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ジュニアサッカーに注目して我が子を世界的プレーヤーに



Jリーグとインターネットの歴史を振り返ると、Jリーグの方が一足早く一般に普及したことをご存知でしょうか。


1993年開幕のJリーグに対し、1995年にマイクロソフト社から発売されたWindows95で一気に世に知れたインターネット。


2015年の今はGoogleやyahooと言った検索サイトで、誰でも無料で情報を取得することが可能となっています。


本日は、そんなインターネット環境が整っている現代で、クラブ側、保護者側の立場で少年サッカーについて、妄想してみたいと思います。


少年サッカーの情報を発信するクラブ


サッカーをしている少年(少女も含む)を持つ親は、少なからず少年サッカーに関する情報を、何らかの方法で取得したことがあるかもしれません。


毎日少年サッカー情報を取得する、定期的に取得する、気が向いたら取得する、必要な時に取得するなど、その人によって取得の頻度は異なります。


また、どのような情報を求めているかも異なります。下記は一般に求められているであろう少年サッカーに関する項目をピックアップしてみました。


クラブ概要
ビジョン
指導概念
入団方法
お問い合わせ先
月謝や活動費用
活動状況
評判・クチコミ
指導者のプロフィール
参加している大会
セレクションの日程
過去の成績
練習スケジュール
所属選手


上記は保護者が少年サッカーの情報を得る時に必要であろう項目の一部ですが、子どもに求める親の期待や願望によっても、取得したい情報が異なってきます。


サッカークラブ単体においては、そんな保護者のためにある程度の情報を開示することが望まれますが、今の今はまだ情報発信をそこまでしていなくても、クラブは十分に存続する時代です。


ただ、近い将来、こうしたクラブ情報を開示・発信しない少年サッカークラブは、いずれ淘汰されていくではないでしょうか。


なぜ企業が少年たちのサッカー情報を無料で公開してくれるのか

クラブ単体の情報を取得する人は、そのクラブの保護者や関係者、対戦相手やOBと言ったところでしょうか。


もう少し大きな視点で見てみると、クラブ単体だけにとどまらず、サッカー情報を取得すると言う人は、少年サッカーに関係する人と推測ができ、つまりは少年サッカーと言うカテゴリーに属した、選手・指導者・保護者・関係者となります。


おそらく、それ以外のカテゴリーや立場にある人が、日々少年サッカー情報をチェックしているとは思えません。


一方で、そんな少年たちのサッカー情報を企業の事業として日々発信してくれている企業があるのも事実です。


以下は、比較的多くの人に見られている少年サッカー情報サイトです。

ジュニアサッカーを応援しよう! 総合サイト


ジュニアサッカーを応援しよう!
出典:http://jr-soccer.jp


記事のカテゴリーとしては以下の通り。
ニュース
セレクション
部員募集情報
コラム
大会情報
チームデータ
チーム動画紹介
オンラインショップ

少年サッカーならサカイク|自分で考えるサッカーを子どもたちに。


少年サッカーならサカイク
出典:http://www.sakaiku.jp/


記事のカテゴリーとしては以下の通り。
トピックス
連載
コラム
エンタメ
練習メニュー
本・書籍
データ
週間ランキング
少年サッカー用語解説
編集部のおすすめ

ジュニアサッカーNEWS


ジュニアサッカーNEWS
出典:http://www.juniorsoccer-news.com/


記事のカテゴリーとしては以下の通り。
大会情報
トレセン情報
セレクション情報
中学生情報
おすすめ動画
保護者情報
都道府県別
お知らせ

企業が少年サッカー情報を扱う理由


このように少年サッカーを専門に扱う事業者は上記以外にも多数存在し、そのほとんどが無料でジュニアサッカー情報を配信してくれています。


企業がアマチュアでかつ少年たちを題材にする理由として、以下のようなことが考えられます。


①サッカーの未来を考えている
サッカーの未来を考えないことはありません。そうでなければ少年のサッカーを取り上げるという理由を探す方が難しいからと、そう信じたいところです。


②圧倒的にプレーヤー数が多い
2014年の選手登録数が更新されました。


サッカー選手数
参考:http://www.jfa.jp/


より広く自社サービスを伝えたいとなると、ターゲット母数が多いに越したことはありません。単純にそこを狙うのは確率の度合が高くなることが言えます。


③収益化しやすい
子ども=保護者といっても過言ではありません。ここではお金の出所を指し、子どものための情報やサービス・商品であれば、親であれば子どものために無理をしてでもお金を捻出する、そんな声が聞こえてきそうな気がします。


④ネタが多い
JFAが主催、または管轄する試合や大会は第4種=小学生が非常に多く、メディア側からしても掲載するネタが多いのではないでしょうか。


あなたが子どものサッカー情報提供者に


ブログやSNSと言った情報発信ツールが無料で使える時代ですが、親が我が子のサッカー成長期を常に配信している人はそこまで多くはありません。


今、そうした情報配信ツールを用いて親が我が子のプレーやサッカーを取りあげているのを見かけた場合、たいていの子がそこそこのサッカーレベル(ここでは年の割に技術があることを指す)に達しています。


個人的にはそこそこのレベルに到達していなくても、親がもっと我が子のサッカーを配信してもいいのではないかと感じています。


プライベート!個人情報!などと騒がれるかもしれませんが、Jリーガーや世界で活躍している有名選手は、幼少期から既に注目を浴びていることが多いので、幼い頃から我が子をアピールすることに何ら違和感を感じませんし、子どもが自ら配信するスキルがないからこそ、言葉を変えると親が子どもをマネージメントすることも必要なことではないでしょうか。
※但し、プレー面ではない。あくまでも仲介人的存在として。


ボールを扱うのが上手い子どもとサッカーが上手い子どもは違いますが、幼ければ幼いほどボールを扱うのが上手いだけで他のネガティヴ要素をカバーすることができます。


決して我が子のサッカースキルが低かろうがネガティヴになってはなりません。もっと少年サッカー情報を個人単位で発信してもいいと思いますし、インターネット時代に生まれた子どもを持つ親として、今後は発信していかねば子どもにとってのチャンスや機会を失ってしまう可能性もあります。


あなたの発信した我が子の情報が、バルセロナやバイエルン、コリンチャンスの育成担当の目に留まることがあることも忘れないでください。 世界はインターネットで既につながっているのです。

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