負けたら終わる大会の数と、負けても次がある試合の数

8月14日にグループステージが始まり、18日にラウンド32、19日にラウンド16、21日に準々決勝、22日に準決勝、24日に決勝。第41回の日本クラブユースサッカー選手権(U-15)の日程をこの順に書き出して、一つのチームが夏に何試合やって帰ったのかを数えていました。グループの3日間で終わったチームと、24日の決勝で横浜F・マリノスジュニアユースと川崎フロンターレU-15生田が延長までやった試合とでは、同じ大会に出ても残る試合数がまるで違う。

西アフリカのU-17女子の大会で、参加予定だった1か国が辞退したため、方式が総当たりのリーグ戦に組み替えられました。9月16日に始まり、最終戦は9月27日。会場は2か所。1チーム抜けた穴を、試合数を削る方向ではなく、残ったチームが同じ数だけ試合をする方向で埋めています。

高校の一年は、四つの勝ち抜きと、その横のリーグでできている

青森県サッカー協会が出している2026年度のハンドブックには、年間カレンダーのあとに春季大会要項、高校総体要項、新人戦要項、高校サッカー選手権要項が並んで置かれています。四つとも負ければそこで終わる。県の高校年代の一年は、長くこの四つの日付を中心に組まれてきた。

そこに後から積まれたのがリーグ戦。高円宮杯JFA U-16サッカーリーグ2026 埼玉は1年生年代を切り出したリーグとして県単位で置かれ、告知は県サッカー協会、日程と結果の実体は県高体連サッカー専門部のページにある。その上にプリンスリーグ、さらにプレミアリーグが乗る。

この積み上がりは、選手の見つけられ方まで変えている。流通経済大柏高のDF大徳剛矢は、昨季のプレミアリーグで21試合に出場し、チーム最長の1883分を記録。カターレ富山が新加入内定を発表したとき、報道に根拠として並んだのはこの出場試合数と分数でした。負けたら終わる大会の結果ではなく、負けても次がある試合の合計が進路の材料になっている。

中学年代は、リーグに入れるかどうかが先に決まっている

U-13は県のリーグとして積まれていて、長野は第13回。8月29日の第12節の次が9月22日の第13節で、3週間以上あく。その上に第13回の関東ユース(U-13)リーグがあり、浦和レッドダイヤモンズジュニアユースのようなJクラブの下部組織と、クラブ与野のような街クラブが同じ参加表に並ぶ。

見落とせないのは、そこに入っていないチームのほう。群馬県サッカー協会は第29回の県サッカー協会長杯ユース(U-13)を、関東のリーグに参加していないチームを対象として告知しています。申込期限は10月23日、一次予選の代表者会議は10月29日19時から、参加料は予選5,000円と決勝トーナメント5,000円の別建て。リーグに入っていれば年間の日程が先に配られ、入っていなければ勝ち進むたびに払って試合を足すことになる。

U-15も似た形。クラブユース選手権に出られなかったチームはJCYインターシティトリムカップで戦い、そのMVP・MIP受賞者がメニコンカップの東西対抗戦に呼ばれる。夏に全国へ届かなかった側にも、次の日程が置いてある。女子では山口県のU-15女子サッカーリーグが、そのままJFA第31回全日本U-15女子サッカー選手権の県大会を兼ねる形で運営されています。チーム数が限られる年代で、年間のリーグ戦の日程を保ったまま全国への入口も同じ日程に置いた形。

見つけられ方が二つある

静岡学園高のDF林奏汰は、インターハイ優勝のあとにJリーグクラブの練習に参加し、9月の国際ユースサッカーin新潟に臨むU-17日本代表へ初めて招集されました。短期のトーナメントで一気に跳ねる型。大徳の21試合1883分は、一年かけて数字が伸びる型。夏の全国大会は一度負ければ次がないので、その年の評価が数日に集中する。

日本の育成年代は、この二つを両方持っている。ただし持ち方は年代で均等ではない。U-12には第50回の全日本U-12サッカー大会があり、U-15には第41回のクラブユース選手権がある。その間のU-13は、県リーグも関東リーグもまだ第13回。負けても次がある試合をどれだけ配られているかは、生まれ年が一つ違うだけで変わる。

優勝したチームの決勝の記事から読むのを、やめた。見たいのは勝敗表のいちばん下の行で、そこに何試合ぶんの数字が並んでいるか。負けたら終わる大会をいくつ持たされて、負けても次がある試合をいくつ配られているのかを、県協会と連盟の日程ページを順に開いて、チームごとに数え直していく。

出典: www.ghanafa.org(2026-09-13)

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