【対談コラム】サッカー × それぞれの視点
サッカーを軸に異なるフィールドで活躍する3名が集い、それぞれの視点から語り合う対談コラム。
育成年代の指導に最前線で携わる元プロサッカー選手・遠藤。
IT企業を経営しながら、年に一度だけピッチに立つ現役サッカー選手・生田。
サッカーに関心を持ち、サッカーを語ることを楽しむ女優・櫻井。
サッカーという共通のテーマを持ちながら、それぞれの立場や経験が異なる3人。
指導者の目線、経営者の視点、そしてサッカーを楽しむ側の感性。
交わることで生まれる新たな気づきや発見を、ぜひお楽しみください!
生田:この記事を読むと、平尾選手の向上心とチャンスへの意気込みがとても伝わってきますね。彼のような若手選手がどのように自分のポテンシャルを引き出していくのか、非常に興味があります。
遠藤:そうだね。平尾選手は得点ランキングトップに立っているということは、自分の能力をしっかりと発揮できている証拠だと思う。ただ、彼が反省しているように、試合中の得点が取れなかったことをどう改善するかが次のステップだ。
櫻井:プレーはよかったけど、最後の得点の質に不満を持つ彼の姿勢を見ていると、本当に成長していきたいという気持ちが強いんだね。だけど、得点以外にもポストプレーやチームプレーがあると思うけど、どうでしょう?
生田:その点については、まさに彼の献身的なプレーに注目してほしいですね。サッカーで言えば、「チームのために献身的にプレー」することで自分のビジネスでも成功を感じることが多いです。どこかしら再現性があるんですよ。
遠藤:その通りだね。個々のプレーも重要だけど、サッカーではチームとしてどれだけ貢献できるかが大きな要素だから。平尾選手もその辺を理解して、プレーの質を高めようとしているんだと思うよ。
櫻井:平尾選手は2005年生まれで、こうした若い選手でもすでに海外リーグでプレーする選手が多いと聞くと、どうしても競争は激しいですよね。これからのステップとして、何が大事なのでしょう?
生田:やはり視野を広げて、自分の強みをさらに強化することかなと。特に彼のようにこれまで代表経験のない選手にとっては、一つでもチャンスを得るために常にアピールし続けることが必要です。
遠藤:それに、フィジカルだけじゃなくて、メンタル面での強化も欠かせないね。国際舞台ではプレッシャーが増すから、それを乗り越えるためのメンタルの強さは非常に重要だ。
櫻井:そう考えると、彼が今目指している「2桁ゴール2桁アシスト」も具体的な目標で、そこに向けてのモチベーションが高まっているみたいですね。目標を持つことってやっぱり大事なんですね。
生田:その通り!目標設定はモチベーションを高めるだけでなく、進行状況を測るためのものさしにもなります。不確実な未来に向けて、少しでも具体的な進捗を実感できると、自分を信じる力が強くなりますからね。
遠藤:ただし、目標はあくまで自己成長のための指針だから、達成できなかったときも学びに変えていくことが大切。その意味で、彼のように反省点を見つけて改善していこうという姿勢は、本当に素晴らしいと思う。
櫻井:なんだかサッカーだけじゃなくて、私たちの仕事にも通じる話ですよね。このような若い人たちがどう成長していくのか、もっと応援したくなりました。
生田:はい、彼らのような次世代の可能性をしっかりと応援し、サポートしていきましょう。それがスポーツの本質であり、私たちが次に伝えていくべき大切なことですね。
遠藤:その通り。スポーツを通じて何を学ぶか、何を社会に還元するかが、選手たちだけでなく、関わるすべての人の役割になると思います。平尾選手のような若手に注目し続けていきたいですね。
櫻井:ありがとうございます、お二人の話を聞いて、より一層サッカーの見方が深まりました。これからもスポーツの魅力を広めていきましょう!