Jリーグ・アンダー22選抜はU-22日本代表やったらあかんのやろか

今週末にJリーグが開幕します。至る所でサッカー関係者やファンがJ1の順位を予想していますが、どうやら浦和レッズ、ガンバ大阪、鹿島アントラーズの3クラブの上位予想が人気のようです。 

ちなみに僕は川崎フロンターレと柏レイソルが上位に来て欲しいと思っています。この2つが1stステージの優勝争いをしてくれることを願い、2015シーズンは両クラブを応援したいと思います。

 Jリーグ開幕直前でJ1ばかりがメディアに取り上げられ、サッカー界の注目度が一点集中しているような気がしますが、本日は2つ下のカテゴリーのJ3クラブ「Jリーグ・アンダー22選抜」について。

 

Jリーグ・アンダー22選抜は、なぜU-22日本代表ではないのか

22歳以下のJリーグ選抜と言うクラブらしい

JFA強化担当技術委員長(当時)の原博実現専務理事が、2014シーズンからJリーグ入団間もない高卒選手の出場機会創出や若手育成を目的として、Jリーグに特別枠参加として創設したようです。

高校卒業後の数年は出場機会が少ないため、こうした年代の選手に試合経験を積ませることが狙い

育成はクラブがやるべきというところもあったが(選手を)出したいというクラブの方が多かった。いろんな意見はあったが、大筋としては理解してくれた

出典:http://ja.m.wikipedia.org/ 

いろんな議論を乗り越えスタートしたようですが、そもそも創設当時にはこんなことも述べていたようです。

高卒1、2年目の選手を中心に考える。協会で伸びる人材を選んで使いたい

出典:http://ja.m.wikipedia.org/ 

監督を任命しているけれども、出場機会を得ることのできる選手を決めるのは、あくまでも日本サッカー協会であると。

なるほど。

運営はJリーグ?それともJFA?

では、次にクラブの運営についてですが、基本的にクラブの運営については日本サッカー協会の単独責任と費用負担において管理するとしているようです。 

となると、万が一予期せぬ問題が出てきたときは、ワールドカップブラジル大会で散々な結果となった説明責任を果たすことや、アギーレ監督を解任して任命責任も果たせなかった協会なので、Jリーグ・アンダー22選抜の育成や運営に関しても責任をとることは一切ないという事でしょうか。 

本クラブに関する様々な特則を設けているようなので見てみましょう。

 
J3リーグへの特別参加枠チームに関する特則 

J3への参加費用はJFAより1,000万円が拠出されることになっていますが、実際の試合登録にあたっては試合参加料として、所属クラブがJFAに対して1試合ごとに選手1名につき35,000円(税抜)を支払うもの、と設定されているようです。
 

▼JFAの支出

J3参加料=-1,000万円 

▼JFAの収入

クラブ負担額@選手3.5万円×1試合ベンチ入り登録数16人×2015シーズン全38節=+2,128万円

▼JFAの収支

+1,128万円 

なるほど。

こんな単純な計算ではないと思いますが、なるほどと言う結果です。

それにしても、もう一度言いたくなるほどな。

U-22代表の方が良いではないか

多分、色々問題が出るからオリンピック世代の代表(ここではU-22)をJリーグに参加させることなんて不可能なんでしょうが、U-22日本代表の方がファンからすると魅力を感じるような気がするのだが…

選手にとってもアンダーの方がいいのでは?

