GKの技術は1回2,000円で売られている。木曜18時半からの8回に、誰が何を積むのか

ゴールキーパーグローブを一組。中学1年生が木曜の夕方に持っていくものとして、案内の持ち物の欄にそう書いてあります。あとはスパイクと飲料水、それにプレーのできる服装。

水戸ホーリーホックが出しているGKスクールの中学生コース、後期の案内。対象は中学1年から3年、木曜の18時30分から20時まで、全8回で9月17日から12月17日まで。参加費は1回2,000円、参加するときに現金で払う。各回ごとに申し込みができる。

ここで手が止まりました。月謝ではない。1回いくら、で売られている。

ガーナサッカー協会が、U15代表がアカデミーのチームと同じ日に2試合をこなしたことを載せています。5対1、続いて6対1。10月22日から31日にアゼルバイジャンで行われるFIFA U-15ワールドカップ&フェスティバル2026に向けて準備試合を並べていく途中の1日で、技術スタッフはその試合の中で選手を見続けている、とある。

10月22日という日付が先に決まっていて、そこまでの試合を並べる。代表の準備はこの順で組まれる。日本の中学生のGKに用意されている8回は、逆です。締め切りが先にあるのではなく、1回ずつ値段が付いて棚に並んでいて、買う側が回を選ぶ。3か月のあいだに木曜が何回かあって、そのうちのどれに2,000円を払うかを家庭が決める。

8回目のテーマだけが空いている

回ごとの中身が案内に出ています。1回目が基礎技術で、パワーポジションとキャッチング、ダイビング、それにリカバリーアクション。2回目がポジショニング。3回目がダイビングと爆発的パワー。4回目と5回目がクロスで、ジャンピングキャッチとパンチング。6回目と7回目が1vsGKで、ボールを奪うところと、近い距離からのシュートストップ。

そして8回目が、1回目から7回目の達成度に応じて決定。

最後の1回だけ、テーマが空けてある。各回ごとに申し込めるということは、教える側は毎週同じ顔が揃う前提で組めないということでもある。それでも1回目から順に積み上がる並べ方にしてあって、12月17日の中身は先に紙に書かない。来た子がどこまで来たかを見てから決める、という意味ではないかと。指導の設計としてはかなり誠実なやり方で、同時に、8回のうち何回買えたかが最後の1回の中身を左右することにもなる。

フィールドの子は、チームの練習の中で覚える

フィールドプレーヤーの技術に、こういう1回いくらの値札は付いていない。チームの練習のなかで覚える形になっているからで、追加のお金も追加の曜日も要らない。GKだけが、チームの練習とは別の日に、別の会計で足しにいく。

クラブは中学生年代を「大人のサッカーの入り口」と説明しています。その入口で、専門の技術には2,000円と木曜の18時30分という条件が付いている。18時30分開始なら学校から直行で、終わるのは20時。送る人と迎える人がいる家庭でないと、8回のうち何回かは最初から買えない。参加費より先に支払い方法と持参物と開始時刻が効いてくる話は、8歳のセレクションの案内で一度書きました。中学生のGKスクールでも、効いてくるものは同じ並びです。年齢が上がっても、平日夕方と現金という条件は消えない。

選ばれる場は、別のところに置かれている

GKの専門教育はもう一層あって、そちらは選抜です。徳島ヴォルティスジュニアユースの井上蒼士郎選手はJFAナショナルGKキャンプに選ばれている。教える側にもGKライセンスという別建ての資格が置かれていて、フィールドの指導者資格とは別に段階が振られている。専門職として扱われているということ。

ただ、キャンプに名前が載るより前の平日の夜は、1回2,000円の木曜です。GKの育成を語るとき、キャンプの選出メンバーの名前は流れてくるけれど、その前に何回ぶんを買えたかは誰も集計していない。同じ学年の同じクラブの中で、8回来た子と3回来た子がいる。その差は能力の話ではなく、木曜の夜に車を出せるかどうかの話として先に発生している。

12月17日に何をやるかは、9月17日からの木曜に何が積まれたかを見てから決まる。1回2,000円で8回。中学生年代の入口で、GKの専門指導に付いている値段はその額です。

出典: www.ghanafa.org(2026-09-16)

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