U-13の参加表では、浦和とクラブ与野が同じ列に名前を置いている

FC LAVIDA、GRANDE FC、クラブ与野。

埼玉県サッカー協会のサイトに上がっていたお知らせに、「第13回 2026 関東ユース(U-13)サッカーリーグ」へ県から出ているチームとして載っていた名前です。同じ並びに、浦和レッドダイヤモンズジュニアユース、RB大宮アルディージャU-15、ACアスミジ。六つのうち二つがJクラブの下部組織で、あとは街クラブ。中学1年生の年代のリーグで、この一覧が成立している。

コロンビアサッカー連盟が、FIFA U-15ワールドカップとフェスティバルへ向けた23人を公表した。10月8日から20日まで首都ボゴタの連盟の施設で準備し、そこからアゼルバイジャンへ移る。所属欄にはAtlético Nacional、Junior F.C.、Millonarios F.C.といったプロクラブの名前が並ぶ一方、Fútbol Pazから2人、CyclonesやTiendas Margosからも1人ずつ入っている。23人のうち、国を代表して渡航するのは14人。

Tiendas Margos。クラブというより店の名前に見えるそれが、代表の名簿でAtlético Nacionalの三つ下の行に置かれている。こういう並びを見たときに、日本には同じものがないと思いがちだけれど、埼玉の参加表はまさにそれでした。浦和とクラブ与野が、同じリーグの同じ参加チーム一覧に、上下の注釈もなく並んでいる。

県の上に、もう一段ある

U-13の試合環境は、県のリーグどまりで語られることが多い。実際には県リーグの上に関東ユース(U-13)サッカーリーグが置かれていて、それが第13回まで積まれている。中学に上がって最初の一年から、県をまたぐリーグ戦がある。

そして、そこに出る資格は所属母体で切られていない。FC LAVIDAもGRANDE FCもACアスミジも、Jクラブの看板を持たないまま同じ順位表に入っている。ジュニアユースの入口はクラブによって選考の段数も時期も違うけれど、入ったあとに並ぶ場所は、少なくともこのリーグでは同じ。12歳の冬にどこへ進んだかが、13歳の春の対戦相手をまるごと決めてしまうわけではない、ということになる。

面白いのは名前のずれ。RB大宮アルディージャU-15は、U-15という表記のままU-13のリーグに名前を出している。登録しているチームの名前と、出ている年代の名前が一致していない。リーグの名前が全国の何段目かを教えてくれない話と同じことが、チーム名の側でも起きている。外から見ている人間が、名前だけでその子がどの年代のどの段にいるのかを言い当てられる状態にはなっていません。

六つのうち四つ、を数える意味

参加表を「誰が強いか」の順に読むと、Jクラブの下部組織の名前だけが目に入る。「誰が入れているか」の順に読むと、埼玉の六つのうち四つが街クラブという並びになる。

この数え方を持っておくと、U-13という年代の見え方が変わる。全日本U-12が終わった子たちが8人制から11人制へ移るこの一年は、全国大会の形がまだ薄い。日程も詰まっていなくて、次の節まで三週間あく県リーグのような組み方も普通にある。そのうえで、県と地域の二層にちゃんとリーグ戦が置かれていて、そこにJクラブ以外の名前が過半を占めて入っている。日本のU-13は、大会の格ではなく参加の間口のほうで積み上がってきた年代だと読める。

コロンビアの23人は、ボゴタで12日間を過ごしたあと14人に絞られる。そこに残るかどうかより先に、Fútbol Pazに所属している子が代表の名簿に名前を載せられる状態が、あちらでは成立していた。日本でそれに当たるものを探すなら、年代別代表の選出の話より手前、13歳が春から誰と試合をしているかの一覧のほうではないかと。

次に開くのは関東以外のU-13リーグの参加表で、そこにJクラブの下部組織でない名前が何チーム載っているのかを、地域ごとに数えておきたい。

出典: fcf.com.co(2026-10-07)

評価 :5/5。