全日本U-12のパートナー欄に並ぶ46年と、2026年9月1日から始まった契約

12月26日から29日まで、鹿児島市。小学生年代の全国大会がその4日に置かれていて、手前の都道府県大会は10月から11月末まで続く。JFA 第50回全日本U-12サッカー大会の日程です。年の瀬に全国大会が来る年代は、育成年代を見渡してもここだけ。

その案内の下のほうに、U-12トップパートナーとして企業の名前が並んでいます。YKK株式会社が46年、花王株式会社が21年、日清オイリオグループ株式会社が20年、ゼビオ株式会社が19年、日本マクドナルド株式会社が15年。社名の横に、協賛を続けてきた年数が書き添えてある。大会が第50回なので、46年というのは、ほとんど始まったところから横にいるということになる。

ガーナサッカー協会が、10月4日に開幕したU17の大会の初日を伝えています。プランプラムのガーナマン・サッカー・センター・オブ・エクセレンスで、開幕のキックを蹴ったのは協会の役員ではなく、大会に名前を出しているKGLファウンデーションのプログラムマネージャー、ニー・サルペイ。大会名は2026 KGL Foundation Inter-Regional U17 Colts Championship で、10の地域協会の選抜と、BIG Boss、Prempeh Collegeという2つのGFAエリートアカデミーが一か所に集まる。協会のタレント・デベロップメント・スキームの一部として置かれている。

開幕のキックを蹴る人が財団の側にいて、大会名の頭にもその財団の名前が載っている。第50回全日本U-12は、そうなっていない。大会名はJFAの名前のままで、企業の名前は「U-12トップパートナー」という別の行に、年数と一緒に置かれる。前に出すか、後ろに年数で積むか。支える側の見え方が、ニー・サルペイの立ち位置と比べるとはっきり分かれている。

46年の隣に、半年あまりの契約が並ぶ

同じ一覧に、今年から入った名前が一つあります。株式会社ビックカメラ。ここだけ年数ではなく契約期間が書いてあって、2026年9月1日から2027年3月31日まで。都道府県大会が始まる前に契約が始まり、鹿児島の全国大会が終わって年度が変わるところで切れる。つまり、この第50回の一回ぶん。

46年と、一回ぶんが、同じ欄に並んでいる。育成年代の大会に入っている金には、年数で数えられるものと、大会単位で数えられるものの二種類があるということ。どちらが良いという話ではなく、数え方の単位が違う。

年数のほうが効くのは、この年代の人がよく入れ替わるからではないかと。小学生のチームは子どもが上がっていけば顔ぶれが変わる。教える人も替わるし、都道府県大会の運営に当たる人も替わる。そのあいだ、大会の名前と、12月末という日付だけが同じ形で残ってきた。年末に全国大会があるという年間カレンダーは、毎年そこに金が入り続けるという前提の上に乗っている。協賛が一年ごとに総入れ替えされる大会で、半世紀同じ時期に全国大会を置き続けるのは、たぶん難しい。

誰の財布が先に軽くなるか

育成年代の大会の費用を見るとき、こちらはいつも家の側から数えている。群馬のU-13で参加料が予選5,000円と決勝トーナメント5,000円に分かれていた話を書いたときもそうで、勝ち上がった日にもう一度お金の話が来る形になっていた。県の大会は、その都度チームから集めることで回っている。

全日本U-12の都道府県大会も、現場の負担がゼロということはない。それでも、46年・21年・20年・19年・15年という年数が一列に並ぶ大会と、毎年参加料で組み立て直す大会とでは、同じ「出場する」の重さが違ってくる。長く入っている金は、派手な設備ではなく、参加する側に請求されない部分として見えにくく効いている。U-12トップパートナーの一覧は、その見えにくい部分の領収書みたいなものだと思っている。

読む順番を変える

ガーナの大会は、スポンサーの名前が大会名の頭に出て、その担当者が開幕のキックを蹴った。日本の小学生年代は、大会名をJFAのままにして、協賛の長さを年数で後ろに積んだ。どちらも金が入っている事実は同じで、違うのは、その金が何年続いたかを公に数えているかどうか。

12月の鹿児島で誰が勝ったかは、年が明ければどこでも読める。先に見にいくのは、来年の案内で46年が47年になっているか、2026年9月1日から始まった名前がその列に残っているか。そこが変わった年こそ、小学生年代の大会の形が動く年になる。

出典: www.ghanafa.org(2026-10-04)

評価 :5/5。