指導者よりも賢い選手が現れたらどう対応するか

サッカーの指導者は色んな世代の方が活躍しています。年齢で言えば19歳~70歳以上の方も現役で活躍されています。素晴らしいことです。 

指導者と言うと大抵は育成年代の子どもたちへサッカーを教えることを想像できますが、その指導する子どもたちが大人の自分よりも賢い場合は少し面倒ですよね。

教え導く者。指導する者。教育やスポーツ、芸道などの他に、政治、経営、宗教などについても用いられる。コーチ、あるいはリーダー。

出典:http://www.weblio.jp/ 

こちらは指導者の定義です。教え導くはずが、こどもに「それは違うと思います」と言われたら…

恐ろしいですが、そういう時代はもう目の前にやって来ているのです。 

本日はそんな頭のきれる子どもが指導する選手で現れた場合、どのように対応すればいいかを考えてみます。

育成年代の選手で指導者に意見する選手は意外と少ない

育成年代の選手は指導者の言葉を何でも吸収するので、指導者の言うことに反発することは稀かもしれません。 

ではなぜ反発しないのでしょうか? 

反発と言うと適当ではありませんが、要するにあなたが指導したことに対して、U12歳、U15歳、U18歳の選手が自分の意見をズバズバ言ってくるようなことです。本田圭佑みたいな選手が現れた場合と言えば分かりやすいかもしれません。選手同士で意見するのではなく、ここでは指導者に対して意見することです。 

選手が反論(意見)しない理由 

理由①
それは教えられているのがサッカーだから 

理由②
日本人だから 

理由③
導けていないから 

どういうことでしょうか?

理由①は、あなた以外にサッカーを教える人が少ない(いない)から。 

理由②は、選手はまじめになればなるほど、話しを聞く=いい選手だと勘違いするから。 

理由③は、そもそも選手が自分の意見を持つほど指導者が導けていないから。 

特に理由①は経験値の少ない選手は、今教えられている指導者の言うことが「サッカー」の全てだと考えている可能性が高いです。それを理解した上で指導内容を考えることが望まれます。  

今後は本田圭佑の進化版選手がウヨウヨと現れる

突然あなたの前に想像力、発想力、整理力、直感力、記憶力、理解力、国語力に秀でた選手が現れたらどうしますか?そして、その全ての能力が指導者を上回っていたらどうしますか?能力を持った選手が育成年代のこどもで現れると恐ろしいと思いませんか? 

どちらかと言うと、自分の意見を言える選手は伸びると思いますが、それに対応する指導者は選手の言うことが正論であればあるほど、対応に困るかもしれません。 

選手はサッカーに関することで言うと、所属するクラブ以外で教わる機会が少ないのです。しかし、中には頭の回転が早く、指導者の言っていることに矛盾を感じたり、疑問を抱いたり、疑念を感じたりしている選手もいるかもしれません。ただ、サッカーを知らない(経験値が低い)ので、自分の言葉に置き換えて意見することが出来ていないだけです。 

今のところ選手が指導者に対して、思ったことを言葉にしていないだけ指導者は助かっていますが、今後は本田圭佑バリに思ったことをズバズバ意見してくる選手が増えるでしょう。 

そんな選手こそ「要するに何が言いたいや」と思っているかもしれません。そうなった時に、指導者としてどういう対応をすればいいのでしょうか。

指導する内容、言いたいこと、伝えたいことを整理する

できるだけシンプルに話しましょう。だらだらと話すのではなく、簡潔明瞭に説明することが求められます。 

要点をおさえる 「~するとどうなるか」 

理由を明確にする 「なぜなら理由として〜」 

具体的な例を出す 「メッシは~」 

要約して振り返る 「だから今のプレーは~することの方が可能性がある」 

つまり結論から話すことです。プレーだけの指導で言葉足らずのまま伝えるのも大事ですが、論理的に簡潔に説明した上で、そのプレーを見せた指導の方が、10倍ぐらい選手に響くと思います。 

また、指導する相手は子どもが対象なので、指導時には一つのセンテンスを短く切りながら、コンパクトに話すことを心がけるのもいいかもしれません。 

考えながら話すと、ダラダラになりがちですが、ちょっと言いたいこと(要点)をまとめてから話すとより良くなるでしょう。

指導の内容がものすごい良いことを言っていても、ダラダラと話していると、せっかくの内容が選手の頭の中を素通りし印象に残りません。

そして、相手からすると会話のキャッチボールもできませんので、欲求不満になることもあります。 

サッカーの指導は間違ってもプレーだけでは指導できないことを肝に銘じてください。プレーと言葉のコラボ指導で選手への伝わり方は全然違うのです。   ※70歳以上の指導者は言葉だけにしたほうが良さそうですが…

指導者こそ選手よりもサッカーの本質を知ること、そして伝え方を学ぶことが頭のキレる選手に対応する方法です。

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