアサッカー連盟が、2026/2027シーズンのU-13の全国の催しについて案内を出しています。9人制で、対象はプロクラブと第3・第4レベルのクラブ。登録の受付は10月2日まで。地域の第1フェーズは11月2日に始めて翌年4月4日までに終え、州をまたぐ集まりが4月18日から5月9日、全国の決勝が5月21日から23日か、28日から30日のいずれか。その案内の中に一行、各クラブが登録できるのは1チームだけ、と書いてあります。
1チームだけ、という線を日本のU-15に引いてみると、どこで引っかかるか。まさにサンフレッチェ広島で引っかかる。ジュニアユースがあり、2024年に作られた工大高ジュニアユースがある。名簿では二行で、選抜にもそれぞれから選手が出ている。日本の育成年代で「クラブ」と言うとき、数えているのは法人の名前なのか、実際に試合に出るチームの数なのか。少なくとも東西対抗戦の一覧は、後者を単位にして書かれている。
二つ目のチームには、二つ目の全国大会がついてくる
この選抜に名前が載るには、日本クラブユースサッカー選手権(U-15)の優秀選手になるか、その大会に出られなかったチームで争われるJCYインターシティトリムカップ(U-15)でMVPかMIPを取るか、という二つの入り方がある。夏の全国に届かなかった側にも別の全国の大会が置かれていて、そこの表彰が9月の東西対抗戦につながっている。
そうすると、同じクラブ名を持つ二つのチームは、単純に「上」と「下」の縦並びとしては読めなくなる。片方がクラブユース選手権を戦い、もう片方がインターシティトリムカップを戦っている、ということが起こりうるからです。出る大会が違えば、当たる相手も、遠征の行き先も、シーズンが終わる日付も違ってくる。同じクラブ名の下で、一年の過ごし方が二通りある。
日本クラブユースサッカー連盟の側から見ると、これは取りこぼしを減らす作りではないかと。全国に届かなかったチームの選手にも、選抜に乗る道が一本通してある。イタリアの案内のように1クラブ1チームで揃えてしまうと、この二本目の道はそもそも要らない。
クラブの数ではなく、チームの数を数える
日本の育成年代の話をするとき、「Jクラブのアカデミー」とひとまとめに言うことが多い。ただ、一つのクラブがU-15の年代に何チーム持っているかを数えた話は、あまり見かけません。少なくとも、一つの年代に一つとは限らないことが、9月13日の名簿に出ている。
家庭の側から見れば、この数え方の違いは、そのまま入口の数になる。募集の案内には、クラブの名前とカテゴリの名前が書いてある。8歳の入団選考で家の側が先に越えているものを数えたときも思ったことですが、書いてある名前をひとつの塊として読むと、実際に何が並んでいるかを取り逃がす。二行あるものを一行として読んでしまう。
2024年に一つ増えた、というのは、その年から同じクラブ名の下でU-15の公式戦に出る子どもの人数が増えたということでもある。増えた分がどの大会に出て、そこから誰が選ばれるかまで、大会と表彰の並びとしては先に用意されていた。次に東西対抗戦の名簿を開くときに最初に確かめるのは、どのクラブから何人が選ばれたかではなく、同じクラブ名が何行に分かれているか。
出典: www.figc.it(2026-09-28)