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短いサッカー人生の中で君は何ができるのか


プレーするカテゴリーによってシーズンの過ごし方はそれぞれ違います。


どうでしょう。
あなたは今どんな一年を過ごしていますか?


毎週どこかでサッカーの試合に出場し、毎日決まった時間にトレーニングを積む。


トレーニングが嫌いな人もいるでしょう。試合だけやっていればいいと思う人もいるかもしれません。


そんなことどっちでもいいかもしれませんが、あなたにはいつまでサッカーを続ける気持ちがあるのでしょうか。


サッカー人生は短いよ

小学校、中学校、高校、大学、歳を重ねるにつれて1年が過ぎる早さの感じ方が異なります。


それはサッカーをしていてもしていなくても同じことが言えるでしょう。


とにかく青春の10代20代はあっという間に過ぎてしまい、振り返った時には10年前、20年前のことになっているのです。


おそらく想像すらできないかもしれません。自分が20歳や30歳になることを。


そして、その歳に自分がどこで誰とどんなクラブでサッカーをしているのか。想像できる訳がありません。


社会人サッカー?Jリーグ?ACミラン?ドルトムント?


想像出来なくても想像してみてください。あなたが10年後、20年後にどこでサッカーをしているかを。


やって後悔、やらなくて後悔

チャンスは誰にでも巡ってくるでしょう。例え普段からサッカーで目立つ選手ではなくても、誰にでもチャンスは与えられるはずです。


チャンスをチャンスと感じるかどうかは別問題ですが、そのチャンスを掴むかどうかはその人の準備や掴み取る勇気があるかないかで、今後の進む道が変わるのかもしれません。


何をチャンスと捉えるかは自由です。


ただ、短いサッカー人生の中で言えば、自分がプレーできる(試合に出場できる)環境や、自分が上と感じることができるレベル(上位カテゴリー)に進むことのどちらも大切なことでしょう。


その瞬間、その判断、その決断には相当な不安や真っ暗で先が何も見えない感覚に陥るかもしれません。


しかし、その道がチャンスという形で示されたのならば、進んで後悔することと、進まずして後悔することの、どちらが短いサッカー人生にとって適当であるかを選択しなければなりません。


その選択をいつでも出来るように、やはり普段から10年後の自分や20年後の自分を想像して、チャンスを掴む準備と勇気を兼ね備える必要があるでしょう。


上を目指すために捨てるべきもの

何を捨てたらいいんでしょうか。別に捨てなくてもいいのかもしれません。


本当に捨てるべきものは、上に行くために自分にとってブレーキとなっているような要素であるような気がします。


それが何なのか。


プライド?こだわり?言い訳?自分基準の評価?忍耐?反省?


どうでしょうか。捨てる必要があるものは何なのか。それを見極めることは非常に困難です。そんなことは大人になっても分かっていない人が大半なので、捨てるべきものが何なのか知らなくても問題ありません。


ただ、短いサッカー人生の中では捨てなければならないものは必ず出てくるでしょう。なぜなら迷っている間にサッカー人生を終えてしまっているような状況もあり得るからです。もっと言うと、捨てないで執着してしまうからサッカー人生が短いと感じるのかもしれません。


上を目指すために捨てる必要があると言いましたが、逆に捨てる必要があるのかさえも疑問です。


上を目指すにはどうすればいいのでしょうね。わかりません。分かっていたら今頃日本代表のメンバーでしょう。


ただこれだけは言えることとして、運否天賦で自分のサッカー人生を決めるのは不本意でしょう。


だからこそ自分で掴みとらなければならないチャンスや夢があるはずです。むしろそれがなければ上を目指す資格が、そもそもないかもしれません。


上にたどり着いた人(選手)が、全員が全員、チャンスを掴み取れたわけではないですし、夢を持っていたのかどうかもわかりません。それこそ運否天賦の世界で上り詰めたこととあり得るのです。


あなたが10年後の自分を想像できるのであれば、困難とぶつかることはないかもしれません。しかし、そんなことはあくまでも今の自分の知識や情報の範囲内でしかありません。


あなたは短いサッカー人生の中で何ができるでしょうか。

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