市立船橋、昌平、習志野。2026年の関東ROOKIE LEAGUEで、三つの階層のそれぞれ一番上に立った高校の名前。
関東と静岡の強豪校の1年生が90分のリーグ戦を戦う大会で、全日程が終わったあとにAリーグとBリーグそれぞれの優秀選手が発表されました。Aリーグ1位の市立船橋からはMF國重遥人。名前の横には、ジェフユナイテッド市原・千葉U-15出身と、中学時代のチームが添えてある。
数えると二つ。AとB。Cリーグを3位から逆転して制した習志野の選手は、この発表に並んでいない。習志野はリーグ戦8試合で5失点、首位の桐生一と2位の中央学院が最終節で相次いで敗れ、佐野日大に勝って順位をひっくり返した。チームが持ち帰ったのはBリーグ復帰と、U-16全国大会であるミズノチャンピオンシップのプレーオフ進出という二つ。個人の名前の行だけが増えない。
ナイジェリアサッカー連盟のサイトに、U-17女子代表フラミンゴスへ向けた言葉が出ていました。事務局長代行のエマニュエル・イクペメ氏が、コートジボワールで行われたWAFU-B U-17 Girls Cupでの戦いぶりを称え、同じ気持ちで今月モロッコで始まるFIFA U-17女子ワールドカップに臨み、最後は表彰台を狙えと求めている。主将のハーモニー・チディは、連盟と国から預けられた信頼に応えると答えています。
表彰台という言い方は、どこまで行けば名前が残るかを一息で示す。3位まで。では日本の15歳と16歳は、どこまで行けば残るのか。関東ROOKIE LEAGUEで数えると、階層でいえばAとBまで、順位でいえばリーグを優勝してもCにいるかぎり個人の名前は出ない、ということになります。
載るのは、上に行かなかった1年生
昌平はBリーグで初優勝し、Aリーグ初昇格を決めた。開幕戦で東海大相模に3-4で落としたあと7連勝し、最終節を前に優勝と昇格を確定させている。ゲキサカはこの優勝を伝えるときに、昌平は毎年のように昇格候補に挙げられながらROOKIE LEAGUEではなかなか安定しなかったと書き、その理由として1年生からAチームやBチームでプレーする選手が多いことを挙げている。
つまり、この階層別の優秀選手に名前が出るのは、1年生年代に残っていた1年生ということになる。春先に上のカテゴリーへ引き上げられた子は、90分のリーグ戦に出ていないので選ばれようがない。評価が上か下かではなく、その日どこのグラウンドにいたかの違い。1年生年代の順位表がその学校の誰を上に出したかを写している話と同じことが、個人の表彰の側でも起きている。
高校1年生の名前が公に残る場所を他に探すと、県単位の高円宮杯JFA U-16サッカーリーグがある。埼玉だと県協会のサイトは案内だけで、全試合の表は県高体連サッカー専門部のページにあり、カテゴリーの表記は2種。インターハイも選手権も主役は3年生で、1年生の名前が全国の記録に載るには、だいたい二年待つことになる。
二年後に引ける行として
この二年が効いてくるのは、高校3年の夏から秋に出るJ内定の発表のときです。プレミアやプリンスに出ている学校の選手は出場試合数と出場分数という年間の累積で書かれ、全国リーグに属さない学校の選手はインターハイの得点と優秀選手という短期の実績で書かれる。どちらの書き方でも、根拠になるのは過去に公にされた行で、1年生のときの優秀選手はその一番下に置ける一行になる。
だから、階層ごとの優秀選手は小さな名誉の話ではなく、16歳の名前をどこまで記録に残すかという配り方の話になる。いまのところ、関東ROOKIE LEAGUEではその行がAとBの二つぶん。Cリーグで8試合を戦って優勝した1年生には、昇格というチームの結果だけが渡される。
来年の秋も同じページを開き、優秀選手の見出しがAとBで終わっているのか、Cリーグの名前がそこに足されているのかを、順位表より先に確かめる。
出典: thenff.com(2026-10-03)