スターバックスのCEOであるHoward Schultz（ハワード・シュルツ）氏は、おいしいコーヒーを夢見るXeroxの営業マンやったらしい。Ralph Lauren（ラルフ・ローレン）氏は、Brooks Brothersの営業アシスタントやったらしい。
若い頃から自分の進む道を心に決めて突き進む人もおるし、人生の中で都度、その時々で最良と思われる判断をし、今の「これかい！」って言う場所にたどり着いてる人もいる。
自分が本当にやりたいことがわかっているならそっちに進むべきやし、やりたいことがわからへんなら、今やってることに真摯に取り組みながら次を模索すればいい。※後者の場合は結局流れに身を委ねるだけの場合が多いが…。
さて、これをサッカーに置き換えるとですね、25歳て前に書いた記事「サッカーで言う選手のクオリティとはなんぞや」でも触れたように、サッカー選手の引退ピークの時期を迎えとるわけです。せやから25歳でサッカー人生を考えるなんて遅すぎる！稀に元イタリア代表のAngelo Di Livio（ディ・リービオ）みたいに29歳で代表初招集されることもあるが。ものすごい稀やんそんなんて。
ほな今実際Ｊリーグでプレーしてる選手の人って「俺、今日からＪリーガー目指すわぁ！」なんて、いつから本格的に決意したんやろか。ちなみにワタシは本田様と一緒で、小学生6年生では既に「セリエAでプレーする（←一緒なんはここまで）！もしくは家なき子になってる！」って良く言うてましたけど何か？
25歳頃がピークを迎えるサッカーの場合は、サッカーで上を目指すんか、サッカーをやめるんか、どないしようか迷う時期がまだ成長段階の比較的早い年齢で来るよね。それが中学なんか高校なんか大学なんかそれぞれやけど。
カテゴリが上がる時にはどのチームでプレーしたらええかとか、誰の元で指導を受けたらええんとか、それこそサッカーを続けようかどうしようか判断するには、はっきり言ってほんま情報が不足してるよね。そんな状況やからサッカーをどうするなんて決断できひんし、周りも周りで的確なアドバイスもできひんと思う。
怪我で断念せざるを得ないこともあるやろうし、心技体が周りに追いつかれることもあるやろうし、急に背が伸びて大型選手と言われることもあるし。理由がどうであれ、やっぱ自分で無理に決断するのを急ぐ必要はないんかなと。かと言って、無理に続ける必要もないのかとも。なんや？夢見るだけでええんかいな？
いや、あかんな。やっぱ早い段階から上を目指すように決断して、全力で取り組まなな。紆余曲折あったとしても「サッカーが好き」って言う気持ちがあれば、上を目指してやり続けなあかん。諦めたらあきません！って15歳・18歳・22歳の自分にいいたい！笑。
それこそ「指導者ってほんまに導けてんの？ 」でも書いてるけど、指導者の言葉とか親の言葉とか、友人の言葉とかって大事になるんよねー。自分だけで決めると、間違った方向で進む時あるんよねー。まぁ周りが何と言おうと、最後に決断するのは自分やから、後で振り返って自分のためになったのか、周りを責めるのか、公開するのは自分やし、己の人生を心から心配してるのは己だけでもあるし。
※近しい人はほんまに心配してくれる
みんなから「アンタもうあかんからサッカーやめたら？」って言われてるけど、「やりたいねんけど、どうしてええかわからん！」っていう時があんのが育成年代のサッカー人！逆に、「ここまでやったんやから、まだ頑張りや！」って言われてるけど、「もう無理難ちゃうかなぁ…」って言うこともある。本人はもちろん、息子娘のサッカーを応援している親御さんも含めて。
ワタシも引退を決意した時はメンタルがほんまにドン底で、これまでサッカーに費やしてきた人生やった（サッカー以外にやることが見出せへんかった）から、心に大きな穴が空きましてん。
そんなこと感じてた時期に救われた言葉がありますねん。それは「諦めなければ無限の可能性。潔く止めれば無数の可能性。」
ポジティブすぎる！
前者後者どちらも！笑。
この言葉に何度も救われた過去がありました。※自分のポジティブ精神がそうさせたのか…？
よし、サッカーの進路で悩んでいる全国民の小学生・中学生・高校生・大学生！もしくは、その親御さん！またはコーチや監督！
進路相談ならぬ、愚痴でも何でも明確にポジティブに回答致します。このポジティブ精神で！
※サッカーではそれなりの道を進み、それなりの経験を持ち、それなりの考えがあります。
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