島耕作のアジア立志伝第四話「張瑞敏」
Jリーグが再開しました。どうしてもW杯と比較して観てまうんですが、とにかく今後日本サッカーが取り組むべき課題として、「スピード」がキーワードになると思います。
パススピード、攻守の切替のスピード、状況判断のスピード、走力、攻撃のリズムやドリブルの緩急、DFラインの押し上げスピード。全部そう。
DFラインで何となく意味のないパス交換。そのパス交換のパススピード。仕方がないですが、観てても面白くないし、期待出来そうな選手が少ない。
今日はテレビで、
FC東京vs鹿島アントラーズ
名古屋グランパスvs徳島ヴォルティス
の試合をチャンネルを変えながら観ていましたが、全体を通してプロフェッショナルを感じたのは名古屋グランパスの田中マルクス闘莉王選手。
とにかくつまらなかったので、志村動物園にチャンネルを変えてしまいました。
上に紹介した動画はmasayanオススメの番組です。この動画では、海尓(ハイアール)という中国メーカーのCEOである「張瑞敏」の人事改革を取り上げています。サッカーと関連づけた時、当てはまることや活かせることが非常に多かったです。
この企業はメーカーポジションとして、市場のニーズをいち早く汲み取り、商品開発のスピードを上げる人事改革を設定。誰しもがCEOのような意識と責任感を持つことようにし向け、会社としてその制度や環境を整え、企業は「人」の考えの元に成長してきたようです。
サッカーチームでも置き換えることができます。選手がチームの一員として貢献するだけでなく、一人一人がキャプテンシーを持ち、監督やコーチは成果に見合った選手の評価をすることが大事です。
W杯日本代表を振り返ると、23名選ばれた選手のうち、一人一人がキャプテンシーを持ち試合に臨むことが出来ていたでしょうか。おそらくノーでしょう。そもそも監督が地に足が着いていないまま試合に臨んでいたような気がします。それがメンバー交代やシステム変更に顕著に現れていたと思います。
テーマが二転三転散らかりましたが、ほんまに言いたいことが多すぎます。現実社会を見た時に、学ぶことが非常に多いなぁと言うことと、その社会で起きてることは、何でもサッカーに置き換えることができると言うこと。
日本のサッカーは常に世界を意識し、改めて選手やスタッフ個々の意識を改革することが、非常に大事なのではないかなと思います。
今後は今より多くの中国企業がグローバル企業として台頭してくることは間違いありませんので、もしかしたら中国スーパーリーグがオイルマネーに変わるスポンサーマネーにより、アジアサッカー界を牽引するクラブが現れんちゃうかなと…
実力でもなんやかんやアジアチャンピオンズリーグで結果残してるのは中国クラブの広州恒大やったりするしね。
まぁ、「中国超級・広州恒大が大金をぶっこむ理由」こんな記事もあるが、中国に見習うことは、経済でもサッカーでも多くなりそうな気がしてならん。