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Jリーグ秋春制移行の課題と選手の健康を守るための解決策

サッカーへの関わり方が異なる3人が、最新の「Jリーグ秋春制移行の課題と選手の健康を守るための解決策」について、それぞれの意見を語り合いました。

立場の違いから生まれる発見や共感、スポーツを通して見えてくる人生の機微。
ピッチで繰り広げられるドラマが、私たちに問いかけるものとは。

情熱と冷静さが交錯する3人の対話から、大きな反響を呼ぶ今のニュースについて、垣根を越えてサッカーの奥深さと魅力に迫ります。

遠藤さん 
サッカーの育成現場指導者として最前線に立つ元プロサッカー選手。

生田さん 
IT企業を経営する現役サッカー選手。1年に1度だけプレー。

櫻井さん 
サッカーに興味を持つ人と話すことが好きなサッカー式の女優。

生田:遠藤さん、この話題どう思う? 2026年からJリーグが秋春制に移行するのに、8月上旬開幕って、結局暑さを避ける意味が薄れちゃってるんじゃないですか?

遠藤:確かにそうですね。その矛盾点は大きいですよ。酷暑を避ける目的で秋春制に移行するのに、ピークの暑さが続く8月上旬に開幕するのでは本末転倒ですよね。

櫻井:そうですよね。じゃあ、なんでそんなことになったんでしょうか?20チーム制にすることで何かメリットがあるんですか?

生田:J1リーグの価値向上を図るためにチーム数を拡大するそうですが、具体的にはどういう価値が向上するのか明確じゃないですね。放映権の関係とも言われていますが。

遠藤:確かに、放映権の収益増加が狙いだと思います。多くの試合を提供することで放映権料が増えるという考えですが、それだけで選手や観客の健康を犠牲にするのは問題です。

櫻井:選手の健康が一番大事ですよね。でも、8月上旬から始めるとして、もっと試合時間を涼しい時間帯にするなど対策はできないものでしょうか?

生田:それも一つの方法ですけど、あまりに遅い時間にすると観戦する人たちも困りますよね。特に家族連れとか。

遠藤:そうですね。あと、選手の練習や準備も難しくなります。夜遅い時間だと次の日のリカバリーに影響が出ますし。

櫻井:そう考えると、やはりシーズンの開始時期自体をもっとずらす必要があるのかもしれませんね。9月上旬からのスタートが理想的でしょうか?

生田:その方が良いと思います。しかし、38節を消化しなければならないので試合数が多く、どこかで無理をしないといけないんですよね。

遠藤:そうですね。結局、試合数を減らすか、スケジュールをさらに圧縮するかという選択肢になってしまいます。

櫻井:じゃあ、試合数を減らすのは現実的なんですか?他の方法で改善できる部分はないかしら?

生田:試合数を減らすとなると、チーム数を元に戻すか、プレーオフ方式を採用するなどの改革が必要ですね。

遠藤:確かに。プレーオフ方式なら、リーグ戦の試合数を減らしつつ、競技の興奮を維持できるかもしれません。

櫻井:それなら、ファンも試合数が増えることで観戦機会が減ることがないですし、選手の負担も軽減できそうです。

生田:そうですね。それに、選手の国際移籍や代表チームの強化も考えると、もう少し柔軟なスケジュールが必要ですね。

遠藤:そうですね。Jリーグ全体がさらに成長するためには、選手の健康を第一に考えたスケジュール調整が欠かせません。

櫻井:やはり、サッカーを見る側も、する側も、健康や安全が最優先ですね。皆さんの意見、とても参考になりました。

サッカーを観るそれぞれの立場や視点からの意見交換は本当に興味深いものでした。

次回も3人がどんな話をしてくれるか楽しみですね!ぜひご期待ください!

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