サッカー人生で日本代表に選ばれることは名誉なことです。それがアンダーであっても、この世代はオリンピックに直結する代表として、相当の価値があると思います。 

一方、2015年シーズンのJリーグ・アンダー22選抜では、1993年1月1日以降に生まれた選手が登録され、なんと今年は213人も登録されたとのこと。

候補が多すぎて順番待ちみたいな気分になるが、登録メンバーは試合の前々日に招集され、前日に練習、そして当日は試合からの解散と言う流れです。 

そんな即席チームと、日本代表とでは、選手のモチベーションも試合への入り方も全然違うと思います。今頃選手間では選抜メンバーに選ばれることが罰ゲームだと思われているかもしれません。

 Jリーグ・アンダー22選抜に登録された選手の気持ちを代弁してみます。
※代弁と言うよりも勝手な想像ですが… 

①互いによく分からないプレースタイルの中でサッカーをすることを我慢しなければならない。 

②出場機会を増やす名目だが、無駄な登録だけさせられた挙句、出場機会はなしを受け入れなければならない。 

③アウェーの試合ばっかりで疲れて自クラブの練習に影響が出る。 

そして何より勝てない。2014シーズンは12クラブ中の10位でした。選手にとっては消化試合でしかないような気がします。

オリンピックを視野に入れる

育成と出場機会を与えるためと言うコンセプトはいいと思いますが、そもそもJリーグクラブで22歳以下の選手がJ3を戦うことで成長するとは思えません。参加するリーグがセリエBぐらいなら分かるかもしれません。 

毎回即席クラブのように選手の入れ替えを実施するよりも、確実にオリンピックに向けた調整をJ3でやる必要があると思います。 

本来ならば、U-22の日本代表レベルであれば、J3ではぶっちぎりで優勝しなければならない実力です。 

もちろん、サッカーは何が起こるか分かりませんが、アンダーカテゴリのトップチームである以上、J3のクラブに負けているようでは、育成や出場機会を与えるなどと言った綺麗事を言っているより、他にやらねばならぬことがたくさんあるはずです。 

Jリーグ・アンダー22選抜に登録された全員が全員、本来のプロに必要な実力の持ち主であるわけではありません。

中には3年後に引退する選手も含まれており、そもそもプロになる実力を疑うような選手もいるかもしれません。 

登録選手全員を対象に出場機会を与えているようでは、むしろ機会の損失のような気がします。

そんな暇があれば、代表のチーム作りを本格的に行い、オリンピックで結果が残せるようなメンバー選考の一つにしてもらいたいところです。

 オリンピック代表の中心選手は、オーバーエイジの選手、もしくは海外組となるでしょうから、残りのメンバーで原石を見つけることや、U-18の選手のステップアップの場所程度に考えたほうがいいのではないでしょうか。

これいつまで続くの?

若手選手に出場機会を与える、育成することが目的なら、2014シーズンで運用してみてどうだったのかを振り返ることが必要です。そもそも振り返ったのでしょうか… 

選考基準と結果しか見ていませんが、それだけで失敗では?と感じてしまったのは気のせいでしょうか。

孫正義は漢字の「勇」の文字から、以下のように語っています。

攻める勇気、退却する勇気。退却する勇気は、10倍の勇気がいる。これは本当に欠かせない。繰り返し言っとく。退却の勇気がないリーダーは、会社を滅ぼす、国を滅ぼす。退却するというのは10倍難しい。

出典:http://logmi.jp/ 

また、こうも語っています。

意地でやる奴はバカだと思え。退却できない奴はバカだと思え、退却できない奴はケチだと思え。そんなケチな奴がリーダーになっちゃいけないということですね。それは無能というんです、私の中では。退却できない奴、車で言えばブレーキの付いてない車が、どれほど危険か。バックできない車がどれほど危険かということですね。

出典:http://logmi.jp/ 

最近の日本サッカー界を孫正義が見ると、バカな人の集まりと評価されるのでしょうか。 

213人も登録して、90分38節分を均等に出場機会を与えるとなると、一人当たりの出場機会は16分です。1試合でベンチも含め16人全員が出場しても257分です。

90分のゲームの中で3分程度ボールを持つのが平均と言われる中で、出場機会は1年間で3試合満たず。計9分で何をすればいいのでしょうか。 

誰か教えてください。

Share on FacebookTweet about this on Twitter

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です