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Jリーガーとファン・サポーターの関係


アイドルとファンの間で起こった痛ましい事件が騒がれている中、つい先日も福山雅治さんの自宅にマンション・コンシェルジェの女が住居侵入の容疑で逮捕されている。


スターとファンの間で起こったこよような事件は、サッカー界でも起こり得るのかどうか考えてみた。


当然ながら、Jリーガーはスポットライトを浴びる立場として、不特定多数のファンやサポーターがつく。


そのJリーガーとファン・サポーターとの関係性はいかに。


近くて遠い存在

Jリーグのサポーターの一部には、コアサポーターと呼ばれる人がいる。


クラブを応援している人、選手を応援している人など、応援する対象は人それぞれだが、スタジアムへ毎回足を運んだり、練習場に行ってサインを求めたり、ファンやサポーターの中でもコアサポーターは、クラブや選手にとっても特別な存在だ。


今の時代、誰でもアイドル・タレント活動をした時点から、自分をアイドル・タレントと名乗ることができるが、自分をJリーガーだとはそう簡単には名乗れない。


Jリーグクラブに所属して初めて自分はJリーガーだと名乗ることができる。


そのJリーグクラブに入団し、晴れてJリーガーとなった新人選手や、移籍して加入した選手にとって、自分より先にそのクラブのサポーターとなっているコアなサポーターが必ず存在する。


そんなコアサポーターから熱烈な歓迎を受けるのも、また恒例の行事と言って良い。


そこで必ず感じるのは、受け取る側の受け取り方にもよるが、サポーターとの距離感だろう。近すぎず遠すぎず、付かず離れずと曖昧で微妙な間合いがあればまだいいが、受け取り方によっては相当なアプローチとプレッシャーを感じるかもしれない。


要するに、サポーターとの距離が思った以上にとても近い。これは選手側の目線であるが、一方のサポーターからの目線は、どんなに近づこうとしてもやはりJリーガーは遠い存在であることが言える。


サポーター同士で話す時も、大阪人がテレビに出るような人をあたかも知り合いかのように呼ぶような感覚以上に、選手のことを我が子のように話す時がある。それでも遠い存在には変わりない。


Jリーガーとサポーターはそんな近くて遠い関係性を築いている。


情報発信の真偽

Jリーガーだけでなく、世界各国のサッカー選手がtwitterやFacebookなど、SNSと呼ばれるネットワークサービスを利用している。ここで自分自身の情報を誰かに向けて発信するのである。


情報発信に制限をかけることは可能だが、広く公に発信する情報として、ブログなども活用されている。


当然、ファンやサポーターは好きな選手が直接発信するこのような情報を見逃すはずがない。人によっては24時間、時間があれば常にチェックしている人もいるくらいだ。


発信する方も、少なからずサポーターや誰かの存在を気にしながら発信しているだろう。


昨日、Mr.Children、ナオト・インティライミが所属するプロダクション「株式会社エンジン」から、6月9日に正式スタートする「大久保嘉人Official Supporters Club」の先行登録開始が発表された。


大久保嘉人は、所属しているこのマネジメント会社の提案により、以前よりアメブロで公式ブログを立ち上げるなどしていた。おそらく、大久保嘉人Official Supporters Clubへの布石であり、6月9日から本格的にマネタイズを図る狙いだろう。


そんなことはさておき、サポーターとしてはやはり大久保嘉人の公式サポーターとしてサポートできる環境があるなら加わりたい心境だろう。たとえそれが有料であったとしてもだ。


無料か有料かは別として、選手自ら簡単に情報を発信することができるこの時代に、メディアを通さない生の想いを伝えることができるのは活用する他ない。

しかし、活用の仕方を間違ってしまえば冒頭に述べたような事件に巻き込まれかねない可能性があることも知っておかねばならない。


ビジネスな付き合いを、うまく長く潔く

Jリーガーとなれば、試合に出場していないどんな選手であれ、周りに与える影響力や発言力を持っていることを忘れてはならない。


そして、それを常にチェックしているファンやサポーターがいることを頭に入れておく必要がある。


例えばプロサッカー選手を引退してもいつまでも熱く支えてくれる本当のファンやサポーターもいる。そのような人とは自然と心を開いて対話したくなるかもしれない。


また、サポーターの中でも自分だけ特別扱いされていると勘違いして、選手としては不本意な好意を持たれることもあるかもしれない。


どちらにせよ、プロサッカー選手である以上はある程度自分の立場をわきまえ、プロとしての情報発信に徹するのが無難な方法かと思われる。


要するに、ある種のビジネスとしての付き合い、ファンやサポーターとの関係性は、うまく長く潔く行うことが不可欠である。

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