インテル買収劇で考えるJリーグクラブのチャイナマネーリスク


突然、あなたの所属するクラブ、応援するクラブがどこか知らない国の知らない企業に買収されたらどう思うだろうか。


Jリーグでも日本法人限定ではあるが外資系資本を容認している以上、いつどこかのクラブが買収されてもおかしくはない。


今の今、Jリーグクラブは買収されていない。水面下で色んな動きはあるだろうが、買収されていないと言うことは、言い換えればクラブに魅力を感じてもらえていないことになる。
※ビジネス要素が強い


堀江貴文ことホリエモンの見解は逆で、課題や問題を解決すれば、プレミアリーグを追い越すポテンシャルを持ったJリーグを、魅力的な投資対象と位置付けている。


相も変わらず、買収元の企業は国を挙げてサッカーに力を入れ始めたチャイナマネーかオイルマネーを有する中東企業またはオーナーである。


潤沢な資金を持つ企業がJリーグクラブを買収する日もそう遠くはない。


イタリアセリエAの巨塔インテルを侵食したチャイナマネー

中国の蘇寧グループとセリエAのインテルは共同会見を南京で開催したことは記憶に新しい。


蘇寧グループが2.7億ユーロ(約327億円)でインテルの株式68.55%を買収し、戦略的提携を結んだことをその場で発表しており、蘇寧グループの張近東会長やインテルのエリック・トヒル会長、ハビエル・サネッティ副会長らが出席したのである。


サッカー愛を惜しみなく私生活に持ち込んでくるイタリア人からすると、Football Club Internazionale Milanoの買収をどう見ているのかが非常に気になるところだ。


インテルを買収した蘇寧グループは、ソフトバンクが大株主であるアリババに筆頭するような中国の小売大手グループである。


皆様に分かりやすく説明すると、中国人ツアーが多数訪れる「爆買」の聖地である秋葉原の、日本国内最大規模の免税店ラオックス株式会社の親会社が蘇寧電器であり、蘇寧集団(蘇寧グループ)なのです。

http://www.laox.co.jp/


また、皆様に分かりにくい説明をプラスすると、その蘇寧グループは阿里巴巴集団(アリババグループ)からの資本も受け入れているらしく、その阿里巴巴集団は、孫正義率いるソフトバンクが大株主でもあるのです。


中国サッカー界が欧州主要クラブの経営権を握るのはこれが初となるが、チャイナマネーが世界のサッカー界を侵食することも珍しくはなくなってきているのが現状だ。


国内でもサッカークラブ江蘇蘇寧を保有しており、会長の張近東はインテル買収に関して以下のようなコメントを残している。


インテルの株式取得は蘇寧グループのスポーツ部門、健康・ライフスタイル市場のキャンペーン戦略のうちの一つである


この買収は江蘇蘇寧の技術面や運営面を向上させるだけではなく、蘇寧グループが欧州、そして世界的なブランドになるための手助けとなる


今後はこのようなコメントの中に、Jリーグクラブの名前が入り、日本市場を大きなマーケットとして参入する外資系企業があらわれるのだろう。


チャイナマネーが生まれるわけ

皆様はチャイナには、なぜそこまでお金があるのかと言う疑問は生まれるだろうか。13億人を超える人口を誇る大陸は、圧倒的な労働力を武器に急激な発展を経て世界第二位の大国へと変貌したのである。


皆様が手にしているものは、ほとんどは中国で作られているものでしょう。繊維品に関して言うと、世界の90%以上が中国で作られているのが現状です。


要するに、圧倒的な労働力で、圧倒的なコストを生み出し、圧倒的な利益を得る構造です。


そんな中国も段々世界の生産工場から世界最大規模のマーケットへと姿を変えつつありますが、多くの華僑は人件費が高騰した中国から東南アジアに拠点を移し、まだまだ世界の生産工場として莫大な利益を得ており、外貨を中国に送金しているのです。


ある分野のスペシャリストとして本気で大陸に渡り、日本品質のモノを本気で生産すれば、得るであろう莫大な資金でJリーグクラブを買収することができるのではないでしょうか。


Jリーグクラブもいつか買収される


「浦和赤菱有限公司」がやってくる日 ・・・三菱自動車による浦和レッズの売却についてグローバルに考える


少し長いですが、面白い内容の記事を見つけました。時間があれば見ることをオススメします。


いつしかインテルミラノがチャイナマネーに買収されたように、必ずJリーグにもチャイナマネーが舞い込んでくるでしょう。


それを良しとするか、それを悪とするか、それぞれの立場で意見や見解は異なると思いますが、Jリーグクラブがチャイナマネーに買収される日は遠くはないでしょう。


決してリスクだけではないことを知っておかねばなりません。

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