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All need is football Vol.2

こんばんは。

前回は選手のマネージメントについて書かせていただきました。

今回はその選手達が海外でプロサッカー選手としてプレーする意義についてです。

現在、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸と世界中に日本人サッカー選手の活躍の場は拡がっています。

これは日本人選手のクオリティが世界で評価されていることに他ならない事実です。

そういった選手達の活躍をみて海外にチャレンジする選手が増える中、日本でダメでも海外ならという発想は半分正解で半分は間違いだと思います。

確かに世界100ヶ国以上でプロサッカーリーグが存在するという事は統計学的にも日本だけで考えるより、また日本がFIFAランキングで2016年3月時点で56位ですので、日本よりランキングが下の国ではチャンスが拡がるのは間違いありません。

ただ、半分間違いといったのは日本人としてハンディキャップを背負うのも事実だからです。

日本で生活していると気付きませんが、日本人程母国語以外を話せない国民は珍しいです。また日本ほど便利で恵まれている国はないと断言できます。

全く違う言語、習慣、環境といった異文化の中で、サッカー選手である前に1人の人間として生活していかなければならないわけです。

その上でサッカーの実力が認められて初めて契約に至ります。

現場では監督の評価が全てです。(違うケースもありますが、それはまた別の機会に)

まず監督が言っていることが理解できないと使ってもらえません。

サッカーだけできればプレーできるのは、本当にメッシくらいのタレントを持ったごく一部の選手だけです。

更に外国人としてプレーすると言うことはその国で助っ人としてプレーするということです。

ローカルの選手と同じ実力だったらわざわざ外国人枠を使う必要はありません。

そういった厳しい環境で契約を勝ち取る為にはその為の準備が必要です。

ビジネスでも何でもそうですが、そういった事前準備をするかしないかで結果は大きく変わってきます。

海外にチャレンジするにはそれなりの費用もかかります。

そこはしっかりと考えた上でチャレンジしてほしいですし、こちらもそういったサポートができればと思ってます。

そして、そこまでしっかりしてても、海外では日本ではあり得ない事が起こります。

必ず起こります。

これは、文化の違い、価値観の違いだけで片付けられるものではないと思いますが、

その話はまた別の機会に

チャオ

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